【22卒】日本貨物鉄道の冬インターン体験記（文系/物流・貨物輸送ビジネスの体感）No.18716（青山学院大学/男性）（2021/10/22公開）

3から5人で一つの班を作り進めていたので、同じ班の学生とは交流の機会があった。皆社交的で、ボードゲームの班別の成績では一位になることができた。

日本で唯一の貨物鉄道を担う会社として、責任感であったり、手がける事業の広大さというものを再認識することができました。しかしながら、民営化された企業であるから収益性というものにもシビアにならなくてならない時期にあり、いかに利益と公共性と利便性を両立できるかという難しいですがやりがいのありそうな仕事に出会うことができました。

専門用語が多くイメージがつかない単語もあるので、会社のホームページであったり、YouTubeチャンネルなどを通して事業について写真や映像とともに事前に確認しておくといいと思います。

一連の業務を体験することはできましたが、活動場所がオフィスの中だけでしたから、実際の現場の状況がうまく掴めず、適切な指示が出せているのか分かりにくかった。やはり、この会社のように現場が基本となる企業においては、事前に現場（今回であれば貨物駅）での実際の業務の見学もしくは体験を経てオフィスワークの体験をした方がより分かりやすく働く姿が想像できるのではないか。

物流や鉄道に関してはある程度の知識があるつもりで今回のインターンシップに参加しましたが、それでもなお分からない用語や業務も多くあったのでこのままでは理解不足もありなかなか内定には結びつなかないのではないかないのではないかと感じました。また、鉄道貨物業務以外にも不動産や商業施設運営などにも手広く事業展開を行なっておりそのような部分についても網羅的に知った上での挑戦でないと内定は得られないと思います。

当初は、貨物列車を用いて単なる貨物輸送を担うだけの企業かと思っていましたが、実際には不動産開発や住宅・駐車場開発などに至るまでを一社にして手がける総合企業としての魅力を感じたため。また、自分の専攻である環境法の視点からもCO2排出量が少ない鉄道貨物への期待が膨らみつつあることが分かったから。

実際にインターンシップが評価されていたのかは分かりませんが、実際の選考では通常は3回の面接のところ2回で内定をもらえることができたので、有利になるのかもしれません。

インターンシップ中は常に社員の方がいました。コロナ禍ということもありインターンシップ後は、懇談会などもなくすぐに解散となりました。

6月に就職活動を始めたばかりなので、まだこの時は手広くさまざまな業界を見ている時期でした。ですから、最初は知っている企業を中心にインターンシップを受けており、ニトリや損保ジャパンなども受けていました。ニトリに関しては、インターンシップを通して就職のサポートがしてもらえると聞き参加していました。そのため、志望動機などは特にありませんでした。損保ジャパンに関しては、先輩が在籍していたことや人が困っているときの力になれる点に魅力を感じ志望していました。

日本国有鉄道が分割民営化された影響で設立した会社という背景から、あまり融通が効かず形式的なことを重要視する会社であると感じていました。あながち間違いではなかったですが、新規事業に若手を配置していることや前例がなくても取り組んでみるという姿勢が近年は見られていると聞き、またそれが事業の多様化としても現れているので変革期の途中にある会社なんだということを感じました。そのため、安定感を求める自分にとっても悪くない選択肢だと感じ、本選考に進みました。