【柔軟なアイディアが光る】【20卒】ＣＢＣの冬インターン体験記（文系/総合職）No.5013（学習院女子大学/女性）（2019/4/12公開）

国内外に多くの拠点を持ち、商社機能を果たす一方、会社内で独自の開発・製造も行っている事業に興味を持った。また、インターンシップの中で、「ビジネスモデル立案」というコマがあり、やってみたいと思ったため。

会社のWEBサイトを見て、会社の強みや戦略を簡単に理解した。業界については、事前に、他社の説明会で学んでいた。
(任意のインターンシップ志望動機を記入するアンケートがあり、それに回答するため)

会社の商品を使ったビジネスモデル立案

1日目にやったこと

午前中に会社・業界説明があり、午後にビジネスモデル立案のためのテーマとなる会社の製品が三つ紹介された。
その後、班４～５人で、話し合いや、翌日の発表に向けて、各自が帰宅後調べることなどを決めて解散した。

2日目にやったこと

1～2時間与えられ、各班が発表に向けた準備を行った。休憩をはさみ、現場社員・他班のインターンシップ生の前で班ごとに発表した。
発表後にフィードバックをもらい、上位班が発表された。
また、最後には、インターンシップ参加が決定してから行った適性検査(性格検査)の結果が返却され、そのデータから自己分析、班のメンバーと一緒に他己分析をする時間も設けられていた。

現場社員15名前後(若手からベテランまで)

班で10000円の商品券

現場社員から「斬新で新しいものが欲しい」「若い皆さんの柔軟なアイディア」という言葉が印象的だった。インターンシップで出たビジネスモデルが、これからの営業の参考になりうると聞いて、会社が若手にも裁量を与えている会社だということを感じた。

1日目のインターンシップからの帰宅後の、資料集めに苦戦した。欲しいデータが集まらず、英語文献などからも探すこともあった。またビジネスモデル立案にあたって、現場社員から「斬新で新しいものが欲しい」と言われた時に、パっとするようなアイディアがなかなか班の中から出てこなかったので、苦戦した。

ビジネスモデル立案の発表に際して、案の面白さや意外性など大切であるが、発表の方法も重要であり、それによって聞き手の受け取り方が大きくプラスにもマイナスにもなり得ることを他班の発表から実感した。
そして、その気づきから「物事の伝え方」の大切さも痛感した。

ビジネスモデル立案をどのような順序で行っていけば、効率よいかということを知っておくべきだった。上手なプレゼンテーションの方法についても、もっと知識があればよかったと思った。

ビジネスモデル立案は、非常に面白い体験であったが、「斬新性」を求められた上で、「現実的」なことを考えながらアイディアを出すことに難しさを感じたこと、商品に対して強い興味を抱けなかったこと、などから自分がこの会社で働いている姿が想像できなかった。

周りの学生(同じ班のメンバー)は、大学でマーケテイングや機械(この会社では機械を扱っている)について学んでいる人が多く、文学系学部に所属する自分と比較し、圧倒的な知識量があると体感したため。また、周りの学生の会社への志望度が高かったようにも感じた。

志望度が下がった理由は、自身が機械を取り扱う仕事にあまり興味を持っていない感じたため。業務内容に面白味を感じることはできたが、取り扱う商材が「何」であるかということが自分にとって重要なことであり、興味のある商材に携わる仕事がしたいと考えたため。

インターン参加の際に、選考が無かったこと、インターンシップ参加者のみのセミナーや早期選考は用意されていなかったことなどから、本選考で有利になるとは感じなかった。

貿易・商社系で、海外拠点を持ち、海外駐在ができる可能性がある会社を志望していた。
商社に関し、総合商社や専門商社(または何の専門商社)にこだわりは無かったが、その中でも食品の専門商社に興味があった。ベンチャー企業か大きめの企業か、ということに対して、特にこだわりは無く、社風の一致を会社選びの一つの軸にしていた。

もともとは、大きく貿易・商社系に興味があっただけであったが、このインターンシップを通して、自分にとって、取り扱う商材が「何」であることが、重要であることに気づくことができた。
取り扱いたい商材が定まってきたので、商社に関しては、総合商社ではなく、専門商社の本選考を受けようと考えるきっかけにもなった。