18卒 本選考ES
プロダクトサプライ職
18卒 | 富山大学大学院 | 女性
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Q.
現在の研究における業績(テーマ/テーマ選定の理由/方法/結果/実績等)について、具体的に(1000字以内)
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A.
私は新しい慢性疼痛治療薬の開発を目指して創薬研究を行っています。高校時代からアレルギー薬を常用するようになり「薬」というものがとても身近なものになりました。服用したらなぜ症状が抑えられるのか薬はどのようにつくられているのかに興味を持つようになり、将来ものづくりの観点から創薬研究がしたいと現在の研究室に入りました。担当教授に医薬品の研究をしたいと相談した際に、自分でつくって自分で評価できる疼痛治療薬の創薬研究を進めているところだからやってみないかと提案されたことから疼痛治療薬の創薬研究を始めました。具体的には痛みの慢性化に関与すると考えられる受容体をターゲットとして、痛みを抑制する新しい鎮痛薬を1.つくる2.評価する研究をしています。新しいものをつくる、ましてや医薬品をつくることはそう簡単なことではなく、なかなか鎮痛薬としての特性を有していると考えられるものの創製はできませんでした。研究を遂行するにあたり1.つくること2.評価することそれぞれに苦労がありました。1.つくりたいものがつくりたい分だけつくれないことや確実にきれいなものがつくれないことがありました。その際は、過去の実験手法や論文で似たようなものをつくっている場合はないか調べ、様々な手法を試しました。2.細胞や動物を用いての実験のため時間が決められており、30分、1時間、1日、1週間ときちんと分単位、週単位で操作しなければなりませんでした。休日も実験しなければいけないことも多々有り、細胞や動物に生活を合わせなければならない点や限られた実験場所で他の学生と鉢合わせしないよう日にちや時間の調節をしなければならなかった点には苦労させられました。約1年半、新しいものの「つくる」「評価する」を繰り返した結果、16種類の新しくつくったもののうち1種類が鎮痛薬としての特性を有していると考えられました。この研究を通じて医薬品が世の中に送り出されるまでの大変さやつくり手の思い、さらに薬として有効だと考えられるものをつくり出せたときの達成感や喜びを感じることができました。日々快適に生活する上で当たり前のように使っている様々な「もの」に対するありがたみが生まれ、当たり前のありがたさ考えることができました。当たり前を当たり前と思わず、常に感謝の気持ちを持つことの大切さを学びました。 続きを読む
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Q.
これまでの人生においてリーダーシップを発揮したエピソードを具体的に(500字以内)
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A.
旅行の段取り、主に宿泊先の手配 大学2年次の春休みに同じ学科の仲良くしていた友達3人と旅行へ行くことになりました。いき先は前々から話していたこともあり、すぐに決定しました。しかし、春休みに入り全員の予定が合わず、集まれなかったことや各々が忙しくしていたことから宿泊先や宿泊プランが旅行の2週間前になっても話し合いが成されず、旅行日まで1週間を切ってしまいました。このままでは泊まるところがなくなってしまうと思い、私は全員に呼びかけ、連絡を取り合い、全員の希望に沿うように宿泊先とプランを調整する役割を買って出ました。全員が同じ条件での宿泊プランを希望していなかった点、旅行直前でさらに学生や生徒が春休みであったことが相まって空室が少なかった点から宿泊先の決定に手間取りました。そのため20施設近くのホテルの情報を収集し、条件に合った宿泊プランで宿泊先を決定することができました。この経験を通じて、率先して行動することの重要性を学びました。どうしたら全員が気持ちよく過ごすことができるか、どうしたら問題解決ができるかと考える力が身に付きました。自ら発信することで人の役に立つことができたと感じました。 続きを読む