【安全な建物づくりを支える】【21卒】鴻池組の構造設計の本選考体験記 No.9512（三重大学/男性）（2020/7/17公開）

一般的なSPI（テストセンター）であったため、SPIの参考書を3周ほどし、苦手な分野は直前まで復習した。

言語、非言語、性格診断（80分）

なぜ鴻池組で設計をしたいのかという思いを具体的に説明することができた点。あとは、熱い思いを隠さず伝えたこと。

3人の面接官が順番に質問する形式だった。どの方も優しい口調で、あまり緊張しないように配慮していただいていたように思う。笑いもありつつ面接は進み、自然な会話ができる雰囲気であった。

建築業界、そして弊社を志望した理由を教えて下さい

幼い頃から人の役に立つ仕事がしたいと考えていましたが、中学生のときに東日本大震災の被害の様子を見て、建物が人の命を奪うということに強い衝撃を受けました。この経験から地震に強い建物づくりに貢献したいと考え、大学で建築を学んできました。そのなかで、大学のOBで御社で構造設計をされている社員の方からお話を伺い、人々の安全に貢献できる仕事をされていると知りました。また、インターンシップでは構造設計職の方が技術開発にも携わり、幅広い活躍をされており、非常に魅力に感じました。そんな御社であれば、人々を災害から守る建物づくりに貢献し、その他にも技術開発など幅広く活躍し、他人の役に立つ仕事ができると考えました。

現在の就職活動の状況を教えて下さい/現在エントリーしようとしている会社はどこか、それはなぜか、どの様な基準でエントリーしているのか

○○建設の施工管理職で一次面接を通過している状況です。現在構造設計職で選考が進んでいるのは御社のみで、私は御社での構造設計職が第一志望であるため、もし御社から内定をいただいた場合は、他社の選考は辞退いたします。他の会社は現在エントリーしている段階であり、選考はまだ進んでおりません。
現在考えているのは、△△建設・✕✕組などです。地元の企業であることから、視野に入れてエントリーするか否か検討している段階です。
エントリーの基準は、設計施工に力を入れているかどうかです。私が設計事務所でなくゼネコンを志望している理由にも繋がりますが、施工の近くで設計ができ、色々な建物に携わることができるかを基準にしています。

〜だと思います、と言う表現を多用しなかったこと。例えば、頑張りたいと思います、ではなく、頑張ります、と言い切ることで熱意を伝えたこと。

支店の面接とは異なり、最初から厳しい雰囲気であった。話し方も淡々と話す感じで、まさに最終面接という感じだった。

これからの建設業はどうなると思うか/そのような中でどうすべきか

私は建設業の労働人口が減少していくなかで、ICT技術の発達による機械化・自動化が進み、設計においても自動で建物が設計される時代が来ると考えます。そのような中で、人間がやるべき仕事も減り、優秀な人だけが残り、そうでない人は必要とされない状況になると考えます。働き方改革などが進み、残業もしづらくなっている今、個人の能力差はこれまでよりもますます開いていく環境にあると私は思います。
そのような中で必要なのは、個々人が自分自身を管理していくことだと思います。つまり自分に何が足りないのか自覚して、自ら行動することで、自分を伸ばしていくことが大切だと思います。私は常日頃からこのことを念頭に置き、行動しています。

入社後どのようなことをしたいか/10年後の自分はどうなっていると思うか

私は、最初は構造設計のスキルをどんどん身につけていきたいと思います。その先に、技術開発に携わるなど幅広い活躍をすることで、結果的に構造設計のスキルを高めて、より安全な建物づくりに貢献していきたいです。そのために、貪欲に知識を吸収し、頑張ってまいります。
/自分自身の設計のスキルを磨きながら、後輩の指導にも尽力していると思います。というのは、私は大学の○○部で、後輩に指導するなかで、自分の技術の粗に気づいたり、新たな発見をしたりと、後輩だけでなく自分も成長できたいう経験があるからです。そのために、○○部の活動で培った常に学び続ける力を御社でも発揮し、自分自身のスキルも継続して磨き続け、後続を育てることで御社に貢献します。