【鉄道業界の挑戦】【22卒】西日本鉄道の夏インターン体験記（文系/総合職）No.16233（大阪大学/男性）（2021/7/11公開）

就活を始めたばかりの夏ごろは幅広い業界に興味を持っていた。その時たくさんの業界を見ており、その中で鉄道業界にも興味があったので、鉄道やインフラ業界への理解を深めたいという理由でインターンシップへ参加した。

エントリーシートの内容も自己PRや志望動機など基本的なものばかりだったので、自己分析を進めながら自己PRで記載する内容を簡潔にまとめれるようにした。

ESのみだったので、自分が伝えたいことをわかりやすくまとめていれば通過すると思った。

鉄道会社の課題解決型ワーク・街づくりに関するワーク

企業説明→ワーク・人口減少地で利用者が減った路線のどうするか→ワーク・博多天神を盛り上げるための施策

課題解決の考え方

利用客が減り、すたれている路線をどう活用するか・博多天神の街を活気あふれる街にするにはどうしたらよいか

1日目にやったこと

最初は企業説明から始まる。その後グループに分かれてワークをする。一つ目のワークは人口減少地で利用者が減った路線のどうするかについて考えた。二つ目のワークは博多天神を盛り上げるための施策を考えた。それぞれワーク後に発表があり、社員によるフィードバックを受ける。

人事

なし

二つのワークの後に社員の方からフィードバックを受ける。社員の方は、ワーク後の発表内容に関してのことだけでなく、ワークの進め方についてもフィードバックを受ける。一人の社員が三つのグループの進行を見る。

グループのメンバー全員が福岡にあまり行ったことがなかった。そのため博多の街の様子など福岡に関する理解度が低く、二つ目のワークで、博多天神を活気づけるための施策を考えるワークが難しかった。施策を考えるにあたり、博多天神の理解を深める必要があった。

4名で一つのグループが組まれる。メンバーで協力してワークを行う。

初めての鉄道業界のインターンシップだったので、鉄道業界に関する理解が深まった。また、鉄道会社が手掛ける事業の広さを学んだ。特ににしてつは鉄道事業に加え、街づくり事業・不動産事業にも注力していることが分かった。社員の方のフィードバックも詳しく、グループワークの進め方に関するアドバイスを貰えたのは良かった。

どの会社のインターンシップにも言えることだが、会社について勉強してから参加すべき。理解をある程度深めて参加すると、座談会などでも質問できる。

社員の方は優しい方が多く、雰囲気の良い会社であると感じた。ただ、参加学生は全国の大学から集まっていた一方で、社員の方は九州出身の方がほとんどだった。そのような社員が多い中で、九州に縁もゆかりもない自分が働いていると想像することは難しかった。

九州に縁もゆかりもない自分が九州の鉄道会社を受ける理由が見つからなかった。そのため本選考に進んでもその理由を説明できないままの気がした。また、にしてつが展開する鉄道事業や不動産事業は地域に対する理解が必要であると感じた。そのため九州出身でない自分がそのような仕事に携わることは難しいと感じた。

インターンシップに参加して、鉄道事業以外の不動産事業やバス事業にも力を入れていることが分かった。ここから鉄道事業だけでなく、幅広い仕事ができると感じた。また、社員の方と話をする中で、会社の雰囲気も良く非常に働きやすい環境であるように感じた。

優遇ルートがあるかどうかはわからないが、インターンシップ参加者限定の座談会に招待される。その座談会で企業理解を深めることができれば、他の就活性よりも有利に選考を進めることができるのではないかと感じた。

インターンシップ参加前はデベロッパー業界に興味があった。このインターンシップは鉄道業化に対する少しの興味で参加しただけなのだが、インターンシップを通して鉄道会社でもデベロッパーに近い街づくり業務をできることを知った。その為、インターンシップ参加後は鉄道業界の志望度も上がり、鉄道業界も見るようになった。

にしてつを利用したこと自体が皆無なので、インターンシップ参加まえは具体的な印象を持てなかった。ただ、鉄道会社ということで漠然と「お堅い」というイメージを持っていた。インターンシップでは、社員の方とも話をする機会があり、それを通して「お堅い」というイメージが覆された。社員の方同士の距離が近く、仕事を楽しんでいるように感じた。