【地域活性化を提案！】【21卒】ＪＴＢの夏インターン体験記（文系/地域交流・訪日インバウンドコース）No.12695（横浜国立大学/男性）（2021/2/5公開）

まず留学や趣味の旅をきっかけに旅行業界を目指していたことが興味を持ったきっかけである。また学生時代、地域活性化団体に所属し、実際に観光地に向けた活性化案を提案するといった活動を１年間行っていたため、JTBの中でも地域交流事業を体験できるコースを選んだことが参加を決意した理由である。

インターンの選考はなく、抽選であったため特に受かるための準備は行なっていない。インターンに参加する上で勉強したことは観光学である。インターンにてグループワークがあることを認知していたため観光業の現状や観光学を調べた。

○○市（架空の市）に対する活性化案を提案せよ。

1日目にやったこと

午前の部では、JTBの説明や観光業の現状など観光業界の基礎となる知識を社員から教わった。午後の部では、実際に問いが出され、グループワークを行い、後に各グループごとの発表、フィードバックへと運ばれた。

人事部、現場社員

特になし

現実的な活性化案を提案することといったフィードバックが最も印象に残った。プレゼンテーションを行い、理想的な提案ができたと自己満足していたが、客観的にみると現実的に実現不可能な案であり、働くことの大変さを痛感した。

グループワークからの企業様に向けた発表ということに慣れていなかったため、グループワークも順調に進むことなく議論の停滞が幾度となく起こった。社員の方との交流があまり取れなく、携帯を通じて選ばれた質問のみが答えられるといったQ&Aコーナーであったため、自身の欲していた情報を得ることができなかった。情報の摂取には苦労した。

インターンに参加して観光業界でも地域活性化に大きく携わっていることや、地域活性化が想像していたよりも早急に行わなくてはならないことや困難なことが多くあることがわかった。観光業界の現状について観光業で実際に働く社員から聞けたことはとても大きい経験であると思う。参加してよかった。

もう少し観光活性化事例や観光学についての書籍を読んで学んでおけば、的確な意見を出すことができたのではないかと考える。

旅行が趣味ではあったが、実際に働くとなると自身のやりたいこととは異なると感じた。地域活性化に対し、提案をすることでやりがいを感じることはできたが、今後約40年間続けていく仕事ではないなと感じた。新規事業を立案するといった点には魅力を感じたが、将来性をあまり感じることができなかったことも理由の一つである。

インターンの参加学生を見る限り、私よりも観光学に携わっている人が多く、自身の知らない知識や言語を知っている学生が多いと感じた。自身とは違い夏の時期から観光業に絞っている人が多く、JTBを第一志望として決めている人が多かったため、覚悟が違うと感じた。

志望度が下がった理由は、自身は観光業に向いていないとインターンを通じて痛感したためである。事業に魅力を感じていたことは事実であるが、将来性といった点を就職活動の軸として活動していたため、観光業には将来性を感じなかったことが志望度が下がった要因の一つでもある。

このインターンに参加した人限定でJTBグループインターンシップ５daysに呼ばれたためである。私は参加していないが、このインターンに参加することができれば、本選考にて何か優遇があるのではないかと感じた。

観光業界を少し見ていたが、大学で会計学を主に専攻していたため、金融業界を志望していた。具体的にはメガバンク三社の他に政府系金融機関、投資業務のできる保険会社を見ていた。しかし堅苦しいといったイメージを拭えなかったため、自由度の高そうな観光業界やベンチャーも少なからず見てみようかと考え就職活動を進めていた。

実際に観光業界大手に入ると、年功序列ということもあり、自身の意見が通らないのではないかと感じた。また自身の行なった事業を説明してくれた社員の方も年配の方が多く、若手から大きな社会に価値のある仕事に手を出せないのではないかと感じた。自身のキャリアアップのためにも若手から裁量権のある仕事を見てみようと心変わりした。