【未来を拓く挑戦】【22卒】ベネッセコーポレーションの夏インターン体験記（文系/総合職）No.11995（京都大学/男性）（2020/12/8公開）

所属している学部の関係上、教育関係の会社を見ていて、最初に思い当たったのがベネッセコーポレーションだったため、参加。また、単なる会社説明だけではなく、ビジネススクールという形で、他にも応用できそうな内容であったことも決め手だった。

事前に課題が課されるため、それを入念に行った。それ以外に試験などは無く、これといった対策はしていない。

事前課題をもとに、ベネッセの発展の要因を考えよ。

1日目にやったこと

事前課題をもとに、グループワーク形式での話し合いが数回あり、代表が発表していく形で進められた。最初がベネッセコーポレーションの歴史からその発展の要因を探るというもので、次に、新規事業創造のワークが行われた。

人事部

なし

ベネッセコーポレーションが持つ資源はうまく活用できている事業にはなっているが、これからの会社を支える「新規」な事業としては不十分だという指摘を受けた。さらなる工夫が必要だと感じた。

本当に短い時間で5，6人のメンバーの意見を出し、集約し、まとめて発表するのが、大変といえば大変だった。また、オンラインという性質上、長時間パソコンに向かっていなければならず、そういう点で疲労が蓄積されていたと思う。ただ、全体として、とても苦労したような記憶はない。

ベネッセコーポレーションという会社のビジネス、リソースの理解には大きく貢献できたインターンシップであったと思う。どのように利益を上げていくのかという仕組みが理解できた。そして、それらを利用して次なるものにつなげていくという難しさを体感できたと感じている。

とにかく事前課題を綿密にやっておくということに限ると思う。その上で、それらを体系的にまとめておくと、各チームについてくれているメンターから高評価を得られる。

ビジネスモデルに関しては深く理解することができたが、ベネッセコーポレーションにどのような部署があって、それぞれがどのような働き方をするのかに関してはほとんど触れられなかった。（オンラインという性質上、実施場所が家だったため、雰囲気も伝わりづらいところもあっただろう）

参加人数も少なくなく、個人にフィードバックが返ってくるということも少なかったため、選考にはほぼ関係ないだろうなと思った。ただ、本選考優遇等のお知らせは届くので、どこかしらで何かしらが評価されていたのだろうとは思う。ただ、企業分析には非常に役に立つので、ある程度は、有利に働くと考えられる。

教育に対して、この会社がどのようにかかわっているのかを聞いた。具体的には、先生方の支援やテスト製作がメインだったが、子どもたちへの支援というよりは、子どもを支援する大人への支援という感覚を受け、すべてが子どもへの直接的な支援ではないのだなと感じた。志望度は現状維持。

その場で個人的に連絡が着たり、食事に誘われたりということはないが、参加後、本選考優遇のお知らせが届き、優遇者だけのイベント等の連絡が複数回来る。それらのイベントに参加すると、さらに企業理解が深まるため、実質、本インターンシップへ参加することで選考が有利になっている。

日経大手を見ていた。特に、教育業界、広告業界、コンサルティングファームを中心に見ていた。所属学部が教育系なので、教育関係を、それから人で勝負する機能会社であるという点で広告業界、コンサルティングファームを中心に考えていた。また、「人の心を動かす」仕事に漠然と憧れがあったため、広告業界は特に気になっていた。

教育業界をけん引する企業のインターンシップに参加することで、教育というのがどのように事業展開されるのかが勉強になったが、さらに具体的な働き方まで踏み込まれなかったので、志望度が上下することはなかった。全員が企画職というキーワードがあり、一人一人が裁量を持って働けるということが言われていた。その点でも機能会社との志望度の優劣をつけるのは難しかった。