- Q. 志望動機
- A.
サカタインクス株式会社の本選考における、説明会の参加からWebテスト、エントリーシート、面接、内定までの選考内容や注意すべき点などを公開しています。面接の実施時期や評価されたと感じたポイントなど先輩のアドバイスを見て、選考対策に役立ててください。
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2021卒サカタインクス株式会社のレポート
公開日:2020年7月13日
選考概要
- 年度
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- 2021年度
- 結果
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- 内定入社
- 職種
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- 技術職
投稿者
選考フロー
企業研究
ホームページやパンフレットを見て、サカタインクスの事業展開(大まかにはインク事業+機能性材料事業)についての知識を身に着けました。また、同業他社(DIC、東洋インキなど)との比較から、サカタインクスが得意としている事業を見出しました。これらの企業研究を通して、自分のどのような経験を活かしてどの部署で働きたいかなどの明確なビジョンを描けていると面接でも評価が高いと思います。サカタインクスは環境配慮型の製品の開発に秀でており、私はそれを志望動機に挙げたのですが、環境への意識を持ったきっかけ等も準備しておくとよかったと思います。また、自分の研究とサカタインクスの技術で関連のある部分は面接でも深く掘り下げられる可能性が高いので、その分野の周辺領域の基礎知識や背景について学習していた方がよかったと思いました。
志望動機
私は、大学時代に研究室で機能性色素分子を扱った経験を活かして、世界中の人々の暮らしを支えたいと考えています。そのため、「色」を扱っており、環境への取り組みに力を入れているサカタインクスさんに魅力を感じて志望いたしました。また、私は就職活動をするうえで重視している3つの軸があります。一つ目は、自分の大学で身に着けたバックグラウンドが活かせることです。二つ目は、若手から裁量を持って仕事できる風通しの良い社風です。そして三つ目は、経験を積んだ後グローバルに活躍できる環境であることです。一つ目については機能性有機分子を扱った経験から、二つ目についてはOB訪問を通して、三つ目については積極的な海外への事業展開から、自分の就職活動の軸にベストマッチしていると考えております。
説明会・セミナー
- 時間
- - -
- 実施時期
- 2020年03月
エントリーシート 通過
- 実施時期
- 2020年03月
- 通知方法
- メール
- 通知期間
- 1週間以内
ESの内容・テーマ
自筆履歴書だった。研究内容、自己PR 、志望動機について書いた。
ES対策で行ったこと
なぜサカタインクスを志望するのか、というところがしっかり伝わるように努めた。また、論理の飛躍がないか、周囲の人に確認してもらった。
1次面接 通過
- 実施時期
- 2020年04月
- 形式
- 学生1 面接官2
- 面接時間
- 30分
- 面接官の肩書
- 人事/研究開発部長
- 通知方法
- メール
- 通知期間
- 3日以内
評価されたと感じたポイントや、注意したこと
自己紹介の内容に沿って掘り下げられるような面接でした。面接官の方が理解を示しながら、また気になった部分は部分は「こういうことかな?」と確認しながら話を聞いてくれました。面接のやり取りの中で、しっかり対話できるコミュニケーション能力が評価されたのだと思います。
面接の雰囲気
全体を通して、穏やかな雰囲気で行われました。また、面接を始める前に、「今どこで面接受けてますか?」「今どんな風に過ごしてますか?」など(web面接だったため自宅で受けていました)、緊張をほぐしてくれました。また、理解しながら聞いてくれる雰囲気で、とても話しやすく、素直な気持ちで受けられたと思います。
1次面接で聞かれた質問と回答
学生時代のサークル活動を始めようと思ったきっかけと、サークル活動を通して自分が貢献したと思う点を教えてください。
サークルを選んだ理由は二つあり、一つ目は「大学で新しい分野に挑戦してみたかったこと」で、二つ目は「サークルの先輩に魅力的な人が多かったこと」です。一つ目の理由について、私は好奇心旺盛な性格で、高校まではずっと運動部に所属していましたが、大学からは今まで取り組んだことのない文化系の活動を始めたいと考えていました。二つ目の理由についてですが、私が所属していたサークルは100人規模の団体で、一人ひとりが個性的な人で面白そうだと思ったからです。私はサークル活動の中で、イベントやコンパの企画・運営を通して、団員の団結力向上に貢献しました。その結果、練習中に団員同士がお互いにアドバイスしあう場面が増えました。
どのような部署に興味がありますか、また、それ以外の職についてはどうでしょうか。
機能性材料事業に興味があります。大学時代に培ってきた機能性色素分子の合成技術・物性評価技術を活かして、ディスプレイ用カラーフィルターなど、新規の材料の創出に携わりたいと考えています。しかしながら、将来的には研究開発職のみにこだわりたいとは考えていません。様々な職種を経験し、モノづくりに対する多角的な視野を身に着けたいと考えております。例えば、技術営業職に興味があります。研究開発職で身に着けた知識・技術を活かしつつ、自分の強みであるコミュニケーション能力を発揮できると考えているからです。また、私は好奇心旺盛な性格なので、研究開発職にかかわらず、どのような職種でもやりがいや楽しさを見出し、仕事できると思います。
最終面接 通過
