21卒 インターンES
総合職(Ture-techインターン)
21卒 | 慶應義塾大学大学院 | 男性
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Q.
設問①:本インターンへの志望理由を教えてください。(600文字以内)
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A.
「情報技術で地方創生」に挑戦するというテーマに惹かれた。AI技術を応用した画像処理を専門にしており、地方のまちづくりに技術を軸にした視点で取り組める点に興味を持った。エンジニアとしてまちづくりに貢献する経験を得て、現在住む栃木県の街で地方創生を実現したいと考えている。 私は2年前シンガポールのインド人街交通環境改善プロジェクトへの参加を通して、「まちづくり」に関心を持った。それから現在まで渋谷の落書き問題に東急電鉄の新規事業部でインターンシップ生として取り組んでいる。 まちづくりの中でも地方創生に重きをおく理由は、地元の町を変えたいからである。私は長距離通学をしており、町がベッドタウンとしてのみ機能している点に問題を感じている。私は地元の街で「誰がいつどんな取り組みを開き、そこで何が得られるのか」が非常に不透明な点が原因であると考えている。街の情報のほとんどは口コミでゆっくり広がる傾向にあり、街に所属するコミュニティや友人が少ない場合は街の情報を知る機会がほとんどない。この問題は郊外から都市に通勤・通学している人に多く当てはまり、日中都市で仕事をする一方、街で交流を広げるチャンスを持てないことが主な原因であると考えている。この町の情報の周知問題など、私は情報技術を生かして解決できる地方の問題は多いと実感している。 続きを読む
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Q.
設問②:あなたが行った(もしくは行っている)最も大きな課題解決について、 背景も交えて教えてください。(600文字以内)
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A.
私はRA(レジデントアシスタント)として留学生寮の運営に2年間注力した。最も困難だったのは、留学生に対しアシスタントとして接するだけの立場から抜け出すことだ。RAの役割を全うするには、アシスタントとして接する以上に、留学生を引っ張り、コミュニティをまとめ上げる必要があった。私が理想として描いたのは、留学生と寮を自治寮のように運営することだ。当時寮の運営はRAが主体で企画や寮則の注意喚起を行い、留学生は規則を守って生活するだけの状態だった。寮が寝るためだけの空間になり、コミュニティとしての機能を失うと途端に共用物の使用状況が悪化する。留学生が寮のコミュニティを離れるだけでなく、寮則が守られなくなるパターンの続出傾向に問題意識を持った。私はRAによる寮の運営体制が意図せず留学生の寮への所属意識を削ぎ、寮則の軽視に繋がっていると考えた。 そこで私は国際寮ならではの共同生活の中で、寮の自治に気軽に関われる機会が必要だと考えた。具体的に非常に利用者の少なかった大浴場で入浴企画などを1ヶ月間毎晩開いた。留学生と寮長・寮母さんとの関係や、食堂・キッチンの洗い物の放置問題などに対する意見を自然に交換できる場として機能した。これによって留学生が寮の運営に参加できる意欲的な雰囲気ができたと考えている。結果としてその後の3ヶ月間を通して、寮則違反件数の20%削減に繋がった。 続きを読む
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Q.
設問③:地方が抱える下記5つの課題から1つ、あなたが解決したいものを選択し、 その理由を教えてください。(600文字以内)
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A.
この課題選択に至った背景に、私が大学の国際寮を離れ、地元である栃木県から神奈川県の大学院まで通い始めた際に強く感じた違和感がある。それは地元の街で「誰がいつどんな取り組みを開き、そこで何が得られるのか」が非常に不透明なことだ。街の情報のほとんどは口コミでゆっくり広がる傾向にあり、街に所属するコミュニティや友人が少ない場合は街の情報を知る機会がほとんどない。私は大学4年間を大学付近の街ですごし、大学の友人を通してその街のことを理解していた。しかし地元の街を出てから4年が経過し戻ってきたとき、現在の地元の何も知ることができない状態に驚いた。私はこの街の情報の不透明さが引き起こす課題として、次の3つの問題を強く認識している。 ⑴街の自治体が主催するイベントが街内でも十分に周知できない、⑵趣味や娯楽を共有して楽しむコミュニティができにくい、⑶「ジム・ヨガ」や「QRコード決済(PayPayやLinePay)」など、ライフスタイルの「健康」や「利便性」を改善する新しい文化的な取り組みが即座に街全体に伝わらない、の3点の問題である。⑴から⑶の全てに共通する課題は街の住民同士の人間関係が希薄であることで、「地域コミュニティの活性」が根本的に必要であると考えた。そこで私は自身で感じた地元の課題でもある「地域コミュニティの活性」を本インターンシップで解決し、地元でも行動を起こしたいと考えている。 続きを読む