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【電池革命を牽引】【22卒】プライムプラネットエナジー&ソリューションズの技術職の本選考体験記 No.13105(京都大学大学院/男性)(2021/6/2公開)

プライムプラネットエナジー&ソリューションズ株式会社の本選考における、説明会の参加からWebテスト、エントリーシート、面接、内定までの選考内容や注意すべき点などを公開しています。面接の実施時期や評価されたと感じたポイントなど先輩のアドバイスを見て、選考対策に役立ててください。

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2022卒プライムプラネットエナジー&ソリューションズ株式会社のレポート

公開日:2021年6月2日

選考概要

年度
  • 2022年度
結果
  • 内定入社
職種
  • 技術職

投稿者

大学
  • 京都大学大学院
インターン
  • 未登録
内定先
入社予定

選考フロー

選考情報

OB・OG訪問
実施していない
リクルーター
あり

選考時の新型コロナ感染症対策

選考は最初から最後までオンラインでした。

企業研究

22卒から新卒採用を開始しており、現在はまだあまり大々的に採用情報が出ていない。
私がこの会社を知ったことのは、ラボベースという理系の修士課程および博士課程を対象にした就活サイトを通じてである。その他のサイトではあまり有益な情報は得られていない。
したがって、ラボベースを通じた会社説明会、あるいはリクルーター面談・人事面談等が主な情報収集源となる。
しかし選考フローは親会社であるパナソニックの技術職と近いものがあると感じた。具体的には、書類選考後、1次は人事面接、二次は現場の方との面接を行い、内定、という流れである。
調べておいて役に立ったことは、親会社であるトヨタ・パナソニックとの役割の違いである。

志望動機

EVの普及を通じ、エネルギー問題の解決に貢献したいからである。
大学院での研究活動や授業を通じて、エネルギーの複雑さや規模の大きさ、または日々の生活との密着性に興味を持った。同時に、エネルギーが現在抱えている、低炭素化と経済性の両立といった問題の解決に貢献して、社会に大きな影響を与えることがしたいと考えるようになった。
これらを踏まえて、貴社であれば、エネルギーと生活のインターフェイスである、モビリティの変化によって、その両方にインパクトを与えることが出来ると考えている。つまり、EVの更なる普及を、電池の低廉化や高性能化によって実現出来るのではと思い、その点に魅力を感じたので志望する。
加えて、私の現在の研究テーマを直接活かすことが出来るので、強みになると考えたからである。

