22卒 本選考ES
PSJ職
22卒 | 大阪大学大学院 | 女性
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Q.
大学入学以降で自分にとって最も大きなチャレンジを教えてください。(300字程度)
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A.
語学留学です。私はもともと英語に苦手意識がありましたが、同時に克服したい意志もあり、集中的に英語学習に取り組むために大学を休学し、11か月間イギリスへ語学留学することを決意しました。留学中は、言語による壁だけでなく異文化という壁も大きく、現地の人や他の留学生とのコミュニケーションに大変苦労しました。そこで、相手の主張をよく聞くこと、自らの主張を明確に述べることで、思い込みや先入観に捉われないように心掛けました。 また、外出時には積極的に会話する機会を作り、その際に英語表現に加えて多様な考え方を学びました。その結果、語学学校で他者との関わり方や語学力の向上が評価され、留学期間中に二度表彰されました。努力の結果は達成感や自信にも繋がっています。 続きを読む
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Q.
あなたの研究内容をお書きください。(300~500字)
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A.
骨格筋に存在する組織幹細胞である筋サテライト細胞の静止期維持メカニズムの解明をテーマに研究を行っています。筋サテライト細胞は、細胞周期としてはG0期にあり、未分化状態で維持されています。しかし、筋サテライト細胞がG0期を維持する分子メカニズムはまだ解明されていません。そこで私は、筋サテライト細胞がG0期の状態の時に高発現している遺伝子の一つであるHeyLに注目して、HeyLの筋サテライト細胞における性質や役割を検討しています。生理学的運動時におけるHeyLの筋肥大や筋サテライト細胞への影響を検討するため、HeyL欠損マウスとコントロールマウスをそれぞれ回転ケージ内で飼育し、二週間運動させた後、後肢の骨格筋の重量を測り、凍結切片を作製しました。筋重量より、HeyL欠損マウスはコントロールマウスに比べて筋肥大が抑制される傾向が示唆される結果が得られました。また、HeyL欠損マウスの凍結切片では、コントロールマウスより少ない数の筋サテライト細胞が観察されました。今後は、凍結切片の染色ならびに単一筋線維法により、筋サテライト細胞の活性化の割合などを解析していく予定です。 続きを読む