【未来を担う環境リーダー】【23卒】日本貨物鉄道の冬インターン体験記（文系/総合職）No.20106（明治大学/非公開）（2022/2/21公開）

当時は学部2年生だったので、気になる業界や会社、知名度がある会社のインターンに片っ端から応募していたというのが本音です。その中でも、日本貨物鉄道は、今後の脱炭素化において不可欠な存在であると思い、応募に至りました。

就職活動を始めたばかりで、エントリーシートの書き方もわからなかったので、とにかくきれいな文書を書くことを意識しました。

エントリーシートの設問が志望動機しかなかったことから、インターン先に日本貨物鉄道を選んだ理由と何を学びたいかを明確にできていれば通過すると思います。

午前は物流事業を体感できるボードゲームを、午後は鉄道ダイヤグラムを作成しました。

物流事業を体感できるボードゲームでは、4人1チームとなって、最も収益をあげられる方法を模索します。鉄道ダイヤグラム作成は個人ワークです。

物流事業の業務を遂行するにあたって、必要不可欠な定刻性や積載量といった要素を、どのような場面で用いるのかを学ぶことができました。

午前は物流事業を体感できるボードゲームを、午後は鉄道ダイヤグラムを作成しました。

1日目にやったこと

開会式のあと、物流事業の現状についての説明があり、そこから物流事業を体感できるボードゲームを行いました。昼食を挟み、午後は鉄道ダイヤグラムの作成や座談会を行いました。

なし

座談会の中で、物流事業以外にも力を入れている分野が複数あり、昨今は収益性を高めるためにありとあらゆることに積極的に取り組んでいることを教えていただきました。中でも不動産事業に関するお話が興味深かったです。

最も大変だったことは、物流事業を体感できるボードゲームです。運送時間以外にも日本貨物鉄道が果たすべきである環境面への配慮であったり、ルールが複雑なうえに、設定状況が刻々と変化していくので、私以外の周りの方もついていくことに苦労している印象を受けました。

皆落ち着いていて、協調性のある方が多かったので、グループワークは非常に進めやすかったです。

鉄道ダイヤグラムの作成や機関車交換作業体験、座談会などを通じ、物流業界に就くにあたって必要となる考え方や能力、労働環境を学ぶことができました。また、初めてのインターンシップだったので、グループワーク中の振る舞い方や進め方を学ぶことができました。

日本の物流業界の仕組みや変遷、求められていることを時代ごとに調べられていたら、物流事業を体感できるボードゲームをもう少し楽に進められたと思います。

想像できなかった主な要因としては、労働環境と社員さんの雰囲気が挙げられます。特に労働環境については、座談会の話の中でも、総合職で入社した場合も夜勤が多く、デスクで仕事をする時間は意外と少ないという話を伺い、デスクワークを希望する私には合わないと感じた。

周りの学生のレベル感を踏まえると、内定をいただける可能性は高いと考えました。参加者の多くは消極的で、座談会でも積極的に発言する方が少なかったことを考えると、積極的に発言しているだけで人事の方や人事部長に顔を覚えてもらうことができるため、有利だと考えました。

志望度が下がった理由は労働環境と社員の方の雰囲気です。労働環境については、総合職で入社しても、全国の貨物ターミナルで夜勤に従事する必要があること、社員の方の雰囲気については、やや体育会気質の昭和な雰囲気を色濃く残していると感じ、自分に合わないと感じたからです。

少し有利になると思います。理由は、インターンシップ参加者は会社説明会が免除になる他、参加者限定の座談会に招待されるなど、優遇措置があるほか、参加していることで志望度の高さを見せることができると考えたためです。

参加前は、自分の興味のある鉄道や電気・ガスなどのインフラ業界をメインで見ていました。その理由としては、高待遇でホワイトなイメージが強かったからです。その他にも、知名度の高い会社や、将来性の観点で脱炭素化に力を入れていたり不可欠な会社を見ていました。理由としては、就職活動を始めたばかりであったこともあり、自分の身の丈に合った企業を探すという意識が薄かったことが挙げられます。

参加したことによって、物流業界や貨物鉄道に対する認識は大きく変化しました。脱炭素化には不可欠な存在であるものの、業界の性質上、荷主にとってみれば付加価値が生み出しずらいどころか、逆にコストとしてしか捉えられていないことを知り、やりがいが感じにくいと感じました、更に、労働環境や社員の方の雰囲気も私に合わないと感じた。