20卒 本選考ES
技術系総合職
20卒 | 東北大学大学院 | 男性
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Q.
研究上の課題とそれに対するご自身の貢献(課題をどのように捉え、行動したのか)について教えて下さい。
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A.
1級、2級アルキル安息香酸を基質とした際にほとんどフタリド体が得られないことが課題でした。この要因として「溶媒である水の付加」が考えられました。そこで私は、3級アルキル安息香酸と比べて反応部位が立体的に空いているために水の付加を避けることは難しいと考え、有機溶媒を用いることにしました。しかし、有機溶媒を用いるとペルオキソ二硫酸塩が溶解せず反応が進行しませんでした。この結果を受け、相間移動触媒を用いることでペルオキソ二硫酸塩の溶解性を改善し、良好な収率で反応を進行させることができました。 続きを読む
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Q.
研究室におけるあなたの役割を教えて下さい。 実際の役割分担だけはでなく、スキルや性格面で貢献している点について具体的に説明して下さい。
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A.
居心地の良い研究室の雰囲気づくりを心がけています。研究室の雰囲気は研究を進めていく上でのモチベーションの維持や、新たな発見を生み出すために重要だと考えているからです。具体的には、新しく配属された後輩と積極的に会話したり、実験が思うように進まず落ち込んでいる後輩を励まし、一緒に解決法を考えたりしています。その際に、研究に関する話だけでなく世間話も混ぜることで適度なガス抜きができるように心がけています。 続きを読む
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Q.
採用ホームページや会社説明会で印象に残った点についてあげるとともに、印象に残った理由について教えて下さい。
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A.
印象に残った点は、自由な研究環境です。説明会で各ブースを回った際に、業務の10%を個人テーマに費やすことが認められていると聞いたためです。また、採用HPに掲載されている先輩社員の話から、新人であっても自ら考える機会や意見を出す機会があることが見て取れ、改めて研究環境の自由さを感じました。 続きを読む
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Q.
当社を志望した理由
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A.
貴社を志望する理由は2つあります。1つは、貴社の研究開発力に魅力を感じたためです。高い売上高研究開発費比率や「自律と協働」の考え方が、貴社の強みだと考えています。もう1つは、自己研鑽を積むための多様な人材育成制度に惹かれたためです。その中でも「セルフスタート研修」は、自ら考え、他部門や社外の方々と交流することで研究者として成長できると感じました。貴社の恵まれた環境を生かして新たな価値を生み出し、世の中の人々のより良い暮らしに貢献したいと考えています。 続きを読む
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Q.
現時点で希望する仕事(自分の知識および技術が活かせると思われる仕事とその理由)
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A.
希望する仕事は農薬探索研究です。大学の研究で培ってきた有機化学に関する知識や実験技術を生かせると考えたためです。また、農薬の研究開発は医薬品の研究開発と違い、自分で合成した化合物の効き目を「研究の初期段階に目で見て分かること」が魅力的だと感じました。人口増加による食糧不足に対する「既存農地の生産性向上」、残留農薬や環境への影響等の「農薬の安全性」等、様々なニーズに応えた農薬づくりに関わりたいと考えています。 続きを読む
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Q.
将来チャレンジしてみたい仕事(当社を舞台に将来取り組んでみたい仕事、または実現してみたい夢とその理由)
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A.
農薬だけでなく、他領域の技術と組み合わせて新たな価値を創造したいです。貴社の幅広い研究領域や部門間の活発な交流を生かすことで、新たな価値が生み出せると感じたためです。農薬と医薬の領域の組み合わせであるペット用外部寄生虫薬のブラベクトがその一例だと考えています。新たな価値を生み出すことで、農業に関わる人々だけでなく、より多くの人々の健康や生活の質の向上に貢献したいと考えています。 続きを読む
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Q.
自己PR(自分自身の強み・弱み、および自己啓発のために何か取り組んでいること等を記入)
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A.
私の強みは「目標を設定し達成する能力」です。これは、フルマラソンに参加することで培うことができました。4時間で完走することを目標として練習を始めたところ、すぐに練習が辛くなってしまいました。そこで、自身の現状の走力を分析し、短期的な目標や中長期的な目標を複数立て、段階的に目標を達成していくことでモチベーションを維持して練習に取り組むことができました。その結果、本番は3時間43分で完走でき、当初の目標を達成することができました。この経験を貴社で研究を進めていく際に生かし、新技術や新製品の開発に取り組みたいと考えています。 続きを読む