【学生の人数】2人【面接官の人数】7人【面接官の肩書】人事部長/役員/進行役の人事/経理部長/その他不明【面接の雰囲気】いままでの面接と違い、圧迫面接とまではいかないが、自分の回答に問い詰めていくという感じの面接でした。また他社の面接とは違い進行役の人事がおり、進行役の人事が面接を主導する珍しいスタイルだった【大鵬薬品の業績について説明してください。】2016年の大鵬薬品の決算書類から経営分析を行うと以下の通りになりました。まず収益性の分析から行きますと営業利益率と25.6%で、製薬業界平均の15.5%より大幅に数値がいいです。次に総資本利益率を調べますと9.6%でした。これは一般的な目標値5%を超えています。次に安定性の分析を行います。まず自己資本比率が91.9%でした。これは一般的な目標値50%を超えていますが、製薬業界は自己資本比率が高めということで、普通でしょう。つぎに流動比率1,054.9%でした。一般的に200%を超えたら優良といいますが、1000%を超える会社は見たことがありませんでした。総括すると御社は中堅製薬会社と言われますが、その内実は収益性、安定性ともに優良な会社です。【学生時代に一番力を入れたことを教えてください】私は会計の勉強に力を入れました。その目標は会計士で高校生の頃から中央大学経理研究所という組織で勉強をしていました。その勉強の中で苦労したのが日商簿記1級の取得です。簿記1級試験は3回も不合格になりました。そこで、勉強が行き届いていない論点をなくそうと勉強の範囲を拡大しましたが結果が出ませんでした。各論点を正確に理解していないことが試験に落ちた原因であることに気づき、次は量より質を高める勉強をすると決め、各論点を正確に理解するために各論点の細部まで目を通すことを徹底しました。この勉強方法は時間が多く必要となるため、時間を確保するために通勤時間でもテキストを読めるように縮小コピーしたものを作り、満員電車の中で読む工夫をしました。この勉強の成果はすぐに出ませんでしたが試験が近づくにつれ徐々に成果が出てきました。その結果、試験に合格することができ、そこから私は粘り強く物事に取り組む姿勢を身に着けました。私はこの強みを活かして、どんなに困難な仕事でも最後まで粘り強く行っていきたいです。【評価されたと感じたポイントや注意したこと】大鵬薬品についてどこまで知っているのかが重要だったと思います。一応と覚えた売上高などの経営成績と経営分析がここまで実際に聞かれるとは思っていませんでした。
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