【挑戦と成長の軌跡】【22卒】山口フィナンシャルグループの夏インターン体験記（文系/夏季就業体験）No.14908（広島市立大学/女性）（2021/5/21公開）

夏の段階で、説明会に留まらない本格的なインターンシップに参加できるということを魅力に感じました。業界も定まっていなかったので、とりあえずなんでもやってみようという気持ちから地元の金融業である山口フィナンシャルグループのインターンシップにエントリーしました。

事前に簡単な業界研究・企業研究は行いました。すべての学生が就職活動を始めたばかりの時期であったため、本格的な知識や豊富な経験を求めているわけではないと思います。

今考えると、優秀なエントリーシートといえるような出来ではなかったです。質問の意図を理解し明確に答えること、わかりやすい文章で書くこと、字数いっぱいに書くこと、言葉遣いに気を付けることなど、基本的なことが出来ていれば通過できるのではないかと思います。夏のインターンシップという初期の段階で、本格的なエントリーシートをかける方はほぼいないはずです。エントリーシートの練習のつもりで、誠実に書けば評価してもらえると思います。

課題解決型グループワーク

話を聞く時間はカメラオン・音声ミュートで参加しました。グループワークの際は少人数のグループに分けられ、ディスカッション。後に全体のグループで代表者が発表という流れです。

営業職の業務内容

就業体験 「地域の現状・課題について政策アイデアを提案」 「「過疎化した町のカフェに当社の社員として提案」

1日目にやったこと

1日目　10：00-17：00　（一時間休憩）
午前：（講義）イントロダクション、社会人基礎力
午後：（講義＋個人ワーク）論理的思考力、自己分析
基本的には話を聞く時間が多く、個人ワークもありました。小さなグループに分かれて数名が、自身の強みや弱みについての発表をしました。

2日目にやったこと

２日目　10：00-17：00（一時間休憩）
午前：（講義）業界・企業研究
午後：YMFG ZONEプラニングによるカリキュラム
　（講義＋グループワーク）案件紹介、地方創生について
　内　　容「地域の現状・課題について政策アイデアを提案」
　　社員とのフリーディスカッション
話を聞く時間が多く、グループ会社の方のお話も伺いました。数名のグループに分かれてディスカッションをした後、全体のグループで代表者が発表しました。フィードバックもいただきました。

3日目にやったこと

3日目　10：00-17：30（休憩　グループごと各自）
終日：（グループワーク）YMFG業務体験ワーク
　内容「過疎化した町のカフェに提案」
数名のグループで、話し合い、社員としてどのような提案をするかについて議論しました。そのあと全体のグループで代表者が発表しました。フィードバックもいただきました。

人事部社員

なし

グループワークの際、人事の方が各グループに出入りしており、ディスカッションの進捗上昇を確認していました。困ったときにはアドバイスや意見をいただいたりと、ディスカッションにも少し携わっていただきました。フリーディスカッションの時間が設けられていたため、社員の方々になんでも質問する機会がありました。しかし、50人ほどの学生がおり時間制限もあったため、社員の方との交流が十分にあったとは言えません。

終日パソコンの前に座っていたことで、だいぶ疲労が溜まりました。一時間の休憩はありましたが、話を聞くだけの時間は目と肩が疲れます。特に話を聞くだけの時間は、カメラをオンにした状態での参加だったので、姿勢や表情を常に意識しておかねばなかなかったので、苦労しました。

グループワークの際には、すべての学生が積極的に意見を出し合っていました。他グループの発表を聞いて、考えが深まりました。また、喋りがうまい人がいて刺激を受けました。

就職活動を始めてから、早い段階でのインターンシップであったため、慣れという面では成長できた機会だったと思います。就職活動の進め方から、企業研究まで幅広く話を聞くことができ、またグループディスカッションの経験もできます。発表を担当すれば、多くの人の前で話をする機会が得られます。夏にこの経験ができることは、その後の就職活動を進めていくうえで有利になるのではないかと思います。
また、それまでは銀行の業務についてあまりイメージが付かなかったのですが、就業体験や社員の方とのフリーディスカッションを通じて、業界理解が深まりました。

銀行の業務について具体的なイメージがついていれば、もっとワークが深まっていたと思います。あまり業務内容のイメージがなかったので、実感がわきませんでした。

業務内容を体験して、お客様の人生にかかわる選択の手助けをするという仕事が、個人的に向いていないような気がしました。金額も大きく、どうしても堅苦しいやり取りになるように感じ、自分がそこで働いていることと想像できませんでした。商材が形として存在しているわけではなく、モチベーションややりがいを感じにくいと考えたからです。インターンシップに参加したから気づけたことだと思います。

選考を受けていたら内定が出ていたかはわかりませんが、地元の学生はそうでない学生と比べた時に有利になるのは確かだと思います。地元の国公立大学に通っているという点では、信頼のおける要素であると思います。また、名前を覚えていただいたことも、有利に働いていたのではないかと思います。

山口フィナンシャルグループの仕事内容を伺って、あまり自分がそこで働いていることが想像つかなかったというのが一番の理由です。元々金融業界を志望していたわけではないのですが、経験が大切だと思い、なんにでも参加してみようという気持ちでした。このインターンシップでは、正直興味を持てず、どうしても学生に「やらせている」という感覚が否めませんでした。

イベントに参加して、積極的に発言することで顔と名前を憶えていただいたというのが大きいです。結局選考には参加しませんでしたが、「その感じでと選考も問題ないよ」という風に言っていただけました。

インターンシップを受ける前は、志望業界が定まっていませんでした。実際に銀行の業務を体験して思ったのは、自分は商材が「モノ」として形あるもののほうがやりがいやモチベーションにつながるのではないかということです。ワークをしていても、あまり実感がわきませんでした。そののち、自分がしていることが実態としてわかりやすい、メーカ志望になりました。

銀行のお仕事は「お堅い」という勝手な印象を持っていましたが、社員の方はとてもフランクで冗談を言って笑わせてくださるような方々でした。仲もよさそうに見えましたし、アットホームな社風のように感じました。人事の方が三名とも男性だったこともあり、女性の学生には特に優しいように感じました。業務も、まさにメガバンクなどとは異なり、地元密着型企業という感じでした。