【未来への挑戦、味わい深く】【18卒】UHA味覚糖の冬インターン体験記（文系/マーケティング）No.1741（帝京大学/男性）（2018/2/7公開）

食品メーカーのインターンでもマーケティングに特化したインターンは少なく、私自身将来的には商品開発や市場調査をしたいと考えていた為非常に強く興味を持った。また予選会があるということから自身の力がどの程度通用するか試してみたく思い参加した。

事前にインターンシップ予選会の内容を調べた。しかし情報量が少なく、グループディスカッションをするという情報しか得られなかった為、セミナーなどで学んだグループディスカッションのコツなどをおさらいしてから臨んだ、

タイムスリップし５つの村へのお菓子を使った提案

1日目にやったこと

まず挨拶がありその場で、どの程度の倍率だったのかなど教えて頂いた。次にチーム発表があり、第1の課題「テント設営」や第2の課題「２つの村を仲直りさせる提案」を行い午後に最終課題が発表されチーム内での議論が始まった。

2日目にやったこと

最終発表をするための中間発表を行い、そこで承認されると最終発表への準備となる。午後になると最終発表を行い順位が発表される。その後UHA味覚糖の考えるマーケティングの解説があり、チームへのフィードバックがあり終了。

人事部の社員

お菓子

マーケティングをする中で「ニーズを解明することは絶対」というのは常識だが表面的でしかできていない人が多い。相手が認識していないニーズを掘り起こし、満たすことが重要であるという言葉が非常に印象的だった。

最終日の発表するためには、各チームごとに１時間半に１回行われる中間発表で社員の方からの承認が必要になるが私のチームはなかなか頂けず、何度も案が白紙になった。更に途中で棄権するかと問われた時は最も辛かった。１日目に夜遅くまで残って議論している時はインターンへの参加を悔やんだ。

食品メーカーや菓子業界の中でも個性的な商品を作り、実績を残しているUHA味覚糖のエクスモーションマーケティングについて学ぶことができたことは非常に良かったと思う。また、予選会を勝ち上がって来た優秀な学生と切磋琢磨することができたことは他の食品系インターンではなかなか経験できないと思う。

ある程度マーケティングの知識や実例などを学んでおけばインターンシップを有効にできる。また予選会での経験も生かすことができる。

このインターンシップはマーケティングを学ぶことを重視しており、先輩社員との座談会や営業体験などは全く行われない為、働いている自分を想像することはできない。ただUHA味覚糖への商品やマーケティングへのこだわりや仕事のスピード感を感じることはできる。

やはり大手菓子メーカーであることから予選会から非常にレベルの高い学生が多く、本選考ではより厳しい争いになるのではないかと感じた。しかしインターンを通じて自らの発想力や本気度、最後まで諦めない根気などがこの企業で求められることに合っていると感じた為。

２日間程度の短期インターンの中で、厳しさもあるがここまで社員の方も学生も本気で取り組んでいるインターンは他の食品メーカーにはなかった。インターンの内容からも「他とは違った面白いことをするという」社風が垣間見え非常に自分に合っていると感じた。

インターンシップ本選参加者のみの選考や説明会などの案内はあるが２日間のインターンシップである程度の評価は下されているように思える。有利になる人もいるだろうが逆にインターンで活躍できなければ不利になる人もいるだろう。

安定志向が強く、大手食品メーカーを志望していた。特に短期成長や転職願望もない為、安定して働くことのできる企業が良いと考えていた。食品メーカーの中でも特に菓子業界は変化や商品サイクルの早いこと、UHA味覚糖のインターン前に参加した菓子メーカーのゆったりしすぎた特有の雰囲気が合わなかったことから菓子業界への志望度はあまり高くなかった。

これまでゆったりしすぎた印象を菓子メーカーに持っていたがUHA味覚糖はそれには当てはまらないことから志望度が増した。またこのインターンを通じて、企業レベルでのマーケティングの奥深さや面白さを改めて感じたことから、将来的にマーケティング職に就くことのできる可能性の高い企業へ行きたいという思いが強くなった。