22卒 本選考ES
アソシエイト
22卒 | 早稲田大学 | 男性
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Q.
KPMG FASを志望する理由を教えてください。
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A.
私が貴社を志望する理由は二つある。 一つ目は、自身が望むキャリアの第一歩としてFASを選ぶことが最適であると考えたからだ。私は将来、企業再生のプロとしてのキャリアを歩みたいと考えている。なぜならば、私自身が、今までの人生の中で周囲の人間に幾度となく窮地から救ってもらった経験があるからだ。私がそれらの窮地を乗り越えることができたのは、周囲の協力あってこその結果だ。以上の経験から、将来は自身が他者の窮地を救う立場になり、次なる成長に向けて背中を押せる人間になりたいと考えている。また、それを現在自身が興味を持っている「経営」の専門性を高め、活かすことで実現したい。 そして二つ目は、数社あるFAS企業の中でも、貴社の環境は自身が最も成長できる環境だと感じたからだ。というのも、以前貴社のセミナーに参加した際、社員の方に貴社の良さを伺ったところ、「少数精鋭で、社員同士の仲が良い点」を挙げていた。私は、自身が成長するにおいて、社内の人間関係の密度は非常に重要であると考える。なぜならば、人は他者との繋がりを通じ新しい考え方を吸収していくことで成長できるからだ。 以上が、私が貴社を志望する理由だ。 続きを読む
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Q.
これまでの人生で頂点を目指したご経験と、その達成度合いを教えてください。
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A.
高校時代に出場した音楽のソロコンクールを挙げる。 この大会は予選、本選、全国大会という3段階から構成されており、当時私は本選において全国大会出場まであと2点というところで落選してしまった。 しかしこの経験は、私にとって非常に意義のあるものであったと考えている。なぜならば、大きなハンディキャップを抱える中でも、諦めずに頂点を目指した経験だからだ。 私は中学時代まで野球部に所属していて、楽器は疎か音楽を始めたのも高校入学後からであった。入部当初は、周囲の同期部員はほとんどが音楽経験者だったこともあり、私は技術面での成長速度の差に悩んでいた。 その中で私は、中学時代に書籍を通じて触れたスポーツ科学からヒントを得て、楽器の技術向上とは即ち「正しい身体の使い方を身に付けること」なのではないかと考えた。そしてこの考えをもとに、動画サイトでプロ奏者の演奏動画をコマ送りにして徹底的に身体の使い方を研究することで、自身の演奏技術向上に努めた。その結果、先述の結果に至ることができた。 そしてこの経験から私は、自身の信念の強さと行動次第で、どんな逆境でも跳ね返すことができるという自信と学びを得た。 続きを読む
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Q.
日本の生産性を向上させるためには何をすればよいと思いますか。あなたならではの視点で教えてください。
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A.
私は現在経営学に興味を持ち学んでいるため、この国を支える多くの日本企業の「経営」の生産性という観点から本テーマについての意見を述べる。 そして、「生産性向上」という言葉の意味を、「より低い時間コストで、より高い業績をあげられるようになること」と定義する。 これらの前提条件を踏まえ、私は「日本の生産性」を向上させるためには、以下の二つの施策が最適であると考える。 1.各社員の業務遂行能力に合わせて、在宅勤務を推奨すること 2.新卒採用現場における「総合職採用」を取り止め、「職種別のジョブ型採用」を取り入れること 次に、私が以上二つの施策を最適と考えた理由について、施策1から順に記述する。 私は、日本企業の生産性が上がらない一つの原因として、出社勤務の本質的な価値が理解されていないことが挙げられると考える。そして、私の考える出社勤務の本質的な価値とは「密な対人コミュニケーションと直接的教育が可能になること」だ。 しかし、こうした「密な対人コミュニケーションと直接的教育」は、業務遂行能力が比較的低い若年層の社員が必要とするものであって、業務遂行能力が比較的高い、例えば中間管理職クラスの社員等においては、必ずしも必要なものとは言えない。 従って、通勤という作業が様々な精神的負荷を人に与えるものであるならば、既に業務遂行能力が高い社員に関しては在宅勤務を推奨すべきである。その結果得られる企業側のメリットとして、社員の業務の質的向上が挙げられる。 もっとも、例外的に、業務遂行上適時お互いの細かな意思確認が必要となる業務においてはこの限りではない。 次に施策2について、私は日本企業の生産性が上がらないもう一つの原因として、新卒採用における「総合職採用」が挙げられると考えている。 なぜならば、一度「ジェネラリスト」の位置付けで雇用契約を結んでしまうと、契約規約上、特定職種でパフォーマンスを発揮できなくとも雇用契約を解消しづらいからだ。その結果として、社員の仕事に対するモチベーションや専門性がなかなか上がらず、かけた時間コストと成果が見合わなくなるという不利益が生じる。 この問題を解消するためには、採用の時点で職種別のジョブ型採用を行い、入社以前に、求められる業務の範囲と水準を明確にすることで、仕事への責任感を強く持てる候補者を採用する必要があると私は考える。 続きを読む