【20卒】オリエンタルランドの総合職の面接の質問がわかる本選考体験記 No.8023（同志社大学/男性）（2019/7/23公開）

学生生活において、あなたがリーダーシップをとり、人を巻き込みながら課題に取り組んだエピソードを教えてください。

実際に社員の方にあって話を聞き、求められている思考や人物像を何度も深掘りをした。
ESも先輩に添削してもらったり、何度も書き直しをし、簡潔に伝わりやすい文章を心がけた。

売上を上げるためのパーク内の夏の施策について提案してください。

リーダーシップ云々ではなく、いかに自分の意見を発しながら、他の人の意見を汲み上げ、着地させるかの協調性を見られていると感じました。
選考に参加しているメンバーはそれなりにリーダーシップもあったので、いかにチームをまとめるかよりも、いかに全員の意見を反映させながら納得のいくアウトプットに着地させるかが必要だと感じていました。

笑顔や感動を届けたいという思いと、それだけではなく、力を入れている活動の中で自分で考え行動し、PDCAを回しながら成長しようとしている点が評価されたのではないかを思っています。
ただ、夢を語るだけでは誰でもできるので、オリエンタルランドとフィールするような夢を持ちつつも、それを実現するためにどれだけ自分で考えてアクションを起こすことができているのかを見られていたように思うので、そこがハマったと思っています。

人事の方と何度か話したことはあったので、固い雰囲気ではなく、柔らかい雰囲気で行うことができた。面接官の2名は始める際に「ようこそ！」と明るく接してくださり、他の企業のような面接とは少し異なるような明るくて楽しい面接であった。

志望動機にある「感動を与えたい」という想いはどこから生まれたのですか？

その時はあまり感じませんでしたが、過去を振り返ったときに、高校3年生の頃の引退をかけたサッカーの試合を通して強く感じたと思っています。
高校最後の大会の県大会ベスト8をかけた試合で、前回の大会で負けた相手と当たり、試合も白熱して延長線までもつれ込み、決着つかずPK線で勝敗を決めることになりました。
前回大会で負けていることもありますし、ベスト８をかけているので、応援も100人くらいが学校から駆けつけてくれている中で負けられないPKが始まったのですが、3人目のチームメイトが外してしまい、2回連続でPKを止めないと勝てない状況になってしまいました。
ぼくはGKをやっていたので、ぼくが止めるしかなかったのですが、皆が応援してくれてる中見事に2回連続で相手のPKを止め、チームを勝利へと導きました。
その際に応援してくれていた方々やチームメイト、家族が感動して泣いている姿を見て、人生で一番自分自身も心動いた瞬間だったと思っているので、形は違えど感動を届けることをしたいと思うようになりました。

幼いときはどんな子でしたか？？

私は姉がいるのですが、とにかく姉のマネばっかりする子だったと思います。
今もそうかもしれませんが、とにかくおっとりしていて、何も考えておらず、マネばかりをして生きていました。
今まで人生の節目においても、特に自分で考えて「あれがしたい」などがなく、親から言われたことを何の疑問も抱かずに素直にやることが多く、高校受験や大学受験も自分では考えずに、親から言われたところに進学できるように頑張って勉強をするようなタイプでした。
ただ、大学に入り就職活動をしていると、このままではいけないと思い、自己分析を繰り返し、自分の判断でこれからの人生を生きていきたいと思っているので、今はかなり違っているのかなと思っています。

働くことに対してのモチベーションと、前回同様のOLCとマッチするビジョンとPDCAを回したアクションが評価されたと思っています。
一緒に未来を作っていきたいと思ってもらえるように、自分のやりたいこととOLCの目指すべき姿をマッチさせて話すようにしましたし、実際に大きな仕事をしたいと思っているので、そこの熱意を伝えるようにしました。
そこが評価されたと思っています。

お二方とも、明るく元気な印象で、最終面接にも関わらず柔らかく、質問と回答のような面接ではなく、対話するようなイメージの面接でした。

今一番力を入れていることを教えて下さい。

今は、映像制作のベンチャー企業でインターンをしていて、そこでの活動に一番力を入れています。
具体的には法人営業をしていて、映像制作だけではなく、広告配信などデジタルマーケティングの設計など、動画の活用法まで一気通貫で提案するような営業をしています。
デジタルなど何もわからない状態で始めたので、正直どう提案すればいいのかや提案書の作り方などわからずに一人で悩むことが多かったのですが、上司に「プライドを捨てて周りを巻き込め」と言われて、プライドが邪魔して失敗することを恐れている自分に気づきました。
気づいた後は、何を思われようが失敗しようが関係ないと思い、周りのプロの方とコミュニケーションを取り、巻き込むことを意識しました。
まだまだ巻き込み力が弱いですが、何をするにしても人を頼る力や動かす力は大事になってくるので、巻き込み力をまだまだつけていきたいと思っています。

入社した後の目標は何ですか？

「一人でも多くの人に笑顔と感動を届ける」という目的がありますが、そのための目標として同期の中で誰よりも早く成果を出して、最年少で本部で大きなプロジェクトに携わるという目標があります。
生き急いでいる訳ではありませんが、年数関係なく、通常の人の２倍成長したら２倍早く大きな仕事をできると思っていますし、大きな仕事をすることが、一人でも多くの人に感動を届けることに繋がると思っているので、いち早く成果を出すことを目標としています。
とはいえ、テーマパーク事業のような現場が命の事業では、現場視点を身につけ、いかにして描いと感動が創造されているのかをしっかりと学ぶ必要があると思うので、成果を出すことに固執するのではなく、こだわり続けながらも現場視点をしっかりと学びたいと思っています。

僕自身が第一志望と伝えてはいたので、特に内定承諾を早速するような事を言われなかったですし、内定をもらったその場で承諾ではなく、少し自分の中で整理する時間が欲しいを話しても快諾してくれたので、とても気持ちよかった。

社員の方と積極的に交流をはかり、「企業に求められていることは何か」を考え抜くことが大事だと思います。
今まで何をしてきたかは極論、あまり関係なく、どんな人間性なのか、これからどんな想いで会社に貢献し、社会に価値を提供しようとしているのかがかなり大事になってくると思うので、目先の志望動機などに目を眩まずにしっかりと自分の想いを考え抜くことが大事になってくるはずです。
とはいえ、企業とマッチしていなければ欲しいと思ってもらえないので、戦略的に話し方や考え方を求められているように変えることも必要だと思います。

「思いだけが先走っていないか」だと思います。
オリエンタルランドはかなりコンテンツが強い分、かなり憧れを持って選考を受ける人も多いと思います。
ただ、好きだからとかではなく、なぜ「ウォルトディズニー」ではなく「オリエンタルランド」なのかやなぜテーマパーク事業なのかなどをしっかりと考えた上で、PDCAを回しながらロジカルにアクションできている人が求められていると思います。

先ほども記載しましたが、「思いだけが先走っていないか」を意識することが大事です。
もちろんビジョンファーストではあると思いますが、それに伴う言動や思考がかなり大事になってきます。
好きだけでビジネスは成り立たないので、しっかりと事業の構造や事業理解を深め、ビジネスとしてテーマパークというものを捉えることが大事です。