エントリーシート 通過

実施時期
2021年03月 中旬
通知方法
メール
通知期間
1週間以上

ESの内容・テーマ

研究テーマ、自己PR、ガクチカ、志望理由、入社後チャレンジしたいこと

ESの提出方法

採用サイトのマイページから提出

ESの形式

Webで入力

ESを書くときに注意したこと

簡潔に書くことを試みながらも、自身が苦労したことが伝わるようにエピソードを盛り込んだ。

ES対策で行ったこと

以下の3つに明確に答えるように心がけた。
何がしたいか、何が出来るか、その会社をどのようにしていきたいか。

対策の参考にした書籍・WEBサイト

なし

リクルーター面談・人事面談

形式
学生1 面接官1
面接官の肩書
入社10年未満の人事および技術職の社員

面談時間
30分
面談タイプ
オンライン面接

実施時期
2021年04月 上旬
実施場所
オンライン

リクルーターからの連絡が来た時期・経緯

マイページ登録後に人事面談を行った。そこでリクルーター面談の希望を聞かれたので、設定してもらった。

会場到着から選考終了までの流れ

オンライン

面接の雰囲気

終始和やかであり、この時点で落とそうという意思は感じられなかった。単に会社のことを知ってもらうための場であると思う。

評価されたと感じたポイントや、注意したこと

質問は事前にいくつか用意して、興味があることが伝わるようにしたい。

対策の参考にした書籍・WEBサイト

なし

1次面接 通過

実施時期
2021年04月 上旬
面接タイプ
オンライン面接
実施場所
オンライン

形式
学生1 面接官2
面接時間
50分
面接官の肩書
5年目以上の技術職の方々
逆質問
あり

通知方法
メール
通知期間
1週間以内

会場到着から選考終了までの流れ

オンライン

評価されたと感じたポイントや、注意したこと

研究テーマへの質問に対して、どの質問にも自分なりの回答をすることが出来た点だと思う。研究テーマに関する質疑応答は面接時間の半分以上を占めていた。

面接の雰囲気

技術に関する質問がメインであった。したがって、研究テーマに関する質問は深掘りされたが、その他の自己PR的なものには深掘りはされなかった。

面接後のフィードバック

なし

対策の参考にした書籍・WEBサイト

なし

1次面接で聞かれた質問と回答

研究テーマについて教えてください。

○○を用いたナトリウム二次電池に関する研究を行っている。
今後、再生可能エネルギーや電気自動車の普及に伴い、大型二次電池の需要増加が予想される。一方で、リチウム二次電池の大型化には、有機溶媒である電解質の可燃性や揮発性に起因する安全性への懸念点と、リチウムの希少性・地域偏在性という懸念点がある。そこで、電解質を有機溶媒から難燃性・難揮発性をもつ○○という物質に、電荷担体をリチウムから豊富かつ広範に存在するナトリウムに転換した、より安全かつ資源面に配慮した二次電池が期待されている。本研究ではこのような新規二次電池に着目し、○○電解質中のナトリウムイオン濃度の違いが、充放電特性や電解質の溶液構造に与える影響について調査することが目的である。この研究によって、ナトリウム二次電池の高性能化、ひいては将来的な普及に貢献する可能性がある。

研究で苦労したことについて

新材料を用いた電極の作製方法を確立した。
ある時、とある事情により先行研究で用いていたバインダーという材料が入手不可になったので、最適なバインダーと、それを用いた電極の容量を最大化する条件を規定する必要があった。しかしながら、バインダーの種類やメーカーの違いによって電極の容量に影響を及ぼす上、活物質の混合比や厚み、作製工程なども考慮しなくてはならなかった。そのような多数のパラメーターを変化させるべき変数やそのレンジを見極めなければ、最適な手法を見つけ出すために膨大な時間がかかってしまう。そこで、変数を変化させる際、同様の材料を用いて電極を作製している論文を調査し、また自身が蓄積したデータを参考に、良い結果が得られるような値を定量的に計算して考察することで、闇雲ではなく、効率的にデータが得られるように工夫した。この結果、目標の特性を示す電極を得ることが出来た。

最終面接 通過

実施時期
2021年04月 下旬
面接タイプ
オンライン面接
実施場所
オンライン

形式
学生1 面接官2
面接時間
50分
面接官の肩書
役員
逆質問
あり

通知方法
電話
通知期間
即日

会場到着から選考終了までの流れ

オンライン

評価されたと感じたポイントや、注意したこと

自分が何がしたいかを明確に論じたことではないか。
海外勤務への意欲および社会への興味も評価されたと感じる。

面接の雰囲気

フレンドリーでもなく、試される雰囲気でもなく、ニュートラルであったと感じている。しかし、役職がある方なので緊張はした。

面接後のフィードバック

 なし

対策の参考にした書籍・WEBサイト

なし

最終面接で聞かれた質問と回答

希望する職種について。

生産技術である。なぜなら私は御社で電池の低価格化や高性能化といった付加価値向上にチャレンジしたいからである。
私は、貴社がパナソニックさんの高性能な電池を、トヨタ生産方式と融合させて優れた電池を高効率にかつ安定的に供給することを目指していることに興味を持った。そこで私は両社の強みを同時に最前線で学ぶことが出来、かつ実際の最終製品に近い段階で業務することが出来る生産技術によ興味を持っている。将来的には、DX化を取り入れることで更に効率的に優れた製品を世に送り出せるような仕事がしたいと考えている。
更なる将来的な展望としては、EVだけではなく、様々なシーンで蓄電池が利用される社会作りに貢献したいと考えている。

組織やチーム(複数人での活動)などにおいて、あなたが新たに提案し実行した取組み等について

○○部所属中に、他大学の選手を集めて合同練習会を企画した。
私のポジションの練習内容には、マンネリ化してしまうという問題があったので、変化を促そうと考え、合同練習を企画した。まず、私はこの企画の周知が必須だと考え、主務に各大学への連絡、およびマネージャーに部のSNSを用いた告知を依頼した。そしてGoogleフォームを用い、参加人数の把握および実施内容の調整を主務やマネージャーと共に行った。当日、約40人に参加していただいた。この合同練習を開いたことで、京大の選手たちは、部外の選手と交流することによって、刺激を受けモチベーションを上げることが出来た。また、以降定期的に合同練習を行えるようになった。

