- Q. 志望動機
- A.
株式会社伊勢半の本選考における、説明会の参加からWebテスト、エントリーシート、面接、内定までの選考内容や注意すべき点などを公開しています。面接の実施時期や評価されたと感じたポイントなど先輩のアドバイスを見て、選考対策に役立ててください。
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2018卒株式会社伊勢半のレポート
公開日:2017年12月5日
選考概要
- 年度
-
- 2018年度
- 結果
-
- 内定入社
- 職種
-
- 開発職
投稿者
選考フロー
企業研究
エントリーシートでも聞かれている企業理念である『あしたは、もっと美しく、すべての女性の「あした」に美しさという自信と希望を。』は必ず覚えておき、自分なりの解釈が言えるようにしておくべき。これは集団面接で志望動機に理念に共感したなどと述べていた方は必ず深掘りされていました。開発職に限ったことではないが伊勢半グループの出しているブランドとそのブランドコンセプトを把握しておくと何か聞かれた時に安心。試されるように聞かれることはありませんでしたが。
筆記試験の難易度は対策するほどではなかったと思うが、説明会で見させられる伊勢半の歴史についての映像からも数題出題されるのでしっかりと聞いておくべき。
グループディスカッションでは各自が持参した筆記用具しか使用できないため、黒と赤(色物ならなんでも良いと思う)のサインペンを持っていくと評価が良いと思います。私はおそらくこれで通過したと自分では思っている。ここで注意して欲しいのがネームペンのように裏に映るものは使用が禁止されていたこと。
開発職のみ集団面接の前後どちらかで個別のポートフォリオのプレゼンがある。1対2でお堅い面接とは打って変わり座談会のような緩い雰囲気だった。個人的にはポートフォリオのフレゼンは集団面接の後の方を選ぶことをオススメする。30分程度で一通りポートフォリオの説明をこちらが行いその後、面接官(実際の開発職の方で女性の方、30代)からの質問に答える。面接の時のように自分をよく見せようとするより、正直に自分の得意分野や苦手分野を答えるべきだと感じた。実際に私はグラフィックデザインをあまり得意とはしていないが情報を整理して見せることが得意であったため正直にそのことを伝え、苦手分野に関しては残りの学生生活でしっかりと学びたいと伝えた。さらに一年生の頃の作品について突っ込まれた際もこれを提案した時は一年生でそこまで考えられなかった。今に自分ならここも考慮しデザインしたいと伝えたら特に悪い印象ではなかったように感じた。面接同様ではあるがその場限りは通用しないのでしっかりとプレゼンは練習してから挑むべき。
志望動機
私は就職活動において三つの軸を設けておりました。それは「自分の好きなものに携われること」「女性として長く働くことができること」「大学で学んだデザインを活かせること」です。御社はこれらを満たしていたため志望いたしました。とくに自分の好きなものに携われることには思い入れのある製品がございます。御社のヒロインメイクの天まで届けマスカラです。私はまぶたが一重でそれがとてもコンプレックスでそれと向き合うことが嫌で化粧があまり好きではありませんでした。しかし友人に勧められたこのマスカラを使用してみたら目元の印象がとても変わったんです。もちろん一重が二重になることはありませんがマスカラだけでこんなにもというほど印象が良くなりました。この体験を機に私は化粧が楽しくなりました。そんな素敵な商品を作っている会社で、大学で学んでいるデザインを活かし新たな商品の開発に携わり、以前の私のような思いの女性に美しくなることの喜びを届けたいと思います。
説明会・セミナー
- 時間
- - -
- 実施時期
- 2017年03月
エントリーシート 通過
- 実施時期
- 2017年03月
- 通知方法
- メール
- 通知期間
- 1週間以上
ESの内容・テーマ
学生生活の中で最も力を入れた教科(研究・ゼミ含む)はなんですか?
伊勢半グループを志望した動機はなんですか?
