
23卒 本選考ES
技術職
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Q.
自己PR
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A.
私は目的達成のために粘り強く挑み続ける人間です。これは大学の研究の中で身につきました。私の研究では大型放射光施設に行ってサンプルにX線を照射して、物質の構造を調べています。ある時、従来の手法で測定を行いましたが、何度測定してもデータが異常な数値を示してしまうという状況に陥ったことがありました。私は同じチームメンバーと指導教員と話し合い、実験装置の設定を変更するなどして測定をやり直しましたが、問題は解決しませんでした。ここで私は、以前の測定との違いを洗い出し、それまで気がつかなかったサンプルのサイズの違いに着目しました。この当時のサンプルは今までのものに比べて小さく、X線がサンプルに正常に照射できないことが原因だと特定しました。そのサイズに適した測定方法を調べ、その場にある実験装置で実現可能な方法を実践してみようと考えました。そして私はチームメンバーと指導教員と相談し、私が調べた測定方法を提案しました。装置とサンプルの性質を検討して、理論的には測定が可能であるという結論となり、限られた測定時間で実践してみることになりました。この測定方法に合わせて設定を変えて測定を行ったところ、正常なデータを得ることができ、メンバー全員が各々の研究を進めることができました。この経験から、目的の達成のために従来のやり方に捉われず、新しい方法を試すことの重要さを学びました。先端分野の研究は必然的にチャレンジであり、目標を達成するために新しいことに挑み続けなければなりません。積極的にチャレンジできる環境である貴社に入社することができたなら、大学での経験を活かして次世代に必要な技術を学んで成長していけると考えています。 続きを読む
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Q.
志望動機
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A.
私は貴社を志望した理由は2つあります。1つ目は「社会の安全と発展のために」という企業理念をもち、リアルタイム技術を発展させている貴社に魅力を感じたからです。 リアルタイム技術は今後必要とされるであろうAIやIoTなどの技術分野で活躍しています。私はこの技術を学び、様々な分野で人々の助けとなるようなサービスを社会に提供する人間を目指しています。私は、人間が関与せずにAIやロボットが自動で判断して行動するという技術が人間の入れない場所でも活躍できると考えています。私が中学生の頃、母の実家が東日本大震災で壊滅的な被害を受けました。津波が治まった後、街全体には瓦礫の山ができていました。このような、人間が入るのは危険な現場での人命救助にロボットが役立つのではないかと当時の私は考えていました。リアルタイム技術を応用したロボットであれば、地震や津波のような災害があった場所や人間が入るのが危険な場所でも、センサーや画像解析を用いて人々の助けとなると考えています。 2つ目は「学ぶことにポジティブ」という貴社の社風を知り、この環境で自分も働いてみたいと考えたからです。大学に入って学ぶことの楽しさに気がついた私は、自分の研究に関連する事柄についてより詳しくなろうと他の研究室の教授に質問をし、共同研究をおこなっている海外のチームに説明でわからなかったことを理解するために再度質問を行い、疑問点をできる限り無くしていこうと努めてきました。このように気になる事についてより深い理解を得るための学びが推奨されている社風である貴社に入社することができれば、技術や語学をより吸収することができ、エンジニアとして成長できると考えています。 続きを読む