【グローバル挑戦、未来への一歩】【18卒】シスメックスの冬インターン体験記（理系/グローバルコース）No.2172（早稲田大学大学院/男性）（2018/4/13公開）

医療機器メーカーで働きたい、海外での売上高が大きい企業を知りたいという目的の元、Sysmexという会社に興味を持ちました。この時は、会社や周りの就活生を知ることができれば良いかなという気持ちで参加しました。また、交通費支給という点も魅力的でした。

ESとwebテストの課題がありましたので、その対策を行いました。先ずはSysmexのホームページを参考にして企業経営指針の把握し、企業の目指していることと自分の長所のすり合わせを必死に考えました。誰かに添削をしてもらうなどはしませんでしたが、繰り返し見直して、簡潔に書けているか、要点はまとまっているか、魅力的な人材に見えるかを確認してブラッシュアップしました。webテストはブリッチという形式のものでしたが、特に対策はしていません。

クイズ形式で自己紹介、経営者の立場になって投資を考えよ、グローバルスタンダードの商品を売り出す方法を考えよ

1日目にやったこと

自己紹介、会社説明、グローバル企業についての講義、その後、経営者の立場になって投資を考えよ、というグループワークを行った。グループワークで半日以上使っていた。結果も当日発表、優勝商品はなし。

2日目にやったこと

商品展示ブースの見学、グローバル企業とは、という講義を受けた後にグローバルスタンダードの商品を売り出す方法を考えよ、という課題に取り組んだ。この日は6時までで解散し、その後は翌日の発表に向けて各チームで個々に作業をした。

3日目にやったこと

グローバルスタンダードの商品を売り出す方法を考えよ、という課題の発表、学生による投票での優勝チーム発表、近くのレストランで懇親会という流れだった。懇親会時には、人事部の他に営業部の社員も数名参加していた。

人事部の社員、営業部長

優勝特典はあったが、中身は見れてない。（優勝していないので）

グローバル企業とは、何かという講義を受けた後に行ったグループワークで、講義で伝えたかったのは、異なる背景をもつ海外諸国にアピールする際のストロングポイントが明確に伝えられていない、キーワードの提示方法がわかりにくいなど、経験不足と伝達能力不足を指摘されたこと。

まず、制限時間がどのグループワークでも短く設定されているため、初対面の学生の意見を取り纏めることに苦労した。特に、投資に関するグループワークでは将来を見越して綿密に計算したり、他チームの動向を観察するなど作業量が多く、慣れないことで頭を使った。

就活は自己と向き合い、欠点と長所を把握すれば乗り切れると考えていたが、他の学生の考えや自分が志望する企業の指針などを知ることができた。その後の就活においてエントリーシート記入や面接で、熱意だけでなく、相手の求める人物像を作り、表現するということができるようになったと思う。

事前に参加企業のことをもっと下調べしておくべきだった。企業に関して社員から質問された時に、答えがでないことがあり、印象が悪くなったと感じた。

今回のSysmexのグローバルインターンシップでは、グローバル企業について考えるということが目的だったので、Sysmexがいかに経営状態が良い企業であるかは理解できたが、働くことについては全く想像することはできなかった。工場や研究所などの見学やワークショップのような体験型インターンシップに参加するべきだった。

インターンシップ参加時に、人事部の社員からインターンシップと本選考は全く別のものであり、今回のインターンシップに参加したからといって本選考で通過できるかどうかは別だとはっきり言われたから。実際、一次試験でほとんどのインターンシップ参加者が不合格となり、非常に狭き門であった。

志望度が上がった理由として、経営状態が良い、同業他社に比べて圧倒的に成長率が高い、給与や待遇面でも申し分ない、など自分が働く上で魅力的な要素が多く、素晴らしい企業だと感じたから。また、今後の経営方針に関しても同調して賛同することができる点が多く、この会社で働きたいという思いが強くなった。

インターンシップ参加時に、人事部の社員から通過率30%のインターンシップ枠に通過した訳なので、自信を持って選考に臨んでほしいという旨の言葉を頂いたので、選考でも優遇してもらえる、または、他の学生よりも通過する可能性が高いのではないかと思ったから。

インターンシップ参加前は、テルモ、オリンパス、Sysmex、日本光電などの医療機器業界を志望していた。理由は、今後必ず売り上げが伸びる業界であり、かつ日本の産業として海外に向けて売り出していくことが可能な分野なので、海外進出、新規事業創出といった観点では最も良い業界だと感じていたから。また、先進国だけでなく発展途上国からも必要とされるのは魅力的だと感じていた。

実際に医療機器、特に体外検査機器の開発メーカーのパイオニア的な企業であるシスメックスのインターンシップを通じて、成長度合いや社会的貢献度、今後の期待度合いが非常に大きく、自分の考えていた志望業界の方向性は間違っていなかったということを再認識できた。その後も医療機器業界に絞って選考を受け続けました。ただ、専業メーカーという点が気がかりでした。