【環境と革新の融合】【23卒】日清紡ケミカルの技術系総合職の本選考体験記 No.20710（大阪府立大学/男性）（2022/2/28公開）

１day仕事セミナー

会社、事業説明の後、論理的思考力を養うワークがあった。

会社の事業、大切にしている理念、社員さんの人柄についてよく理解できた。また、自身の論理的思考力を身につけられた。

参加したことで、早期選考の案内を早めにもらえた。ただ、案内自体は参加者限定のものではないので参加しなくても早期選考を受けることができる。

研究概要、志望動機、自己PR、挑戦した経験、研究レポートA4 1枚

マイページから提出

マイページから提出

わかりやすさを重視し、面接で深堀してもらえるような箇所を散りばめた。

早期選考の場合、ESでの落選はないが、それを基に一次面接が行われるので、自分が深堀されて困らないエピソードを選定した

就活会議、ワンキャリ

接続後スタート

やはり会話なので愛嬌は大切かと思います。ケミカル事業統括の方からの質問はどう解釈するかで解答が変わる感じたので、自分の解釈を示したうえで答えた。

アイスブレイクから入り、相槌を取りながら学生の素を引き出そうとしている感じがあり、とても話しやすかった。

笑顔ではきはきとしゃべれていて、真面目さや誠実さがあり、ぜひ入社してほしいと感じた。と言われた

就活会議、ワンキャリ

研究内容を中学生でもわかるように教えてください

端的に申しますと、従来の反応のコスト削減を可能にする触媒の開発です。医薬品骨格などを構築する有機合成反応は、触媒として金属錯体を用いることにより促進されます。現在、触媒として主に貴金属が用いられているのですが、コスト面で課題があります。そのため、貴金属を地球上に豊富なFeに置き換えることがコスト削減の観点から望まれています。また、活性が高ければより多くの反応への応用が期待できるので、私は活性の高いFe錯体の合成をテーマに研究を行っています。
→触媒に対して将来に抱く夢は？
　触媒は反応前後で変化しないものだが、寿命はあるのが現状なので、永久に使える触媒を開発できれば、資源問題の解決といった形で貢献できると考えています。

人生において最も長く続けてきた取り組みと、その中での困難、そしてそれを克服した方法を教えてください

私が長く取り組んできたのは部活動です。小学校から高校までは野球部、大学ではソフトボール部に所属していました。
その中での最も大きな困難は、高校時代にイップスに陥ったことです。
高校二年生の頃に自分のミスで先輩の夏を終わらせてしまいイップスを発症しました。克服の鍵は成功体験の蓄積だとされていますが、発症以降は試合に出してもらえず、それが叶いませんでした。そこで、新たな武器を見つけアピールすることから始めました。具体的には、自主練習の大半を割いて打撃力を磨き、指示の声を欠かさないことで存在感を示しました。その結果、再び試合へ出場でき、成功体験を積めましたが、ピンチの場面では症状が出ることもありました。そこで、私は思い切って視点を変えるべく、監督にポジションの変更を志願しました。新ポジションではピンチでも送球が乱れず、自信を取り戻すことができ、元のポジションでの守備も問題なくこなせるようになりました。この経験から、困難に直面した際には必要に応じて別角度から取り組むことや、複数の武器を習得することの大切さを学びました。

