22卒 本選考ES
開発職
22卒 | 東京大学大学院 | 男性
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Q.
自分のこれまでの失敗や過ちから、教訓を学んだ経験についてお書きください <文字数 300~500文字>
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A.
自らの研究発表の失敗を通し、相手の立場に立って考えることの重要さを知りました。 私が初めて研究発表をした際、聞き手側から「話が唐突で着いていけない」「話の流れが理解できない」と指摘されることがあり、内容をうまく伝えることが出来ませんでした。そこで発表時の課題として、聞き手側へ背景知識が十分共有できていないのだろうと考えました。私はまず見せるデータを理解するのに必要な背景知識をデータごとにリスト化し、漏れの無いようにしました。また、背景説明が冗長過ぎても焦点がぼやけてしまうのではないかと危惧したため、テーマを詳しく知らない学科の同期を相手に、どれくらいの情報が最低限必要かをヒアリングすることで内容を洗練しました。結果、必要十分量の背景知識を提供することで聞き手側に立った発表を行うことができ、卒論発表会では研究室外の教授陣からも今後の研究の方針に関わるたくさんのアドバイスを頂けました。理系の研究者であっても高いコミュニケーション能力が必要であるということがよく言われていますが、以上の経験から私は「相手の立場を想像する」ことがコミュニケーションの本質なのではないかと思い至りました。 続きを読む