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22卒 本選考ES
化学品研究職
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Q.
趣味・特技・部活・サークル・アルバイト経験など
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A.
課外活動として日本に在住している外国人の子供たちの学習サポートを行うボランティア活動に参加しました。子供たちは日本語の読み書きが困難であるというハンデを抱えながらも一生懸命に勉強に取り組んでおり、その勉強の手助けをしました。そして、子供たちと接する中で、何不自由なく勉強できる環境にいることがとても恵まれていることに気付き、感謝して、大学の勉強に励みました。また、趣味はエッセイを書くことです。日々思っていることをエッセイにまとめて、新聞社が運営しているウェブサイトに投稿しています。自分の考えをさまざまな人々に読んでもらえる楽しさを感じています。 続きを読む
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Q.
専攻・卒業研究・論文の内容(あなたが主体的に行っている内容を中心に)簡潔に記入してください。
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A.
らせん高分子の重合の改良検討と機構解明について研究しています。高分子とは小さな分子をいくつも繋げることによって作られた大きな分子のことであり、小さな分子を繋げる方法を重合と呼びます。らせん高分子とは分子鎖がらせん状の構造を持つ高分子であり、私はポリジフェニルアセチレンというらせん高分子を標的としています。この重合には六塩化タングステンという金属触媒がよく用いられますが、再現性が取れないという問題がありました。また、六塩化タングステンはメタセシス反応と呼ばれる化学反応の先駆的な触媒であるため、この重合もメタセシス反応によって進行すると古くから信じられてきましたが、詳細な反応機構は明らかになっていませんでした。そこで、重合の改良検討と機構解明を行いました。重合の再現性が取れない理由は、六塩化タングステンの反応性が高いゆえに、ねらいの反応以外の副反応が起きるためと考えました。そこで、別のタングステン触媒を代わりに用いることにしました。その結果、再現性良くポリジフェニルアセチレンが得られ、効率的な重合方法を確立することができました。さらに、得られたらせん高分子を分析した結果、メタセシス反応によって得ることが不可能な分子構造であることが明らかになりました。つまり、この重合が古くから信じられてきたメタセシス機構ではなく、別の機構で進行していることを明らかにすることができました。 続きを読む
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Q.
あなたの長所(優れているところ)
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A.
私の長所は「負けず嫌いなために人一倍努力できること」です。過去の自分や周りの人々を比べて、自分が良い結果を出せないことに対して悔しいと感じ、その気持ちをばねとして、より良い結果を求めて努力することができます。 続きを読む
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Q.
あなたの長所を象徴する経験や出来事について具体的に記入してください
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A.
大学入学後の初めての試験では、あまり良い成績を修めることができませんでした。非常に悔しかったため、勉強に励むことを決意し、以下の2つの方法を実践しました。1つ目は授業の予習復習を行うことです。授業の理解度が上がり、効率的に学ぶことができました。2つ目は友人とのディスカッションを大切にすることです。理解することが困難な問題に直面した際、友人と話し合うことで解決することができました。この結果、大学三年後期の試験では、コースで一番の成績を修めることが出来ました。 続きを読む
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Q.
学生生活で最も苦労したこと
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A.
二か月間で学会のポスター発表の準備をしたことです。私は研究室に配属される以前から、学会で発表したいと思っていました。しかし、開催の二か月前に特許の関係で今のテーマでは発表できないということになり、新しい研究をしなければならなくなりました。 続きを読む
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Q.
学生生活での苦労をどのように乗り越えたか具体的に記入してください
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A.
新しく始めたテーマはホウ素という元素に関するものでした。以前のテーマとは全く異なるため、研究の背景について一から学ぶ必要がありました。教科書や論文を読み、疑問点は指導教員や先輩に聞くことで、その場で理解することを徹底しました。また、取り扱いに注意が必要な薬品を用いる必要がありました。その際、事前に注意すべきことを自問自答し、頭の中でシミュレーションを行うことにしました。その結果、実験をスムーズに行うことができ、二か月間でポスターを完成させ、無事発表することができました。 続きを読む
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Q.
当社主催のイベント(インターンシップ・説明会等)に参加、もしくは企業研究をする中で 特に印象(心)に残ったこととその理由について記入してください。
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A.
社員の方々の仕事への取り組み方です。説明会において若手社員の方々に仕事紹介をしていただいた際に、「できる仕事ではなく、しなければならない仕事をする」ということを心がけているとお聞きしました。また、「トコトン興味を持ち、トコトン楽しむ」ことをモットーにしていらっしゃる方もおりました。このように前向きに仕事に取り組んでいる姿は私にとっての理想像であったため、心に残りました。私も貴社の一員として、若手のうちからさまざまなことに挑戦し、楽しんで仕事をしたいという気持ちが芽生えました。 続きを読む
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Q.
志望理由
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A.
私は高分子合成の研究を行っており、将来は化学の知識を生かし、人々の生活を豊かにする製品を生み出すことで世の中へ貢献したいと思っています。貴社は繊維産業が古くからさかんであった福井県において、繊維化学品をはじめとする化学品事業を展開しており、興味を持ちました。繊維化学品事業においては、繊維の洗浄や染色など全行程それぞれに必要な薬剤すべてを開発しているため、問題が発生した場合に全体を俯瞰して総合的に問題を解決できるという点に惹かれました。このように一貫して繊維産業を支える体制は、自分の仕事が世の中に貢献していることを実感したいという思いを実現できると感じたため志望致します。 続きを読む
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Q.
その職種(化学品研究)を志望する理由について記入してください。
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A.
私がこの職種を希望する理由は、化学の知識を基に考えることによって既存の製品を改良すること、新たな製品を生み出すことで、社会に貢献したいからです。薬品は、化学の知識が無い人からすると一見ただの液体や粉に見えるものでも、化学的な視点から見ると、それぞれに特徴を持ったものです。薬品の性質や危険性を完全に理解し、それらをうまく制御することで、人々の生活を豊かにする製品を生み出すことが出来ると思います。これまで学んできた有機化学や高分子化学の知識、そして、貴社に入社した後に身に付ける界面科学などの専門知識を組み合わせることで、新たな視点から思考し、新製品の開発に貢献できる研究者になりたいと思っています。 続きを読む
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Q.
10年後・20年後、当社でどのように活躍したいと考えていますか。
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A.
「お客様からは信用され、仲間からは信頼される人財(材)」として貴社で活躍したいと考えています。通常の業務に責任を持って取り組むことはもちろん、どんな困難な状況でも解決に導けるような力を身に付けることで、お客様の信用を得たいと思っています。この力を獲得するためには、若いうちから積極的に様々な業務に挑戦し、幅広い経験を積むことが必要だと考えます。また、仲間と協力することを大切にし、信頼関係を深めたいと思っています。そして、職場の士気を高め、全体の生産性を向上させられるほどの社員を目指したいです。 続きを読む