18卒 本選考ES
商品開発職
18卒 | 大阪大学大学院 | 女性
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Q.
志望理由
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A.
私には、自らの手で創り出した食品を通じて、世の中の人たちの健康を支えるとともに、食卓に幸せを届けたいという強い想いがあります。食には、人を結びつける力、喜ばせる力、慰める力があると思っております。私は、そんな食と関わる仕事をしたいと思い、食品業界を志望致しました。中でも貴社は、長年にわたって愛され続けているロングセラー商品を数多く展開していることや、さらなる付加価値を追求し続けている姿勢に強く魅かれております。働く女性の増加により、忙しい朝に手軽に栄養を摂取できるシリアルはこの先も需要は高まり続けると考えられ、私はその新たな可能性を追求したいと考えております。大学では臨床医学・検査や医学的な研究の知識を学んだとともに、大学院では健康食品管理士資格を取得し、食と健康に関する正しい知識を身に付けてきました。そのため、これまで学んできた知識や、研究によって培った論理的な考え方や、新しいことに積極的に挑戦していく私の能力を生かして、食卓に笑顔と幸せを届けることができる食品を開発したいと考えております。 続きを読む
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Q.
学生時代に力を注いだこと
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A.
私は現在、分子生化学教室に所属し、日々研究に力を注いでおります。中でも一番力を注いだことは、昨年度の日本癌学会にて、多くの研究者や企業の方々を前に自分の研究成果を発表したことです。初めて参加する学会だったため、最初はやり遂げられるか不安でした。そこで、まず発表までに自身ができることや当日の目標を考えたところ、その専門分野に対する知識や研究力が未熟だと考えました。そのため、学内や学外で行われるセミナーに積極的に参加し、幅広い研究分野の知識を学んだとともに、日々多くの論文を読むことでそのため、研究レベルの向上や質問対策に最大限力を注ぎました。研究室のセミナーでは、その専門領域の先生方からの質問にも答えられるように、多くの論文を読むことによって知識を蓄えるとともに、同じく学会に参加する学生同士で何度も発表練習を行い、お互いにアドバイスや質問などをぶつけ合うようにしました。努力の結果、本番では堂々と研究を発表することができ、多くの研究者や企業の方々に興味を示して頂けました。この挑戦を通して、研究のやりがいを感じたとともに、この時に得られたこの上ない達成感は今の私の自信に繋がっていると思います。 続きを読む
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Q.
研究テーマ
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A.
私は現在大学院で、膵癌の腫瘍マーカーについての研究をしております。膵癌は早期発見が非常に困難で、予後不良であることから癌の王様とも呼ばれており、CA19-9はその膵癌の代表的な腫瘍マーカーです。CA19-9は別名をsialyl lewis Aという糖鎖抗原で、細胞表面において糖タンパク質あるいは糖脂質として存在しております。糖タンパク質型CA19-9のキャリア分子としてはムチンが知られておりますが、糖脂質型CA19-9の動態はいまだほとんど明らかではありません。CA19-9は現在、糖タンパク質型と糖脂質型の両者を測定しておりますが、私は先行研究に基づき、世界的に見ても研究例の少ない糖脂質型CA19-9に着目致しました。そこで、私はCA19-9のキャリア分子である微小脂質膜複合体の形成に関与するCABIN (CAsein Binding domain integral with golgIN)という新規タンパク質に着目し、その機能解析を行っております。そのCABINの動態解析を進めることで、糖脂質型CA19-9の動態解明にも繋がり、最終的には膵癌の早期発見が可能になると考えております。 続きを読む