【未来を拓く環境研究】【22卒】三菱ＵＦＪリサーチ＆コンサルティングの冬インターン体験記（理系/政策研究）No.16676（名古屋大学大学院/女性）（2021/8/8公開）

シンクタンク業界に興味を持っていた。夏の５daysは落ちてしまったのでもう1度インターンシップに応募した。自分は環境分野に興味があり、その分野で強いと言われるMURCにとても興味を持っていたので実際の業務を知ったり、実際に働かれている研究員の方にお会いできる機会を得たいと思った。

ESにはなぜその分野に興味を持っているのか、インターンシップを通じて何を学びたいのか、論理的に具体的に書くようにした。また、正直に書くことを心掛けた。

取り組むテーマが決まっていたので、その周辺知識をもとにどのような考えを持っているのか、また、考えを組み立てる人間かどうかを見られているのかなと感じた。

二酸化炭素量を削減するために打つべき政策を提言

午前中に会社説明、午前午後でグループワーク、インターンシップ終了後に任意で座談会参加という流れだった。

政策研究という仕事について理解が深まった。

二酸化炭素量を削減するために打つべき政策を提言

1日目にやったこと

午前中にグループワークの具体的なテーマが発表され、午前午後でグループワーク、インターンシップ終了後に任意で座談会参加という流れだった。グループワーク時には研究員の方から適宜アドバイスを頂くことができた。

主任研究員(？)

なし

グループワーク中、数値の推定等でどのような手法をもとに考えればよいのか、実務の際にはどう取り組むか教えて頂いた。その際の難しさ、苦労することについても具体的にお話しいただいた。

インターネットからの情報をもとに論理を組み立てるワークだった。インターネット上には膨大な情報がある。そのためどの数値を使うか、はたまたすべて組み合わせて使うのか限られた時間内でどこまで求めていけるのか決定することに苦労した。大変だったかこれこそ政策研究の仕事なのかと考えながら臨んだ。

どの学生も発言と聞くことのバランスがとれていて議論から取り残される学生はいなかった。優秀な学生と関わることで、自分のふるまいを見直すきっかけになった。

政策提言という仕事は成果物こそ外部に資料として提出されていることが多く、調べれば見ることができるが、その過程を知ることは実際にインターンシップに参加しないとわからない。地道に積み上げ、時間や予算との兼ね合いで最大限のパフォーマンスを出すことが大事だと理解できた。

背景知識として、省庁や地方自治体がが出している報告書や計画書などを読んで勉強しておけばより良いアウトプットにつながったと感じた。

グループワークのテーマとしては、実際の案件に近いものを用意していただいたようで、仕事内容のイメージはある程度理解することができた。一方で、オンラインでの開催であったため、入社後に実際に周りの社員さんとどのようコミュニケーションをとりながら案件を進めていくのか、具体的にイメージすることが難しかった。

インターンの参加学生を見て、学歴とコミュニケーション力ともに高いレベルで持っている方が多いなということを感じました。自分は選考で有利になる学歴を持っているわけではなく、夏のインターンシップも選考落ちしていたため、本選考ではもっと厳しい戦いになると考えていました。

業務に対して真摯に取り組み、面白いなと思いながら研究員の方々は働かれているようで、自分自身もそのような姿勢をもって働きたいと思った。政策にかかわっていくことを通じて多くの人々に還元される仕事ということで、さらに興味が増し、志望度が上がった。

インターンシップ参加者は早期選考に案内されることから、本選考に有利と考える。早期選考で選考落ちしても通常選考に再度応募することができるので、チャンスを再び得ることができます。

シンクタンク業界か金融業界(銀行)へ行きたいと漠然と思っていました。ただ、就活生のうち自分がどの業界でたたえる力を持っているのか正直わかっていませんでした。そこで、環境分野に強いと言われるＭＵＲＣのインターンシップへ応募し、自分に足りない力や同じ業界を志望している学生と交流をしてみようと考えました。

自分の周りに政策研究を志している先輩や知人がおらず、恥ずかしながら漠然と頭の固い集団というイメージを持っていました。ところがそんな風でいては仕事はできないはずで、どの研究員の方も今のトレンドを先読みしたり、アンテナを広く張っている方ばかりで、印象はがらりと変わりました。その雰囲気を感じたことで他社を見るときに自分のフィーリングと向き合うこともするようになった。