22卒 本選考ES
冬選考
22卒 | 非公開 | 非公開
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Q.
KPMG FASを志望する理由を教えてください(500文字以内)
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A.
貴社を志望する理由は、業界内で随一の「一気通貫のサービス提供」に強い魅力を感じるからだ。そもそも、当業界を志望する理由は二点ある。第一に、日本の大企業の成長支援に関わりたいからだ。私は商学部で日本と海外の企業の経営を学ぶ中、日本の大企業が国際競争力を落としている現状に危機感を覚えた。長期インターン先の人事組織コンサルティング業務においても日本企業の絶対的な魅力が低下していることを実感し、大企業の復活・再興に貢献したいと考えるようになった。その為には、国際的な競争力向上のためには上流から下流まで一貫したM&Aが重要になると感じる。よって、戦略策定からPMIまで一貫したサービスを提供できる貴社のM&A業務に携わりたい。第二に、自身の過去の経験からアドバイザリー業務自体に魅力を感じるからだ。私は仲間と共に一ヶ月間ビジネスコンテストに参加し、顧客企業に課題解決を提言した。何度も地道に足を運んでヒアリング調査を行い、自分らが提案した戦略で経営改善の兆しが見え、のちに喜んでいただいた際は、責任の大きさに比例した達成感を感じ、より大きな案件の任される当業界を熱望するようになった。 続きを読む
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Q.
学生生活(または人生)で最も力を入れて取り組んだことと、その結果を教えてください(500文字以内)
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A.
世界の子どもたちがスポーツに触れる機会を支援するボランティア団体で、代表としてプロジェクトを刷新し、その規模を拡大したことだ。二つの施策を実行し、最終目標であった継続的支援を達成した。私は一人でも多くの子どもとスポーツの楽しさを長く共有するという団体の理念に強く共感して入団したため、団体活動の随所で感じた「支援が短期的かつ一方的」であるという課題に着手した。原因は、短い滞在時間と予算の不足であった。前者の原因には、短い滞在でもスポーツを定着させるために、「寄付用具を使ったスポーツメニューの講義」を実行し、「帰国後も経過確認」をした。そもそも学生が取れる休暇に時間の限りがあることから、現地では子どもたちがメニューを理解して楽しむことを優先し、帰国後に経過確認や追加のメニューの配布を行なった。後者の原因には、協賛の導入とクラウドファンディングで資金調達し、「定期的に寄付品を送る」仕組みづくりを行なった。結果、現地ではミャンマーの2都市10校で講義と寄付を行い、スポーツメニューの定着化と定期的な寄付という継続的支援を成し得た。主体的に考え、泥臭く行動したことが功を奏した。 続きを読む
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Q.
ESGの観点においてあなたが最も重要だと思う点をひとつ挙げ、その理由とそれに対して企業がすべき対応策をあなたの視点で教えてください。(1000文字以内)
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A.
ESGの観点で最も重要なのは、投資環境である。特に、私が最も重要だと考えるのは、「スタートアップが取り組むイノベーションへの投資環境の整備」である。脱炭素やカーボンニュートラルの多くがスタートアップへの投資から始まったように、社会課題の解決に取り組むスタートアップへの支援こそがESG課題の解決になると考える。 スタートアップへの投資環境を整備すべき理由は、現在滞っているスタートアップへの支援こそが、ESGに関わる利害関係を最も効率的に調整できると考えるからだ。現状、ESG投資の枠組みでのスタートアップ投資は大企業・投資家のうち1割に留まっており、投資が滞っている。社会が抱えるESG課題は数、規模ともに多く、大企業、投資家などの利害関係が複雑であることから、解決が困難である。しかしながら、スタートアップへの投資が加速すれば、大企業の利害関係を解消した社会課題の解決が可能になると考える。具体的に、大企業がスタートアップに投資するメリットは、自社の競争力を高められることだ。昨今、経営環境の変化が多く、事業のライフサイクルが短縮している一方、大企業は組織構造上、柔軟な事業ポートフォリオの変更に対応することができない。しかしながら、浅く広くスタートアップへの投資を行うことで、大企業の自社のコア事業にシナジーのある事業を発掘することができれば、新規事業の創出並びにキャッシュフローの強化につながる。 次に、投資環境の整備に対して企業が取り組むべき対応策について、取り組む主体をスタートアップ企業と大企業に二分して言及する。第一に、スタートアップ企業は、資金不足を補う為に、投資家とのコミュニケーションを増やすべきである。具体的には、ESGにおける自社の役割や優位性の明文化といった投資家が評価する非財務情報の積極的な開示や、グローバル規模でビジネスを展開する為に英語での情報開示を増やすことが挙げられる。第二に、大企業はスタートアップとのオープンな連携に本格的に取り組み、双方にメリットのあるエコシステムを作るべきである。大企業の有する優秀な人材や資金、データなどの経営資源をエコシステムに投入し、スタートアップとの連携における付加価値の最大化を目指すことが重要だ。ESGを基盤にスタートアップと大企業が協力することによって、双方にメリットがあり、かつ社会に有用なインパクトが出ると考える。 続きを読む