22卒 本選考ES
研究開発職
22卒 | 東京農工大学大学院 | 女性
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Q.
研究テーマ・内容(150)
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A.
患部に対して直接薬物を投与する局所投与法は、治療効果の向上、副作用の低減が期待されます。この局所投与材料には、生体接着性や生体適合性が必要です。私は接着性を付与した生体由来の〇〇〇〇と、薬物の内包が可能な〇〇〇〇〇〇を複合化した二層シートを作製し、局所投与材料への応用を目指しています。 続きを読む
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Q.
上記以外で力を入れた学科・得意分野とその内容についてご記入ください(150)
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A.
【英語】大学三年生の時にTOEICを始めて受験した際、スコアが450点だったことに危機感を覚え、英語の勉強に力を入れました。2年間時間を見つけて勉強を継続した結果、大学院一年生の時の試験で720点を獲得できました。英語力が向上した結果、英語論文を以前より速く、正確に読めるようになりました。 続きを読む
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Q.
経験した主なアルバイトについてご記入ください。(200)
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A.
私はスーパーのレジスタッフのアルバイトをしています。接客時には商品登録を始め、ラッピングの有無や配送をするのか等、多岐にわたるお客様のニーズを的確に把握し、素早く応える能力が求められます。この環境で「お客様は何を求めていらっしゃるのか」を常に意識して働いた結果、「状況を素早く判断し、主体的に行動する力」を身に着けられました。この能力を向上させるため、現在も初心を忘れず業務に取り組んでいます。 続きを読む
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Q.
趣味・特技についてご記入ください。(200)
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A.
【趣味:謎解きイベント】一つの謎に対して様々な視点から多くの可能性を考え、友人と議論しながら答えを導いていく過程が楽しく、魅力的です。また、イベントを通して未踏の地で新たな経験ができることも魅力に感じています。【特技:炒飯作り】アルバイトをしている中華料理店で店長に師事して腕を磨きました。現在は『炒飯資格』を取得し、大きな中華鍋を片手で操ってパラパラで美味しい炒飯を作れます。 続きを読む
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Q.
ファンケルを志望した理由をお聞かせください。(400)
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A.
貴社の「不の解消」という理念のもと、夢を実現したいからです。私には人々に感動や安心を提供する製品の開発に携わりたいという夢があります。貴社は創業以来、世の中の「不」を解消するという創業理念を掲げて多くの製品を開発し、お客様の美しく健やかな生活を支えています。また、常にお客様の視点に立ち、化粧品やサプリメント、肌着・雑貨など、美や健康に対して多角的にアプローチをしており、固定観念にとらわれずに新たな価値を世に送り続けている姿に魅力を感じました。貴社において様々な分野の研究に取り組み、同僚と積極的に議論を重ね、私だから生み出せる革新的な価値を創出することで社会に貢献し、夢を実現したいと考えています。刻々と変化する時代の中で「不」を見つけ、スピード感を持って課題を解決し続け、社会に貢献してきた貴社でこそ、私の夢を実現可能であると感じ、貴社を強く志望しています。 続きを読む
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Q.
ファンケルでやりたい研究内容を教えてください。(300)
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A.
【睡眠中に肌に潤いを与えるスキンケア製品の開発】日々を忙しなく過ごす人たちにとって、スキンケアの時間を長く取ることは困難です。そこで、睡眠中に美容成分を放出する新たな形のパックを考えました。美容成分を長時間徐放できるジェルを入浴後の肌に塗布すると、寝ているだけでお肌の集中ケアができるという製品です。課題として、長時間顔に塗布することで生じる肌トラブルや、寝返り時の剥離などが考えられますが、この製品を開発することによって、忙しくてもスキンケアに力を入れたいお客様の力になれると考えています。私は貴社で働く中で顧客のニーズに向き合って主体的に価値提案に挑戦し、人々の豊かな生活に貢献したいです。 続きを読む
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Q.
あなたの研究内容・専門領域、および現在の進捗と今後の展望を具体的に教えてください。(1000)
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A.
【研究内容】患部に薬物を直接投与する局所投与法は、薬物が全身を循環する経口投与や静脈投与とは異なり、治療効果の向上や副作用の低減に有効な治療法です。局所投与の手法の一つに、薬物を少しずつ効果的に放出する(徐放する)材料を体内に注入・留置する方法(体内留置)があります。この体内留置型の材料には、生体組織に長期間留置できる性質(組織接着性)や、生体組織に炎症を引き起こさない性質(生体適合性)が求められます。この二つの性質を有する材料形態の一つとしてシートがありますが、薬物を徐放する性質(薬物徐放性)を付与することが困難であり、課題とされています。私はシートの素材として、生体由来の高分子(多糖)である〇〇〇〇に着目しました。〇〇〇〇は生体適合性が高く、接着活性を有する〇〇〇〇で修飾することによって、生体適合性と組織接着性を兼ね備えたシートを作製することができます。さらに、薬物の保持・徐放が可能な構造体(〇〇〇〇〇〇)をシートに複合化することによって、課題とされていた薬物徐放性を獲得できます。本研究では、このように『患部に直接貼り付き、高い治療効果を発揮する医療用のシート』の開発を目指しています。【現在の進捗】現在までに二層シートの作製およびSEMを用いた膜厚の評価、接着活性を有する〇〇〇〇の材料である〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇の合成を検討しました。SEMを用いて膜厚を評価した結果、スピンコーターを用いて二層の〇〇〇〇シートを作製した際、二層シートの膜厚は5~7 µmを示すことがわかりました。シートの膜厚が薄い場合は分子間力による接着性が増すことが報告されており、本研究で得られたシートについても、分子間力に基づき生体組織に対する接着性の向上が期待できます。また、〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇の合成では、得られた化合物が難溶性の〇〇〇〇とは異なって水溶性を示したことや、1H-NMR測定の結果より、化合物に〇〇〇〇〇〇のシグナルが観察されたことから〇〇〇〇に〇〇〇〇〇〇を導入できた可能性が高いと考えられます。【今後の展望】今後は得られた〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇と接着活性を示す〇〇〇〇を反応させることによって、接着活性を有する〇〇〇〇を合成します。その後、抗菌剤や抗がん剤などのさまざまな薬物を保持した二層シートを作製し、薬物の放出挙動、シートの接着性の評価に取り組む予定です。 続きを読む