18卒 本選考ES
技術職
18卒 | 明治薬科大学大学院 | 男性
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Q.
学業、ゼミ、研究室などで取り組んだ内容
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A.
私は筋萎縮性側索硬化症(以下ALS)について研究を行っております。ALSは運動神経の脱落によって次第に全身の筋肉が動かなくなる難病であり、アイスバケツチャレンジでその名を知られることになりました。ALSの正確な原因は未だ明らかになっていませんが、様々なALS患者の遺伝子を調べたところ、数種類の遺伝子の変異がALSに関与していることが予想されました。私はそのうちの一つのFUS/TLSという遺伝子に着目しました。この遺伝子が正常な状態でどのように働いているかは未だ不明な点が多く、私はこの遺伝子の機能解析を行っています。 続きを読む
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Q.
自己PR
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A.
私の言葉には人を変える力があります。個別指導塾でアルバイトをしていた頃、勉強を全くやらない生徒の担当を任された経験があります。最初の授業では授業はもちろん、雑談にすら応じませんでした。ここで話しかけ続けても逆効果だと考え、「会話も授業もしないから、何か話したくなった時に話しかけて」と一言言ったところ、初回は1回、3時間目では2回、と段々会話を重ねていくことができました。後に雑談にも応じてもらえるようになったころ、その生徒の親御さんから「息子が初めて自発的に勉強をやった」というお礼の電話がかかってきました。勉強を始めた理由を聞くと、初回授業の言葉に胸をうたれた。この先生のために勉強しようと思えたから。とのことでした。このことから私の言葉は力を持っていると確信しました。変化の多いIT業界においても、この力を発揮し、時代の一歩先を歩めるよう御社を導いていきたいです。 続きを読む
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Q.
学生時代に最も打ち込んだこと
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A.
私が学生時代に最も打ち込んだことは、筋萎縮性側索硬化症(ALS)原因遺伝子の機能解析についての研究です。その研究において苦労した点が、「どのような結果が出てくるのかは誰にも分らない」という今までにない経験でした。出てきた結果を解釈し、何をすべきかを考えることも大変でしたが、それ以上に自分が出したデータを世界に公開するという「責任」が重く感じられました。研究はある仮説を立てて、その説を証明するためのデータを集めるというように進めていくのですが、思ったようなデータが出ないときには、仮説が間違っていることを考えなければなりません。仮説を否定することは可能性を一つ潰すことで、そしてそれはとても勇気のいることであったと私は感じております。この経験から、たとえ反対意見でも私の意見やデータに責任と自信と理論をもって話せるようになりました。御社においても流されることない独自の意見を出していきたいです。 続きを読む