練習として他社のSPIを受けて経験を積んだ

SPI

一般的なSPI

なし

千葉事業所見学の後、若手社員との座談会

接続後軽くアイスブレイクし、スタート

志望動機や、企業選びの軸について自分の見解を踏まえつつ答えたところが良かったと思う。も少しテンポよく結論を述べられたらより良かったと思う。

穏やかではあるが、質問は鋭く、人によっては圧迫と感じるかもしれない。価値観や、人柄の奥底まで見抜こうとしている感じがあった。

面接の中で論理的思考力を強く感じた。と言われた

なし

就活の軸、企業選びの判断材料をできるだけ多く教えてください。

事業の幅広さ、業績の安定性、若手の裁量権、環境への配慮、化学素材、将来性、人柄の良さ、研究投資、人材育成といった観点で企業を選び、御社に行き着きました。
→なぜ
　長く勤務するには、二つの要素が重要だと考えています。まず一つは、もちろん企業が長く生き残ること、そして自分が働きやすい環境があることです。企業の存続のためには事業の広さや安定性、成長性が大切ですし、自分らしく働くためには裁量の大きな環境や、周囲の人の人柄がマッチしているか、また自分の専門性を発揮できることが大切だと考えています。
→なぜこんなに事業が多くなっちゃったか知ってる？
　戦後の需要変化の激しい時代の中で「企業公器」の精神で社会的に価値ある製品を生み続けてきた結果だと認識しています。

自己PRをお願いします。

私には現状に満足しない向上心と改善に向けた主体性があります。
例えば、ピザ宅配店でのアルバイトでは、より効率の良い配達経路の発見と共有により、遅配クレームを減少させた経験があります。
店舗では新人研修の際に、効率的に配達するための推奨経路が教えられています。しかし、その経路を活用していても繁忙期には配達が遅れてしまいクレームを受けることも会いました。そこで、私は業務を行いながら代替経路を開拓し、これまでに１０以上の経路を見出しました。そして、店長に掛け合いそれらを新たな推奨経路としてスタッフ間に共有しました。その結果、遅配に関するクレームを減らすことができました。
このように、私は向上心と主体性により組織の課題解決に貢献できます。

二次面接通過後に案内される

ひたすら最終面接に向けたコツや対策すべき質問などを教えてくれる

穏やかで、予備校の授業のような感じ。ひたすら面接のテクニックなどを伝授してもらい、それをノートにメモする作業

選考要素が全くないのでわかりません。とにかく不明点を解消しようとしました

なし

オープンスペースにて採用チームリーダーがお出迎え。交通費の清算後、雑談と軽く面接練習

何度も練習を重ね、すらすらと言葉が出てくるようになるまで仕上げていた点が良かった。また、感情たっぷりに入社したい気持ちを伝えたのが良かった

和やか。リクルーター面談にてどんな人と、どんな場所で面接をするのかを事細かに聞いているのでギャップはなかった

緊張している感じがなく堂々と話している点が良かった。と言われた

就活会議、ワンキャリ

挑戦した経験について教えてください。

私は高校までは野球一筋でしたが、大学からは心機一転しソフトボールに挑戦しました。そして、課題解決に向けて継続的な対策を行うことで注目選手となることができました。
ソフトボールでは野球よりもフィールドが狭く体感速度がとても速いため、入部当初は全く対応できませんでした。そこで、動体視力や瞬発力のトレーニングに加え、フォームの改造による動作の効率化を図りました。その結果、スピードに対応できるようになりました。しかし、それでも目立った成績は残せませんでした。そんな時、私は強豪校の選手との違いはプレーの再現性であることに気づきました。そこで、キャプテンに掛け合って実戦の機会を増やし、アウトプットの回数を多くすることで再現性を向上させました。
これらの取り組みの結果、強豪校の選手に劣らない成績を残せるようになり、関西リーグの注目選手となることができました。

他に見ている企業は？

東洋紡
→日清紡と東洋紡の相違点は？
　共通点は事業の幅広さ、環境貢献製品を扱っていること。
　御社では事業に特化した開発を行える点で、最後までやり抜くことが得意な自分に合っている。　
　分野を跨ぐ異動はないと聞いたが、すぐ傍に新規事業開発本部があることで視野を広げられる環境があると感じている。
→東洋紡のインターンにも参加したの？どうだった？
　４daysインターシップに参加しました。参加学生含めみなさん人柄が良くて非常に魅力的だったのが正直なところです。ただ、環境負荷低減への意識を持ち始めたのは近年になってからで、どちらかというと後手でスピード感に強みを持っている印象を受けました。一方で御社は何十年も前から先駆的に環境課題に取り組んできたリーディングカンパニーだと認識しており、今後移り変わりの激しい世の中においては御社のような企業がより優位にビジネスを進められると考えています。