
23卒 本選考ES
研究職
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Q.
同業種の中で、当社を志望した理由を記入してください。
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A.
アンメットメディカルニーズに応える薬を作る、という目標が実現できると考えるからです。大学院でがん治療薬の研究を進めるうちに、がんのように進行度によっては治療が難しい、あるいは有効な治療法がない疾患の薬を作りたい、と思うようになりました。貴社は糖質科学というニッチな領域に強みを持っており、糖質科学は多くの病気のメカニズムに関わっています。そのため、貴社で疾患メカニズムに基づいた製剤を開発することでアンメットメディカルニーズに応えることができると考えています。以上の理由から、貴社を志望します。 続きを読む
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Q.
就職活動(企業選択)の軸についてお聞かせください。
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A.
3点あります。1点目は、ヘルスケア分野の事業を展開している点です。こちらは、健康意識が高い家庭で育った背景から生まれた軸です。2点目は、独自性のある事業をされている企業である点です。大学院で新しいがん治療薬の研究を行っているため、入社後も独自性のある研究をしたいと考えているからです。3点目は大きすぎない、中小から中堅規模の企業である点です。これは、業務範囲の狭い中で仕事をするよりも、幅広い仕事をこなす方が製品ができるまでの流れを把握でき、やりがいを感じることができると考えるからです。 続きを読む
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Q.
希望した職種・業務を選択した理由をお教えください。
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A.
1点目は、自身のドラッグデリバリーシステムの専門知識を活かせる上に、少量で高い効果を発揮できる医薬品開発が行えると考えるからです。当部門は、製剤化により薬効を左右できる部門だと認識しています。そのため、薬効を最大限に高められるような製剤を貴社で開発したいです。2点目は、患者さんの意見を反映できるからです。私は、大学院の研究を進めていく中で、患者さんの負担にならない薬の開発を行いたいという思いを抱きました。そのため、服用しやすく副作用が少ない剤形の薬を作り、患者さんのQOLを上げたいと考えています。 続きを読む
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Q.
ご自身の弱み・強みについて、具体的なエピソードを交えてお聞かせください。
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A.
強みは、好奇心を持って知識を吸収し、新しい発想を提案できる点です。研究で、英語の教科書で異分野の勉強をし、論文を粘り強く調べることで、今までにない新しい仮説を提案した経験があります。入社後も、貪欲に勉強してユニークなアイデアを創出したいです。弱みは、慎重すぎる点です。ケーキ屋のアルバイトで、正確性を求めたためにお客さんに迷惑をかけてしまった経験があります。この経験からスピード感を持つことも成果を上げるには必要であることを学び、臨機応変に周りの人も頼って修正することで完璧にすることを心がけています。 続きを読む
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Q.
今までに失敗をしたことと、その時対応をどのようにしたか教えてください。
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A.
失敗経験は、第一志望大学を受験すらできなかったことです。私は、研究に力を入れている大学に入学したいと思い、現在の大学よりも偏差値が高い大学を志して勉強に取り組んでいました。しかし、部活に打ち込みすぎた故に、第一志望大学には学力は届きませんでした。結果、現役で入学するために現在の大学に入学することになりました。この失敗を受けて、私は次の2点のことを意識し行動するようになりました。1点目は、自分の置かれた状況を正しく分析することです。2点目は、現状から目標に到達するために行うべき行動を逆算し、実行に移すことです。大学入学後はこれらのことを実行し、自身のやりたいことが実現できる研究を行っている研究室に入ることができました。現在は、製薬企業への入社に向けて細かな目標を立て、着実に行動を積み重ねています。 続きを読む
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Q.
学業、ゼミ、研究室などで取り組んだ内容(250)
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A.
ビタミンEと単糖を含有するポリマーが、がん細胞死を起こすメカニズムの解明を行っています。この高分子の薬効成分である、ビタミンE誘導体はがんの代謝反応を阻害し活性酸素種を大量発生させ、がん細胞を自滅させる働きがあります。先述のポリマーががん細胞死を起こすことは明らかになっていますが、詳細なメカニズムは不明です。そのため、本研究はこのメカニズム解明を目的としています。現在は、原料のビタミンEと同様の活性酸素種のメカニズムと、自滅を起こすタンパク質が活性化されるメカニズムの確認まで完了しています。 続きを読む
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Q.
自己PR(400)
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A.
強みは、多角的な視点で考えられる点です。私はオーケストラのパートリーダーとして、初心者の技術を向上させるためにマンツーマン指導を行った経験があります。初めは、私から一方的に練習方法のアドバイスを提案して実践してもらっていましたが、メンバーの技術は向上しませんでした。そこで、この原因は私の独りよがりな意見にあり、初心者の視点に立った提案ができていないからだと考えました。そして、この状況を打破するために、不安に思っている点や初心者視点での練習方法の意見を聞き取ることを試みました。その上で、私が提案した練習方法に反映させました。その結果、初めは曲を通して演奏出来なかったメンバーが、最後まで完璧に演奏できるようになるまで上達しました。この強みは、新しいメカニズムの仮説を考案する場面で生かせると考えています。入社後は多角的な視点で仮説を考え、問題解決を行いたいです。 続きを読む
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Q.
学生時代に最も打ち込んだこと(400)
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A.
オーケストラ部一丸となって、音楽を作り上げたことです。私はヴィオラパートのリーダーとして、他パートのリーダー約20人と合奏前後で演奏についての打ち合わせをしたり、合同でパート練習をしたりするなどして、各パート間での情報共有や意見のすり合わせを行った経験があります。しかし、楽器が異なるために演奏の解釈について、時には意見が食い違うこともありました。それでも、お客さんに良い演奏をお届けしたい、という共通の目標を持ってお互いに譲れる部分と譲れない部分を出し合い、歩み寄ることを実践していました。その成果もあり、来ていただいたお客さんから、全体が一丸となったよい演奏だった、とお褒めの言葉をいただきました。この経験から、相手の意見を素直に受け入れ、お互いが納得する結論を出すことで共通の目的を達成できると学びました。このオーケストラで培った、異なる立場の人と連携する力を活かし、組織の成果を上げたいです。 続きを読む