内定者のアドバイス

内定時期
2021年04月 下旬

内定を承諾または辞退した決め手

希望する業務内容であったこと、今後重要である電池に関する知見が身に付けることが出来ること、新しい組織であることが決め手となり承諾した。

内定後の課題・研修・交流会等

なし

内定者について

内定者の人数

不明

内定者の所属大学

不明

内定者の属性

不明

内定後の企業のスタンス

内々定を頂いた後も納得いくまで就活を続けさせてくれた。
具体的にいつまで承諾検討期間を設けて欲しいか答えることが出来た。

内定に必要なことは何だと思うか

まずは1次にある技術面談をクリアすることです。
事前に技術プレゼンテーション資料というのを作成する必要があるのですが、研究背景だけではなく、いかに自分が仮説と検証を立てて、ロジカルに研究を進めてきたかをアピールしてください。そこに関して自分で整理できていないと、必ず質問されます。
二次面接では、自身がどのような職種を希望するかをロジカルにかつ熱意を持って伝えられるかが勝負だと思います。なぜ、を2回3回繰り返して自問してみてください。

内定が出る人と出ない人の違いは何だと思うか

研究テーマと業務内容に関連があるから希望しているというのではなく、社会情勢を踏まえた上で、電気自動車あるいは蓄電池に関わりたいという想いを上手く伝えることが出来たので、内定を頂けたのではないかと考えている。

内定したからこそ分かる選考の注意点

この会社は本気で世界一を目指しており、そのために熱意やチャレンジ精神を持った人を必要としている。そのような思いを上手くアピールすることが出来れば問題はないと思う。

また、リクルーターと人事は恐らくあまり連絡を取っていない。

内定後、社員や人事からのフォロー

特になし。
オフィス訪問を希望したが、緊急事態宣言中であったので厳しかった。

内定後入社を決めた理由

入社を決めたポイント

  • 20代の成長環境
  • 成長市場で働きたい
  • 海外拠点で働きたい
  • 会社の事業内容・サービス・やりたいことが実現できる

入社を迷った企業

ウエスタンデジタルテクノロジーズ合同会社

迷った会社と比較してプライムプラネットエナジー&ソリューションズ株式会社に入社を決めた理由

HGSTよりもプライムプラネットエナジー&ソリューションズ株式会社に入社を決めた理由は、最終製品に魅力を感じたこと、および活躍出来る市場が今後も拡大すると考えたからです。
脱炭素化が進むにあたって、様々なものが電化すると予想されている。したがって電池の知識を付けていれば、転職活動をする上で選択肢が多く残されるのではと考えた。また電気自動車の核となる部品を実際に作ることが出来ることに非常にやりがいを感じた。

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Q. 志望動機
A.
蓄電は日本だけでなく、世界規模で社会に貢献できると考えるからです。資源は限りあるもので、「持続可能な社会の実現を」という言葉が数年前から叫ばれているにもかかわらず、その資源の効率的な利用が十分であるとは言えません。さらに、資源の獲得には格差があり、日本も自然エネルギーによる発電の弱者であると考えます。それゆえ、東日本大震災の時には私の実家でも計画停電の対象になりとても不安になりました。電気がないということは「不安」に直結することであり、それは電気が当たり前となった現代において国を問わず共通する感覚であると考えます。そのため、御社の蓄電池を利用し「自然エネルギー利用の効率化」「安定した生活」を確保し、社会への貢献を達成したいと考えています。 続きを読む
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公開日:2020年7月3日

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プライムプラネットエナジー&ソリューションズの 会社情報

基本データ
会社名 プライムプラネットエナジー&ソリューションズ株式会社
フリガナ プライムプラネットエナジーソリューションズ
設立日 2020年4月
資本金 396億800万円
従業員数 3,000人
売上高 3794億1200万円
決算月 3月
代表者 好田博昭
本社所在地 〒103-0022 東京都中央区日本橋室町2丁目1番1号
URL https://www.p2enesol.com/
NOKIZAL ID: 3130542

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