伊勢半グループブランドコンセプト<あしたは、もっと美しく すべての女性の「あした」に、美しさという自信と希望を。>について、あなたはどのように解釈しますか?
ES対策で行ったこと
開発職(デザイン職)を希望していたため、大学で行ってきたデザインのことをメインに書きアピールした。提案物のみでなく、提案に至るまでのフローも書き、工業大学らしさをアピールした。ありきたりな志望動機でなく、説得力のあるものになるように体験談を交えた。
筆記試験 通過
- 実施時期
- 2017年03月
- 通知方法
- メール
- 通知期間
- 1週間以内
筆記試験対策で行ったこと
二部制になっていた。A問題とB問題に分かれていてそれぞれ制限時間がある。
A問題は常識問題。選択問題が多く特に対策は必要ないと感じた。
B問題は自は自分の考えを書かせるもの。
筆記試験の内容・科目
堅苦しいものではなく犬派猫派のようなものを自分で考えそれぞれの主張を書けや、自分の一番仲の良い友人の良いところと悪いところをそれぞれ3点など。こちらも対策のしようがないのでこのような試験があるとだけ認識しておくだけで良いと思われる。
グループディスカッション 通過
- 実施時期
- 2017年04月
- 形式
- 学生6 面接官不明
- 時間
- 80分
- 通知方法
- メール
- 通知期間
- 1週間以内
テーマ
歩きスマホをやめさせるアイデア
評価されたと感じたポイントや、注意したこと
特に役割分担はしなかったが、隣の席の方がまとめつつ進行をしてくれていたのでとにかくたくさん自分でアイデアを出し、メンバーのアイデアを膨らませることに貢献した。また、途中でテーマに条件が加えられた際に、その条件から脱線した話をどんどん進めているグループのメンバーがおり、否定しすぎないように話を戻すようにした。
さらに、最後に提案を模造紙にまとめ面接官に指名された人が発表した。筆記用具は持参したもののみ使用でき、黒と赤のサインペンを持っていたので大変役に立った。おそらくそこが評価され通過したのだと自分では思っている。
1次面接 通過
- 実施時期
- 2017年05月
- 形式
- 学生7 面接官5
- 面接時間
- 60分
- 面接官の肩書
- 不明
- 通知方法
- メール
- 通知期間
- 1週間以内
評価されたと感じたポイントや、注意したこと
集団面接であったため、学生時代に一番頑張ったことは他の学生と内容は少し被ってしまっていたところもあり、その点では評価されていたようにはあまり感じなかった。個人的には、「化粧品を売るにあたりあなたがもっとも大切であると思うこと」という質問で一番最初の回答者(順番的に)であったが、職種を意識したキーワードがすぐに出てきたことや、その根拠をしっかりと説明できた事が評価されたのではないかと感じた。
面接の雰囲気
とにかく堅い印象だったが、人事の方が学生の緊張を解してくれようと答えやすい質問から聞いてくれた。運転免許証は持っているかなど。
1次面接で聞かれた質問と回答
学生時代に一番頑張ったことを教えてください。
私が学生時代に一番頑張ったことはバレーボールです。中学校、高等学校のそれぞれ三年間バレーボール部に所属し、大学ではビーチバレーボール愛好会に入りました。私の学生生活とビーチバレーは切っても切れないものだと自分自身では思っています。ビーチバレー愛好会では一昨年から大会に出場し始め、私のチームは御宿で行われたムーンカップという大会で見事8位に入賞することができました。しかし初めて大会に出場し学んだことも多くありました。それはバレーボールとビーチバレーボールのプレイスタイルの違いです。バレーボールでは強打で相手のコートに打ち付けることが多いのに対し、ビーチバレーボールは緩やかな玉でとにかく相手の穴を狙うというスタイルでした。バレーボール部出身は何名かいましたが、ビーチバレーボールの経験者は愛好会にはいなかったため大会にでて初めてそれに気づいたのです。初日はその差になかなか対応できなかったのですが二日目からは初日の反省を生かしなんとか結果を残すことができました。