- 実施時期
- 2020年04月
- 形式
- 学生1 面接官2
- 面接時間
- 30分
- 面接官の肩書
- 取締役/人事部長
- 通知方法
- 電話
- 通知期間
- 1週間以内
評価されたと感じたポイントや、注意したこと
最初に自己紹介と自己PRを合わせて5分くらいで話さなければならなかった。自己紹介のパターンを制限時間ごとに何通りか準備しておいたため、焦らず話せたことは評価されたと思います。また、研究についてだけでなく、研究室のメンバーとの関わり方についても聞かれ、そこで自分のパーソナリティーをアピールできたことが良かったと思います。
面接の雰囲気
取締役も人事部長の方も温厚な印象で、面接も全体として穏やかな雰囲気で行われました。学生の個性を引き出そうとしてくださっているように感じました。
最終面接で聞かれた質問と回答
研究は完成を100とすると今どのくらいの進捗だと思うか。また、それを100にするためにどのような取り組みをしているか。
現在の進捗は、30程度だと考えています。理由は、目的化合物の一つは合成できましたが、それが適切かどうかの評価には至っていないからです。今後の目標は、大きく分けて二つあります。一つ目は、別の置換基を有する新規化合物の合成です。二つ目は、現在合成できているものについて、物性評価およびデバイスとして応用した場合の評価を行うことです。これらの目標を達成するために、関連する論文を読むことで、合成戦略を立てたり評価法について学んでいます。また、先生ともオンラインで実験計画についてディスカッションを行っています。現在は緊急事態宣言の影響で研究室に行けず実験もできていませんが、学校に行けるようになった際にすぐに取り掛かれるような準備を行っているところです。
研究室であなたはどのような役割ですか。
私は、研究室のメンバーの中でムードメーカーの役割だと思います。具体的には、研究室のメンバーの進捗を意識的に把握し、その時々に合わせた声掛けを行っています。実験が上手くいってないメンバーに励ましの言葉をかけたり、進め方に悩んでいるときは一緒に考えたりしています。声掛けの際に心がけていることとしては、話しかけるタイミングです。一人で集中したいときに話しかけてしまうと、その人の集中を切らしてしますことにつながるため、そこを慎重に行っています。私のムードメイクを通して、研究室のメンバーが少しでもストレスが軽減されたり、お互いにわからない部分を相談しあったりして、のびのびと楽しく実験ができるような雰囲気ができるように努めています。
内定者のアドバイス
内定後の企業のスタンス
内々定の連絡をいただいた後も、納得いくまで就活を続けさせてくれました。定期的に就活の様子などを聞く連絡もいただき、とてもありがたかったです。
内定に必要なことは何だと思うか
選考全体を通して、コミュニケーション能力がみられているように感じました。面接の際も、対話に近いような短い質問と答えのラリーが続くような感じで、そこで会話の力が試されているのだと思いました。逆に、答えを用意して暗記している準備の仕方だと、相手のリアクションに応じて話し方を変えることができないため、苦労するのではないかと思いました。この企業に内定するためには、面接のときに明るく元気に受け答えできることが一番重要だと思います。
内定が出る人と出ない人の違いは何だと思うか
準備がしっかりできており、自信もって面接で受け答えできるかどうかだと思います。面接のときにも、話す内容よりも、どれだけ自信をもって話せるかどうかが大切だと感じました。また、笑顔で明るい印象を与えることで、「この人と働きたい」と思ってもらえるように心がけたらうまくいくと思います。
内定したからこそ分かる選考の注意点
説明会に参加しないと選考に参加できないのでそれを注意した方がいいと思います。また、面接では、ESだけでなく自己紹介カードに沿って質問があったので、掘り下げられて困ることは記入しない方がいいと思います。また、色を扱う仕事であるため、色覚検査があるので、色覚異常のある方は気を付けてください。
内定後、社員や人事からのフォロー
内定者懇親会などを例年行っているが、今年に関しては未定との事です。
内定後入社を決めた理由
入社を決めたポイント
- 社員の魅力・実力
- 会社の事業内容・サービス・やりたいことが実現できる
- オフィス・オフィスの位置・働く場所
入社を迷った企業
東ソー株式会社
迷った会社と比較してサカタインクス株式会社に入社を決めた理由
私が東ソー株式会社よりもサカタインクス株式会社を選んだ理由としては、社員さんの魅力を感じたからです。選考を進んでいく中でお会いする社員の方々が、魅力的な人柄で、かつ自分と波長が合うと感じたため、入社を決意しました。また、勤務地も私にとって魅力的でした。サカタインクスの主要な研究所は兵庫県の伊丹市にあり、化学系の研究所にしては珍しく立地が良いです。最後に、色を扱う仕事にかかわれるという点で、サカタインクスに決めました。
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サカタインクスの 会社情報
会社名 | サカタインクス株式会社 |
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フリガナ | サカタインクス |
設立日 | 1920年9月 |
資本金 | 74億7277万円 |
従業員数 | 4,970人 |
売上高 | 2283億1100万円 |
決算月 | 12月 |
代表者 | 上野吉昭 |
本社所在地 | 〒550-0002 大阪府大阪市西区江戸堀1丁目23番37号 |
平均年齢 | 44.6歳 |
平均給与 | 704万円 |
電話番号 | 06-6447-5811 |
URL | https://www.inx.co.jp/ |