【20卒】三菱ＵＦＪモルガン・スタンレー証券の夏インターン体験記（文系/営業部門1dayインターンシップ）No.8110（南山大学/男性）（2020/1/29公開）

このインターンシップに参加するまでは証券会社全般について知識がなかったが、このインターンシップに参加したことで、証券業界全体のことを把握することができた。また三菱ＵＦＪモルガンスタンレー証券がその中でもどんな証券会社なのか、どんな立ち位置にいるのか知ることができた。また実際の証券の資産運用コンサルティング業務についてや、投資の選定方法について体験することができた。

資産運用コンサルティング業務をするに当たって一番重要なことは、とにかく世の中の動きを知ることが大事です。世の中の動きに敏感でなければ株価の動きを予想できない。そのため、今回のインターンの前に、もっと新聞やニュースをこまめにチェックしておけば、今回の資産運用コンサルティング業務のグループワークでも生かすことができ、より有効なものになったのではないかと感じた。

証券会社がどんな会社なのか、どんなことをしているのか、更にはその中で三菱ＵＦＪモルガンスタンレー証券がどんな特徴がある会社なのかなどは学ぶことができたが、このインターンシップを通じてこの企業で働いている自分を想像できたかと言われれば、これに関してはできなかった。理由は今回のインターンシップは資産運用コンサルティングや株の選定方法のあくまで疑似体験であり、あくまでほんの入り口の部分にすぎなく、実際の営業はまた別のものになると思うからだ。このインターンシップを通じて働いている自分を想像することはできないが、証券会社のことや、この会社のことそのものを知る機会としては、有意義なインターンシップだったと思う。

このインターンシップの功績が何らかの形で評価され、本選考の内定に直結する可能性は低いと思われる。理由としては、今回のインターンシップはあくまで企業について知る場であり、企業側が参加した学生を評価する場ではない(一人一人を評価いていない)と感じたからだ。ただしインターンシップに参加したという記録は恐らく企業側にも残ると思われるため、前から三菱ＵＦＪモルガンスタンレー証券に興味がありました、と熱意を少しアピールすることは可能であると思われる。

今回のインターンシップを通じて、証券会社についてどんな仕事をしているのか、どんな英偉業をしているのかを知ることができた。そういった点では有意義なインターンシップであった。しかし、それを知って、自分が証券会社の営業は合っていないと感じた。理由は自分が仕事にお客様の喜笑顔、喜びを求めるタイプであるが、証券会社の営業ではそれを感じることが難しそうだと思ったからだ。こういった理由でインターンシップ参加によって志望度が下がってしまった。

今回のインターンシップは1dayという短期間ということもあり、企業側はインターンシップ中に一人一人の学生を細かく評価していないように見えた。そのためインターンシップの参加が本選考で大きく有利になることはないと思われる。今回のインターンシップはあくまで学生たちが企業のことを知るための機会を設けたものだと思われる。

インターンシップの約3か月後に、自分たちが選定した株価のポートフォリオが実際に今現在でどう動いたのか、パフォーマンス評価のイベントに招待される、そのイベントでは他にも営業社員との座談会も行われる。他のイベントとしては、就活が迫ってきた3年生の2月頃に、1対1のフォロー面談にも招待される。

銀行、証券、生命保険、損害保険、カード会社、リース会社など、金融関係全般に興味があった。金融関係全般に興味がある理由は、「お金」という形がない無形資産を商品とするからこそ、自分自身の担う役割も大きく、他の誰でもない、「自分自身」がお客様の力になることができたと感じるとことができると思うからだ。金融業界に自分自身の身を置き、自分の生きる意味を見出していければいいなと考えていた。

証券会社は自分が求めているような仕事と少し違うのではないかと思い、このインターンシップ参加後は、証券業界の志望度が下がった。理由としては、自分が仕事に相手の成長や喜びを求めるタイプであり、証券会社は資産運用のプロフェッショナルであるが、もしお客様に提案した株価が下がってしまった場合などを考えると、お客様が心から喜んでいる姿が想像できず、同時に自分が証券業界で生き生きと働いている姿がどうしても想像できなかったためだ。