化粧品を売るにあたりあなたがもっとも大切であると思うこと
私が化粧品を売るにあたり、最も大切であると思うことは企画の際の「コンセプト」です。何かを提案する際には調査からわかったことをもとに、ユーザーが求めているものを把握し、それらを全て踏まえて商品のコンセプトを決めると私は考えています。そのコンセプトがしっかりと調査を反映したものでないと想定したユーザーの心に響く製品にはできないと私は思っています。またコンセプトを元にパッケージのデザインも検討すると考えられるため、商品の第一印象となるパッケージにもコンセプトは影響してくる。つまり商品の核となる部分はコンセプトであると私は思っています。そのため、私は化粧品を売る上でコンセプトが最も大切であると考えました。
独自の選考 通過
- 実施時期
- 2017年05月
- 通知方法
- メール
- 通知期間
- 1週間以内
選考形式
ポートフォリオプレゼン
選考の具体的な内容
集団面接のあとにすぐポートフォリオのプレゼンを行った。時間は40分用意されており、自由にプレゼンして良い。面接官は2名。プレゼン後に面接官から作品に対する質問や、得意分野苦手分野の質問。ここではとにかく正直に答える事がベストだと感じた。最後に自社製品に関することや、自分の化粧品に対する意識を少し聞かれた。
最終面接 通過
- 実施時期
- 2017年06月
- 形式
- 学生1 面接官7
- 面接時間
- 20分
- 面接官の肩書
- 役員/代表
- 通知方法
- 電話
- 通知期間
- 1週間以上
評価されたと感じたポイントや、注意したこと
あまり深く突っ込んでくる質問はなく、志望動機や学生時代に頑張った事、そこで直面した困難をどのように乗り越えたかなど一般的な質問であったため正直どこが評価されたのか分かっていない。強いていうならば、面接の最後に前日に母と近所の神社にお参りしてきたくらい御社を志望していると伝え、ずっとつまらなそうにしていた面接官が笑ってくれたことくらいです。
合否の連絡が遅かった(同期の内定者は当日に連絡がきたと聞いた)ことからも、私は繰り上げ合格だったのかもしれないと思っている。
面接の雰囲気
役員や代表の方7名であったためとても緊張感はあったが温厚な方々であった。面接の場所が集団面接と同じであったため場の雰囲気に緊張することはなかった。
最終面接で聞かれた質問と回答
あなたが伊勢半グループを志望した理由を教えてください。
私が御社を志望した理由は2つございます。1つ目は私が就職活動をするにあたって軸にしていた「自分の好きなものに携わる仕事」と「大学で学んでいるデザインを活かした仕事」「女性として長く働くことができる仕事」に当てはまっていたこと。2つ目は、御社の製品である「ヒロインメイクの天まで届けマスカラ」を使用したことがきっかけで私の化粧に対する考えが変わったという思い入れがあるからです。私はまぶたが一重でそれがとてもコンプレックスでした。大学生になり化粧をするようになると、特にアイメイクをすることは私にとってコンプレックスと向き合うことであり、化粧をすることはあまり好きではありませんでした。しかし御社の製品である天まで届けマスカラを使用してみると目元の印象がとても変わりました。一重が二重に変わることはありませんが、これがきっかけで私の化粧に対する考え方が変わりました。御社の理念である「明日はもっと美しく」と思う事ができました。開発職として新たな化粧品を提案する事でお客様にも明日はもっと美しくと思っていただけるよう貢献したいと思い御社を志望いたしました。
エントリーシートの学生時代に最も打ち込んだことに書いてあることについて詳しく教えてください。
この授業は社会問題を解決するための製品やサービスを提案することを目的に取り組みました。提案は授業に協力してくださったNEC the WISEの技術を使用するという条件がありました。私のグループは教育問題というテーマが与えられており、ステークホルダーを構造化する、仮説を立てる、検証を行う、問題を明確にするところまではグループでおこないました。私のグループでは「小学校の先生は保護者に家庭で教育のサポートをしてほしいと思っているが、それが保護者に伝わっていない」という問題があることがわかりました。
