【16卒】エムオーテックスの面接の質問がわかる本選考体験記 No.660（豊橋技術科学大学/）（2017/6/13公開）

自作プログラムの提出

最終面接時に自作プログラムをA4数枚にまとめて提出する．

上下関係や海外勤務についてなど入社してやっていけるかを確認する質問が多かった．和気藹々とした雰囲気で雑談も多かったため，学生の人柄や素を確認しているように感じた．なお，海外進出にともなう海外勤務の可能性については，治安が心配なため避けたい旨を回答したが選考は通過した．直球過ぎるくらい直球に回答したことがかえって良かったように思う．

終始和やかな雰囲気の面接で，笑いが起こることもしばしばあった．和やかながらも，適宜相槌を打ちながら，真剣な表情で話を聞いてくださるので話しやすかった．話しやすい雰囲気の中で学生の素を見ようとしているように感じた．

上下関係の経験はあるか

小中高と部活に所属しており，現在もアルバイトを行っているため，上下の関係は人並みに経験してきたものと思います．ただ，高校時代の部活や現在のアルバイトでは比較的緩い上下関係を築いています．たとえば，上司に対してでも言うべきことは言いますし，後輩だからといって先輩の命令に必ずしも従うかというとそういうわけではありません．ですから体育会系のような厳しい上下関係は高校以上では経験していないことになります．逆に，小中学生時代は部活のコーチが礼儀に厳しい方だったので体育会系らしい上下関係を経験していたと思います．

研究内容を生かせないのではないか

研究内容を直接仕事に生かせるとは考えていません．私の研究は○○系の基礎研究ですから，直接生かすためには大学に残ってアカデミックな世界で働くか，医師として働かなければなりませんがそういった進路は考えていません．学業は学業，仕事は仕事とそれぞれ分けて考えています．ただ，高校・大学と情報工学を学んできたという背景はせっかくなら生かしたいと考えています．ですから就職活動では御社のようなソフトウェアメーカやSIerを中心に活動しています．

雰囲気や質問内容は一次面接とあまり変わらず，一次面接を役員(部長クラスかもしれない)向けに再度行っているような印象を受けた．ただし，自作プログラムの提出があり，それについて簡単に質問されるため技術面での適正は見られているように思う．私は大学の実験で作成したプログラムに，概要やアルゴリズム，動作イメージを加えて提出した．

一次面接同様，終始和やかな雰囲気の面接で，笑いが起こることもしばしばあった．役員（部長クラスかもしれない）とは思えないほど話しやすい面接であった．用意した内容を話すタイプの面接ではなく，面接官と会話するタイプの面接であった．

(提出課題のプログラムを見て)ここはifを使っていますがswitchではどうですか

あまり深く考えずにif文を選択しました．ここでは3つの変数の値を参照して条件分岐しますが，switch文で複数の変数の値を参照するような書き方は見たことがなかったためif文で書いています．このプログラムで工夫したところはどこですかと聞かれ，工夫したところは特にありません．強いていえばプログラミングスキルが高ければよりスマートに書くことができるのかもしれませんが，何をしているのかが初心者にもわかりやすいように愚直に書きましたと答えました．

プログラミングは好きですか

そうですね…と答えに窮したところ，その様子だとあまり好きではないようですね（笑）と言われました．ソフトウェアメーカを受けておいてではありますが，あまり好きではないですね．プログラミングがあまり好きではないので，要件定義や設計のようなシステム開発の上流工程に携われるユーザ系のSIerを中心に就職活動をしていますと答え，御社は企画から開発・サポートまで一貫して行っているので設計を担当するシステムエンジニアもいらっしゃいますよねと質問しました．これについて，いるけどSIerのシステムエンジニアとはまた少し違うし，設計も開発もと広くできる人が多いと回答をいただきました．