【旅行企画の新提案】【18卒】クラブツーリズムの冬インターン体験記（文系/Ambitious Episode Real　～旅行ビジネスの本質を知る～）No.992（早稲田大学/男性）（2018/1/30公開）

旅行業界に興味があり、サークルの先輩がインターンを経て3月には内定を得ていたことから、滑り止めとして受けてみようかということで参加した。夏のインターンは選考過程で振り落とされてしまったので冬こそは！という気持ちで臨みました。

事前に先輩からインターンのことを聞いたり、クラブツーリズムが展開している業務内容について調べました。

テーマに沿った旅行商品の企画、および座席や宿の手配体験

1日目にやったこと

午前に軽く説明を受けて、まずはどのような業務をやっているのかを知るワークショップ。そのあと昼食をはさんでGWをすすめて発表。あるテーマに沿った旅行企画の立案を行った。その立案のための手配の体験もした。

各旅行テーマごとの課長など

なし

実際に手配をする際に架空の関係業者とやり取りすることがあったが、いかに自分たちがやりたいことをどの価格でやりたいかという意思があり、それに加えてどれだけの利益を相手にも生み出せるのかを明確に伝える必要性があることを教わった。

学歴も価値観も違う人たちとやりあるのがなかなか大変だった。統率の取れる人がメンバーにいないとうまく進まないなあと感じた。班によっては夏のインターンに参加したことがある人もおり、その人がうまく進めていた印象があった。何においてもコミュニケーション能力は必須になってくるがそれが欠けている人も中にはおり、（選考にはES審査のみのため）余計な苦労が発生した。

旅行業での仕事がどのようなものであるのか、特にクラブツーリズムは企画～手配～添乗を一人で行うこともあり、自分が旅のコーディネーターとしてお客様をお連れすることができるということを強く感じた。その一方で他社との競争が激しくなており、特にネットでの旅行販売にたけている会社が旅行業界で台頭してきていてシェアを奪われつつあるため、クラブツーリズムにおいてもOTM事業を進めていることをじかに感じた。

旅行業界で必要となる知識はインターンの冒頭でレクチャーを受けるのでそんなに熱心に勉強する必要はないが、旅行先を言われて何県であるとか、何が有名な県であるとかなどの知識が少しあるだけでもかなり楽になると思う。

自分がやりたいテーマ旅行が存在し、そこにお客様をお連れするということがどのようなものであるのかをしっかり想像することができたと思う。自分が働いているときにどんな場面で持ってる力を発揮するのかしっかり見極めて働いていきたいと考えた。その一方で業務の多さでやられてしまわないかも気になった。

出るというアナウンスを実際にインターンの過程で伝えられ、会社説明会の参加も促されたから。また、先輩が過去にそれで内定を得ていたこともあり、実際にもらえる実感をもって確証を得ることができていたため。またこの会社の新卒採用数が多く、単純に本選考だけでは出せない数字だと勝手に感じていたから。

もともと旅行業界に興味はあったが、この会社の一人で企画から添乗をやるというところに魅力を感じることができなかった。一括でやることで個人の仕事の量が多くなることが目に見えていたし、実際にインターンに参加していた際、定時でインターン自体は終了したが、エレベーターでほかのフロアから帰る社員の姿を見ることもなかったため、いわゆるブラック企業であることを悟ったから。

先述の通り先輩がインターン枠で内定を得ていたことと、インターン枠での選考があることをインターンの最中にアナウンスされ、その結果が3月中には出ることが伝えられていたことやほかに新卒1年目の社員の話を聞いてもインターン参加ののち内定が出た旨を聞いていたので確信した。

旅行業界に行きたいと漠然とイメージしていたので、クラブツーリズム以外にも、JTB各社やHIS、近畿日本ツーリスト、阪急交通社などを考えていた。また各交通事業者が扱う旅行にも関わりたいとの思いからJR各社や航空会社の旅行会社なども考えていた。自分は旅行業界で企画に携わりたいという思いがあり、また、修学旅行や研修旅行などの教育旅行にも興味があったのでそれができる企業としてJTBや近畿日本ツーリストなどが念頭にあった。

インターンシップで旅行業界について学んだ時に、仕事の過程でお客様のニーズに寄り添うあまり、サービス残業が多く発生する懸念が生まれた。また、先述の通り、実際にインターンに参加時に、定時でインターン自体は終了したが、エレベーターでほかのフロアから帰る社員の姿を見ることもなかったため、社員が定時に帰れない、「ブラック企業」であることを悟ったためにこの会社を志望することはなくなった。またそれらを含めてインターンを参加した結果そこまで旅行業界に魅力を感じなくなっていったので志望業界を再考することになった。