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【未来の戦略を創造】【21卒】アーサー・ディ・リトル・ジャパンの夏インターン体験記(文系/ビジネスアナリスト)No.8014(慶應義塾大学/男性)(2020/1/30公開)
アーサー・ディ・リトル・ジャパン株式会社のインターンに参加した理由や選考フロー、実施期間、当日の形式や具体的な内容、インターン参加後の感想など、体験記の詳細を公開しています。ぜひ、先輩の回答をインターン対策に役立ててください。
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2021卒 アーサー・ディ・リトル・ジャパンのレポート
公開日:2020年1月30日
インターン概要
- 卒業年度
-
- 2021卒
- 実施年月
-
- 2019年8月
- コース
-
- ビジネスアナリスト
- 期間
-
- 4日
投稿者
- 大学
-
- 慶應義塾大学
- 参加先
-
- アーサー・ディ・リトル・ジャパン
- アビームコンサルティング
- ベイン・アンド・カンパニー・ジャパン・インコーポレイテッド
- KPMGコンサルティング
- 内定先
-
- 未登録
- 入社予定
-
- 未登録
インターンシップ参加前
このインターンに興味をもったきっかけ・参加した理由・選んだ基準を本音ベースで教えてください。
戦略コンサルタントになりたいと考えていて、選考の一環として参加必須だったため参加した。またADLは外資系戦略コンサルティングファームの中でもジャパンオフィスが強いファームであり、またカルチャーも自分とフィットしていると感じていたため第1志望群の一つであった。
このインターンの選考に受かるために行った対策・準備・勉強したこと・調べたことを教えてください。
ESについては、倍率が高いためこの学生と会ってみたいと思わせるような面白いエピソードを選んで書いた。
GDの対策については、他戦略ファームの面接などにも共通して言えるが、まずは基礎的なロジカルシンキングやビジネスフレームワークをケース問題を解きながら頭に入れた。それに加え、ADL固有の思考の仕方(ノコギリ型思考)をHPやカタログから学び吸収。
ケース問題を解く際は定期的に友人と一緒にケース問題について話し合いながら解くことでお互いの思考のタイプを吸収しあえてとてもよかった。
選考フロー
エントリーシート → グループディスカッション
エントリーシート 通過
- 実施時期
- 2019年06月
- 通知方法
- メール
- 通知期間
- 1週間以内
グループディスカッション 通過
- 実施時期
- 2019年07月
- 形式
- 学生不明 面接官不明
- 1グループの人数
- 4人
- 時間
- 40分
- 通知方法
- 電話
- 通知期間
- 1週間以上
テーマ
都内マンションの空室率を下げるには?
進め方・雰囲気・気をつけたこと
発言量より発言の質、特に深く考えた上での発言をするようにした。フレームワークなどを多用して問題を切っていくというよりかは問題の本質が何かを考える姿勢が大事だと思う。また最初の個人で考える時間の思考も重視されてるのではないかと感じた。
インターンシップの形式と概要
- 開催場所
- 東京支社
- 参加人数
- 9人
- 参加学生の大学
- 東大理系院2人、京大理系院4人、慶應文系3人。噂では理系院生しかとらないと聞いていたが文系の学生もいた。
- 参加学生の特徴
- 他戦略ファームとは違い様々な業界を目指している学生が集まっていた。
- 報酬
- なし
インターンシップの内容
テーマ・課題
ある化粧品メーカーの10年後のシニア事業の戦略を考えよ
前半にやったこと
4日間毎日グループワークを自主的にやる時間がメインだった。特に講義などはなく、1日に1回メンターの社員さん2名とディスカッションする時間「メンターセッション」が設けられる。2日目に中間発表、4日目に最終発表がありそこで質疑応答などもあった。評価と関係あるかは不明だが、毎日夕方から何名もの社員さんが様子を見にきてアドバイスなどをくれた。
また、毎日ランチの時間は社員さんとの交流会が設けられていた。
最初の2日間は市場調査や論点設計に力を入れた。議論が発散することが多かったように感じる。
後半にやったこと
後半は2日目の中間発表でいただいたフィードバックを生かして不要な議論の切り捨て、主要論点の深掘りに徹した。パワーポイントは作りこみすぎず、議論をすることに注力した。
発表会はありましたか?
- はい
- いいえ
審査員の肩書き
パートナー、プリンシパル、マネージャー、コンサルタントなど
優勝特典
なし
インターンシップを通して印象的なフィードバックは何ですか?
