【情報を活かす未来へ】【23卒】杏林製薬の冬インターン体験記（理系/ＭR職仕事体験）No.28881（非公開/女性）（2022/7/26公開）

製薬業界で働きたいと考えており、その中でも商品ではなく情報を主に扱うことで人々の健康に貢献するＭR職に最も興味があったことからＭＲ職の仕事内容を体験できるこの会社のインターンシップに応募しました。また、当インターンは選考フローに本格的なESと面接が課せられているので就活の練習になると思ったことも参加の理由です。

ＥＳと面接が選考フローにあったため、MR職の詳しい仕事内容を調べ、その存在意義を自分なりに言語化しました。また、この会社のMR職はグループ制が特徴であり、そのような点に注目している理由を面接時には伝えるようにしました。

この会社はインターンの採用人数が多めなので、まだ就活のスキルが未熟だった自分でも合格を頂けました。しかし、MRとして働きたい理由や志望動機をしっかり伝えることは大切であると思います。また、自身の内面などもしっかり見てくださっている感触があったので、素直に自分の良い部分が伝わるような話し方も心がけるべきだと思います。

企業の詳しい事業内容やMRの仕事内容の説明、MR体験グループワーク

杏林製薬について・MR職についての説明、MR体験グループワーク、チーム制についての説明

MRがどのように普段から医薬品に関する情報収集を行い、それらをもとにチーム体制で医者のニーズに最大限応えた提案を行っていくのかを学びました。この企業のMRは定期的にチーム内で会議を行い、各個人が聞き出してきた顧客が抱える課題点などを共有し、メンバー全員でその解決に取り組むやり方で仕事を進めているとのことでした。

MR職について・チーム制について理解する

1日目にやったこと

人事の方による企業の事業内容説明、MRの仕事内容の説明、学生５～６人に分けてのグループワークが主でした。1回目のグループワークは製薬関係なく、少し遊びの要素も含まれた内容でした。

2日目にやったこと

1日目と同じグループでのグループワーク、チーム制の説明、質問タイムが主な内容でした。時々、人事の方から学生に向けて質問を投げかける場面も何度かあり、しっかり製薬業界について理解していないと事得られない内容でした。（不正解だからといって評価が下げられるような感じではなかったので安心してください）

人事部の方

なし

MR職のグループワークでそれぞれの班の発表に対してフィードバックを頂くことができました。MRは相手のお医者様のことを第一に考えて様々な情報を取捨選択し、最適な提案をする必要がある職業であるとおっしゃっていたのが印象的でした。

グループワークの直前に議論する内容についての資料が送られる形だったので、議題内容については直前までわからず、その時になって初めて内容を知り、急いでメンバーと考えて話し合う感じでした。30分ほどで考えをわかりやすくまとめて発表できる形にする必要があったので、緊張感があり、その点が大変だったと感じます。

グループワークの中で意見を交換する中で、異なる価値観を学ぶことができたと思いました。

企業についてはもちろん十分に理解することができ、製薬業界が抱える課題（高齢化社会やジェネリックなどの課題）についても深く学ぶことができました。また、他の参加者と話す機会も多かったため、皆がどのようにＭＲ職を捉えているのかを知ることができ、それを踏まえて改めて自分はＭＲとしてどう働きたいかを考えるきっかけになりました。。

インターンの中で製薬業界にまつわる様々なことを教えてくださるので、そこまで何かを勉強する必要はないと思いますが、ざっくりとした製薬業界についての知識を身に着けておくことや、グループワークのやり方を予め頭に入れておくとスムーズに参加できるのではないかと思います。

インターンの中でMRの仕事のVTRを見る時間があり、その映を介してMRが実際にどのように周りのMRと協力して仕事を進めていくのか知ることができるたため、将来の働く姿はイメージしやすかったです。杏林製薬はチーム制をとっているため、かなりの頻度で他のＭＲと集まって会議を行い、医療を支えるための施策を考えている様子が深くうかがえました。

インターンに参加し、ＭRに向いているのは薬学系の専門知識が深い人や、コミュニケーション能力がかなり高い人であり、実際に他の参加者もそのような素質を持った人が多いと感じた。比較的大手の製薬会社であることも相まって、選考は難化すると感じ、自分よりも適任者が多い中で選考を突破するのは中々骨が折れると思ったため。

MRは取引先のお医者様の都合次第で仕事のスケジュールが大きく変わる可能性もあり、自分で思うように業務を勧めることができない箇所が多い仕事であり、ストレスに繋がるのではないかと感じた。また、MRは個人で受け持つ病院の取引先が何十件もあり、毎日車でたくさんの医療機関を回り、多くの人と交流する必要があるため、果たして自分に務まる仕事であるのか不安に思ったため。

インターン参加後は、参加者全員にマネージャー面談から始めることができる特別選考ルートが用意されるため、本選考へ向けては少しだけ有利になります。ただ、履歴書（内容は個人の略歴の他にガクチカや志望動機やチームで取り込んだことなども求められました）を郵送で提出する必要がありました。

製薬業界に行くことを志望していたため、医療用医薬品、OTC医薬品の区別にはこだわらず、製薬の大企業を志望していました。具体的には大正製薬、住友ファーマ、田辺三菱製薬、日本新薬などです。
健康を支える仕事がしたいという想いから薬の他にも食品業界を見ており、特に食肉や乳製品系の企業も志望していました。具体的には、雪印メグミルク、六甲バター、日本ハム、伊藤ハムなどです。

インターンの参加により、MRとしての働き方に疑問を抱くことが増えました。しかし、やりがいや社会の貢献度はかなり大きい仕事であり、給料も安定して高いため引き続き製薬業界のＭＲ職を志望していました。ＭＲの他にもできる職種もみてみようと思い、理系のアドバンテージを活かした製造技術職なども見るようになりました。