【未来を切り拓く投資銀行の舞台】【22卒】三菱ＵＦＪモルガン・スタンレー証券の夏インターン体験記（文系/投資銀行部門コース）No.13762（東京大学/男性）（2021/4/16公開）

もともと投資銀行業務に興味があり、三菱UFJモルガン・スタンレー証券投資銀行部門はインターンからの採用がほとんどであると聞いていたから。また日系投資銀行の中でも成長を続ける企業であり、志望度も高かったため。

夏インターンということもあり、そこまで金融の知識はいらないと考え、志望動機やガクチカなどを対策した。また雑談力を重視する社風のため、ESの趣味の欄などを雑談に繋がりやすいものにした。

雑談力を重視していたと考える。あとは投資銀行において必須とされるタフさに関する質問にしっかりとエピソードをもって話せるかなどであると考える。

某物流大手へのM&Aの提案のグループワーク

初めは投資銀行業界や各部署の業務関しての講義で、３日目以降は基本ワークの時間だった。

投資銀行業界や各部署の仕事内容。M&Aにおけるバリュエーションやファイナンスなど。

某物流大手企業へのM&Aの提案

前半にやったこと

初めは投資銀行業界や各部署の業務関しての講義がメインであり、質疑応答の時間も取られていた。またモルガン・スタンレーに出向している社員などに質問できる会など、講義と座談会がメインであった。

後半にやったこと

基本的にはM&Aのワークである。班にはメンターが必ず一人はついており、いつでも質問できる環境があった。最終日はMD数名の前でプレゼンテーションを行い、優勝チームの発表や講評などが行われた。

CFG部門MDなどMDが三名

なし

基本的にグループワークにはメンターがついてくれていつでも質問できる環境があった。また学生の質問に対する回答も非常にわかりやすく、社員の優秀さが感じられた。また懇親会などでも社員と交流できるが、明るく優秀な社員が多いと感じた。

買収先の選定にかなり時間を取られた。夏という時期であり、M&Aワークに皆慣れていない中で、社員が納得する買収先を選定することは難しかった。M&Aにおけるシナジー創出の難しさを体感できた。その後のバリュエーションに関しても、買収先の利益が安定していないことからマルチプルの幅が広くなってしまい、類似企業選定にも苦労した。

グループワークでの関わりがメインであり、オンラインであるため他の参加学生と関わることはあまりなかった。

M&Aワークにおける買収企業選定とシナジーの説明、それに伴うバリュエーションとファイナンスを学べたことは大変有意義だった。また社員との質疑応答ではかなり鋭い質問も飛び交い、実際のピッチの様子を体感できたこともとても有意義だったと感じる。全体的にかなり質の高いインターンであったと感じた。

バリュエーションの簡単な知識や企業財務の知識はあったほうが良いと考える。また、クライアント企業はあらかじめ明かされているので、その企業についてインターン前に調べておくことも重要である。

M&Aのワークがとても楽しいと感じたからだ。深夜に及ぶ作業であったが、最後まで楽しくできたことはこの業界でやっていくにあたってプラスだと感じた。また懇親会を通して投資銀行は思っていたほどブラックではないと知り、そこも安心材料となった。（当然一般企業と比べればブラックではあると思うが)

内定が出るかどうかはわからないが、しっかりと投資銀行に入りたい理由を納得感もって説明できれば大丈夫だと感じる。またインターンに参加した学生でも投資銀行に強い興味がるorインターン後に興味をもった学生は意外と多くなく、インターンからしか取らない三菱UFJモルガン・スタンレー証券だと倍率はそこまで高くないのでは感じる。

社員の穏やかで優秀な社風を感じ、志望度合いは上がった。これは他の日系投資銀行に比べても感じたことである。やはりバンカーとして成長する上で環境は最重要である以上、インターンで感じた社風は志望度が上がる一つの要因であった。志望度合いが下がる要因としては、思ったより銀行からの出向者が多く、親会社である銀行の力の強さを感じたことである。

噂だが内定者はほとんだがインターン参加者と言われており、内定を取る上でインターン参加は必須であると考える。またメンターが志望動機などサポートを行ってくれ、その点でもインターンに参加する意義はあると考える。

もともと投資銀行に興味があり、参加前はざっくばらんの投資銀行を含めた金融を受けていたが、参加後は投資銀行に絞って金融を受けるようになった。それは自分の志向する金融のプロフェッショナルとしての働き方は、メガバンクや信託銀行などローテイションをおこなう企業では実現できないと考えたからだ。そういった意味でコース別採用で入れる投資銀行は非常に魅力的であった。

初めての投資銀行のインターンであったが、投資銀行業務の面白さや社員の人柄などから業界への志望は増した。また志望企業に関しては、同じ投資銀行部門であっても社風や社員の人柄を重視しようと考えた。またもし投資銀行に全落ちしたとしても、自分の就活の軸の中で、金融のプロフェッショナルとして働ける仕事を探そうとは感じた。