・人によっていろいろな思考の型があるから、それを理解したうえで議論すると建設的な議論になりやすい。
・施策を提案するときは手触り感があるとクライアントが納得して実行してくれる可能性が高まる。
苦しい・大変だと思った瞬間は何ですか?
フィードバックをいただくたびに議論の大きな転換が起こり、リサーチした結果が無駄になることが度々あった。また、3人1班で議論していたため意見が対立した際のコンセンサスをとるのが難しく、議論が停滞することも度々起こり4日間という長い時間の割には満足のいくアウトプットが出せなかった。
インターンシップを終えて
インターンシップで学んだこと
・コンサルタントという職業について
→クライアントのために考え抜き、価値ある提言をして結果を残さなければならないプロフェッショナルな職業だと強く感じた。
・ADLというファームの特徴
→社員さん同士仲が良く、みんな仕事に対して意義を感じながら働いている職場だと感じた。
・問題にアプローチする際どう深く思考するかという方法
→表層だけではなく本質的に何が問題なのかを納得いくまで考えると良い。
・チームをどうマネジメントして合意を取り結果を出すかという方法
→コンサルタントとして最も大事なことはクライアントに納得してもらい動かすことなので1つの考え方に固執せず最終的にクライアントに響く提案を作るのが大事である。
参加前に準備しておくべきだったこと
コンサルティングというプロジェクトワークにおいて最初にどう論点設計をすれば効率的に議論を進められるかということについて学んでおけばより議論を深いところまでできたなと感じる。
参加してみて企業で働いている自分を想像できましたか?
- はい
- いいえ
とにかく深く考えることが好きな人が向いていると感じ、自分はそれに当てはまると思っているから。社員さんも公言していたがADLは思考が速く問題をスパスパ切って解決できる人のことを「ナイフ型思考」と呼んでおり、その対義語としてじっくり物事について深く考えぬく人のことを「のこぎり型思考」と呼んでいる。後者ののこぎり型思考ができる人に来て欲しいと強調していた。
本選考で内定が出ると思いましたか?
- はい
- いいえ
戦略コンサルティングという仕事の魅力を感じておりそれに必須なロジカルシンキングや問題解決能力は備えているため。また、多くの社員さんとインターンを通じて話し、カルチャーがあっていると感じたから。しかしADL以上にカルチャーフィットを感じる他のファームに入ることが決まったため本選考を受ける予定はない。
この企業に対する志望度は上がりましたか?
- はい
- いいえ
インターンで多くの社員さんと話してみてどの社員さんも仕事に熱い思いを抱いていることがひしひしと伝わってきたから。またそれは私利私欲のためではなく、クライアントである日本企業、ひいては日本という国のために仕事をしているという誇りがあるのもよく伝わってきたから。
この企業を本選考でも受験予定ですか?
- はい
- いいえ
インターンへの参加が本選考に有利になると思いましたか?
- はい
- いいえ
インターン自体が本選考の一環でありこのインターンに参加しないと基本的に内定が出ないため。そのため内定するにはこの4日間のインターンでパフォーマンスを発揮する必要がある。
参加後の社員や人事のフォローについて教えて下さい
本選考の一環としてのインターンのため、全員が選考の対象である。インターンでパフォーマンスを認められた人はこの後の本選考の面接に呼ばれる。
参加前の志望企業・志望業界を教えて下さい
戦略コンサルティング業界に入りたいと考えていた。特にその中でも外資系で多くのクライアントの経営課題と向き合えるファームを志していた。ファームのTierやカルチャーを考えてBain&CompanyやBoston Consulting Groupに惹かれていた。Tierは下がるもののジャパンオフィスの強さなどに惹かれADLも同様の志望度だった。
このインターンへの参加がその後の就職活動にどう影響しましたか?
大きくは変わらなかった。改めて戦略コンサルティングという仕事の魅力や厳しさを感じるインターンシップだった。多くの社員さんと話す時間が設けられていて、社員さんの仕事に対するモチベーションや同僚同士の仲の良さを聞くことで参加前以上にADLに対する志望度は上がった。競合他社に対してもフラットな意見を述べてくださり大変参考になった。
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アーサー・ディ・リトル・ジャパンの 会社情報
会社名 | アーサー・ディ・リトル・ジャパン株式会社 |
---|---|
フリガナ | アーサーディリトルジャパン |
設立日 | 1978年3月 |
資本金 | 1900万円 |
従業員数 | 60人 |
代表者 | 原田裕介 |
本社所在地 | 〒105-0021 東京都港区東新橋1丁目5番2号汐留シティセンター |
電話番号 | 03-6264-6300 |
URL | https://www.adlittle.com/jp-ja |
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