20卒 インターンES
総合職
20卒 | 大阪大学 | 男性
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Q.
①これまでの人生で、あなた自身の成長を最も後押しした言葉は何ですか。その理由もあわせてお答えください。他人からもらった言葉でも、自らたどり着いた言葉でも、どちらでも構いません。(400~1000字)
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A.
私の成長を最も後押しした言葉は、高校時代に部活の顧問の先生がおっしゃった「現状維持=後退」です。引退試合を勝利で終え、浮かれていた私たちに、この言葉はとても重くのしかかりました。現状維持に努めているのみでは決して上には行けないし、仮にずっと同じ成果を出し続けることができたとしても、周りの努力している人が成長すれば、自分は相対的に下降したことになる、というのがこの言葉の趣旨なのですが、変わらないことが良いことだと思っていた自分にとっては、価値観を大きく揺さぶられたような気がしました。 上記の言葉が私の成長を本当の意味で後押ししたのは、大学2年生の春の頃、アルバイト先の個別指導塾で曜日リーダーを任されたときでした。 私の勤めている塾では退学者の多さが従前から問題となっていました。何年もそういった状態だったので、ある程度しょうがないことだと思う講師が多い中、私は顧問の先生の言葉を思い出し、現状に甘んじていれば状態はどんどんと悪くなっていくと考え、生徒に対してアンケート調査を行い、塾内の主な問題点が(1)担当ではない講師に対して質問がしづらいこと、及び(2)成績が向上していない生徒が多いことであると突き止めました。 私は、どの生徒にも塾を辞めることなく成績の向上を目指してほしいと思ったので、他の講師と相談して、(ア)担当生徒以外にも積極的に声掛けを行うこと、及び(イ)宿題の出し方を改めることの二点を曜日の決まり事としました。 義務感ではなく、あくまで生徒第一という心構えのもとで上記二点に講師全員で取り組んでもらうよう要請し、実行した結果、担当曜日の退学者が前年度の約半数となりました。 「現状維持=後退」という言葉が、自分のリーダーシップの成長を支えてくれたと考えています。 続きを読む
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Q.
②あなたは、将来どんな60歳を迎えたいですか。自由にお答えください。(400~1000字)
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A.
私は自分の祖父のような60歳の迎え方をしたいと考えます。具体的には、(1)自分のこれまでの人生を、誇りをもって次の世代に伝えること、及び(2)成長・挑戦を続けることの二点を行える60歳になりたいです。 (1)について、祖父はいつも私に、自分がどれほどこれまでの人生を一生懸命歩んできたかを熱心に語ってくれました。高校時代に長距離走でインターハイに出場したこと、商社マン時代に社運を握るような契約を取り結んだことなど、祖父が自分の昔話をするときは、いつも誇らしげに目を輝かせていたことを今でも覚えています。そんな祖父の姿が自然と自分の目標となっており、今の自分を形作ってくれたと感じています。私も、孫や曾孫の目標となれるような誇り高い人生を送っていきたいと考えています。 (2)について、祖父は60歳を超えた後でも様々な挑戦を行なっていました。定年を迎えてから、一から法律の勉強を開始し行政書士試験に合格したり、私がサッカーを始めるということでサッカーのルールについても必死に勉強してくれたりしました。常に向上心を持ち続けていた祖父と比較すると、自分のチャレンジ精神などまだまだだと感じます。これからの40年間で更にチャレンジ精神を磨き、60歳になっても成長を希求し続けたいと考えます。 続きを読む