【消費財の革新を】【21卒】インテージの夏インターン体験記（文系/マーケティングリサーチコース）No.9485（早稲田大学/女性）（2020/6/11公開）

就活をする上で、「マーケティング」という言葉に惹かれたていたので、マーケティングリサーチが何なのか知りたかったからです。また、競合他社のサマーインターンシップに落ちてしまったので、ここに応募したというのもあります。

選考はESのみだったので、ホームページを読んで事業内容の理解に努めながら書くようにしました。応募が多ければ面接とも書いてありました。

とある消費財のマーケティングリサーチ

前半にやったこと

まずはグループを作るため、歩きながら個々で自己紹介をして一緒になりたい人とグループを作ります。（男女比は半々になるようにする）そして、会社説明とテーマ発表があります。そして、データを分析しながら、扱う製品をグループごとに決めます。

後半にやったこと

最後の方までアイデアを練っていましたが、プレゼンテーションに向けてパワポを作ったり、誰がどこを発表するかを決めたりしました。優勝すると全員の前でコメントをしなければなりませんが、本がもらえます。

役員と人事

インテージが出している本

たくさん指摘していただきましたが、「課題が明確でない。そのカテゴリーで1位の商品を分析して、なぜ自分の班が商品が1位になれないのかちゃんと見たのか？」と言われたのが最も印象的でした。

プレゼンテーション前日は近くのファミレスに終電まで籠もって、ひたすらアイデア出しと資料の作成をしていたのが大変でした。インターンの期間が長いので、体力的にキツかったですが、グループのメンバーがいい人ばかりだったのでどうにか乗り越えることができました。

インテージのインターンシップに参加する前は、「マーケティングリサーチ」の意味が正直よくわからなかったのですが、このインターンを通してとにかく大量のデータと向き合って、その商品、競合を分析してクライアントに提言を行うことが必要とされる業界なのだと知ることができました。

いきなり4P分析やプロダクト・ポートフォリオ・マネジメントなどをやらされるので、マーケティングのフレームワークを勉強しておけばよかったです。

まず、社員さんは人事の方しかお会いすることができませんでした。また、場所もずっと会議室で執務室を通ることもなかったです。そのため、働いている人の雰囲気を全く掴むことができませんでした。当時、職種もエンジニア系と文系職があることしか知りませんでしたが、本選考の時になってから文系の中でも営業とリサーチャーとディレクターがあることを知りました。

早期選考の方が受かりやすいと聞いたこと、自分の専攻とインテージが今後力を入れていきたい分野が重なっていたため、内定が出やすいと思いました。ニッチな業界なのとto B企業なのであまり認知度も高くなく、倍率も他の企業と比べたら、そんなに高くないと思いました。

これからの世の中は、データを用いたマーケティングが当たり前にできないとだめだと思っていたので、その力をつけることができると感じたのが魅力的でした。また、20代の女性はこう言う考えの人が多いと言うような定性面もデータになっていたのが面白かったからです。

参加者全員が早期選考に呼ばれるので、有利になります。しかし、時期が早いので、面接に慣れていない状態で臨まなくてはならず、志望度が高い場合は注意した方がいいと思います。

業界は、広告業界やPR業界、マーケティングリサーチ業界を中心に考えていました。ベンチャー企業は基本的に避けていて、知名度のある大きい会社ばかりをみていました。具体的な志望企業は、電通、博報堂、アサツーディーケー、サイバーエージェント、デジタルアドバタイジングコンソーシアム、サイバーコミュニケーションズなどです。

このインターンシップに参加する前は、マーケティングリサーチ業界に興味はあったものの、広告業界をメインで考えていて、マーケティングリサーチ業界はサブ的な立ち位置で考えていました。しかし、インテージのインターンシップを通して、データ活用やインタビュー調査の面白さを実感したため、両者が並列的な関係になりました。