私はこの問題を解決するためには、「先生が児童に出した宿題や次の日の持ち物、学校での出来事が保護者に直接・確実に伝わること」そして「それを先生が工数をかけることなくできる必要がある」と考えました。こうすることで保護者が子供に『宿題やった?』や『忘れ物ない?』など声がかけやすくなると考えたからです。そして具体的な提案は、先生が児童に喋った連絡事項を音声認識技術によって認識し、それを文字に変換し、アプリを介して保護者に届けるというシステムです。
内定者のアドバイス
内定後の企業のスタンス
はじめにきた内定の連絡では総合職での採用であった。選考は開発職で受けていたのでこんな事があるのかと思った。(最終面接の前にそのようなことを少し匂わせてはいたが)その段階では他の選考を受けていることを伝えたが納得をしているようだった。その後1週間ほど経ってから採用枠を増やすことになったと連絡があり、希望していた開発職として採用していただいた。
内定に必要なことは何だと思うか
面接では突っ込んだ質問はあまりなく、主に他の企業でも聞かれるような一般的な質問が多く感じた。そのため学生時代に力を入れて取り組んだことなどエピソードが被りやすいと感じた。つまりそこでは他の学生と差がつきにくいという事である。個人的に一番差がつきやすく、かつ面接官の印象に残りやすく話せるのが志望動機であると感じた。そこで自身のエピソードを踏まえ経営理念に絡める事ができれば面接官に良い印象を与えられると思う。同期の子は最終面接で伊勢半の化粧品のみを使用してメイクをし、面接に挑んだと聞いた。自分なりに印象に残る志望動機を伝えることとその情熱を印象的に伝える事が内定に繋がると感じた。
内定が出る人と出ない人の違いは何だと思うか
内定者に共通している点は伊勢半を魅力に感じたポイントであった事が懇親会で分かった。内定者が伊勢半の魅力と感じていた点は「歴史が長くお客様から信頼されている事」「研究や生産も自社でやっている事」「社員の方々の雰囲気が良い」であり、それは伊勢半の強みでもあった。また経営理念に共感していて、その実現に自身が貢献したいという思いで一致していた。そのような考えを持っている人が内定をもらえる人なんだと思った。
内定したからこそ分かる選考の注意点
開発職を希望しているのであればポートフォリオのプレゼンが肝であると感じた。他の企業では面接兼ポートフォリオのチェックが多い中、伊勢半はポートフォリオを現職の開発職の方に個別プレゼンする機会がある。集団面接+ポートフォリオのプレゼンで二次選考となっている。私は集団面接の出来がいまいちであったが二次選考に通過したので、おそらく開発職はポートフォリオの出来やデザイン力に重きを置いていると思われる。就職活動が始まってしまうと忙しくなるので、とにかくポートフォリオは早めに作り始めることをオススメします。その方がBUにもできますし、面接の対策に時間をかけられるとも思います。
内定後、社員や人事からのフォロー
内定式の前に内々定者の懇親会があった。内容としては。内々定者どうしのアイスブレイクやグループワーク、昼食は立食で先輩社員とおしゃべり、社内見学など。
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伊勢半の 会社情報
会社名 | 株式会社伊勢半 |
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フリガナ | イセハン |
設立日 | 1968年7月 |
資本金 | 2億円 |
従業員数 | 314人 |
決算月 | 2月 |
代表者 | 澤田晴子 |
本社所在地 | 〒102-0076 東京都千代田区五番町7番地 |
電話番号 | 03-3262-3110 |
URL | https://www.isehan.co.jp/ |
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