22卒 本選考ES
開発・MAPV職
22卒 | 大阪大学大学院 | 女性
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Q.
研究内容(300~500字)
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A.
骨格筋に存在する組織幹細胞である筋サテライト細胞の静止期維持メカニズムの解明をテーマに研究を行っています。筋サテライト細胞は、細胞周期としてはG0期にあり、未分化状態で維持されています。筋サテライト細胞は、筋への過負荷や筋損傷によって活性化し、増殖することで新たに筋線維を生成し、筋再生において重要な役割を持っています。しかし、筋サテライト細胞がG0期を維持する分子メカニズムはまだ解明されていません。そこで私は、筋サテライト細胞がG0期の状態の時に高発現している遺伝子の一つであるHeyLに注目して、HeyLの筋サテライト細胞における性質や役割を検討しています。生理学的運動時におけるHeyLの筋肥大や筋サテライト細胞への影響を検討するため、まず、HeyLを欠損させたマウスを作製しました。このHeyL欠損マウスとコントロールマウスをそれぞれ回転ケージ内で飼育し、二週間運動させた後、後肢の骨格筋の凍結切片を作製しました。今後は、凍結切片の染色ならびに単一筋線維法により、筋サテライト細胞の活性化の割合や筋サテライト細胞数などを解析していく予定です。 続きを読む
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Q.
自分のこれまでの失敗や過ちから、教訓を学んだ経験について(300~500字)
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A.
私は、イギリスでのホームステイ中に起こったホストファミリーとのすれ違いから、思い込みや先入観に捉われず、広い視野を持つことの大切さを学びました。渡英直後は、ホームステイ先での衛生状態の悪さに違和感や抵抗があり、それが原因でホストファミリーとなかなか馴染めませんでした。しかし、現地の方と交流するにつれて、ホームステイ先での生活はイギリスではあくまで一般的であることを知り、日本の衛生水準は過剰だと感じている外国人が少なからず存在することを知りました。また、これまで海外の一般家庭に滞在する経験がなかったため、日本の文化や生活習慣を前提で物事を考えていたことに気付きました。イギリスの生活習慣を理解すること、そして相手に自分の価値観を伝えることで、ホームステイ先での生活に違和感を覚えることはなくなり、ホストファミリーとの関係は良好になりました。それ以来、異なる考え方を知るため、他人の意見をよく聞くことを心掛けています。また、人の行動や物事を見る際はさまざまな可能性を考え、数ある可能性を踏まえた上で自分自身の行動を決定するようになりました。 続きを読む