【パズルのようなゾーニング】【19卒】イオンモールの冬インターン体験記（文系/総合職）No.3594（日本大学/男性）（2018/9/12公開）

イオンモールが子供のころから好きだったため、働く側としての一面を体験してみたいと考えたから。商業施設の管理者に関心はあったが、インターンシップにはそれまで参加してこなかったため、この機会を逃してはならないと思い、参加。

ＥＳでは、インターンを通して何をしたいか、何が知りたいか、できるだけ明瞭に書くように意識した。グループディスカッションに関しては、自信があったため対策はしていません。

広島県尾道市の海沿いにできるイオンモールのワンフロアのゾーニングを考える

1日目にやったこと

３名の社員と懇談、イオンモール幕張新都心のモール見学、２・３日目に活動するグループのメンバーとアイスブレイク。モール見学は注意点などを説明されたうえで１～２時間程度した。

2日目にやったこと

１日を通して「広島県尾道市の海沿いにできるイオンモールのワンフロアのゾーニングを考えるのグループワーク。すべて投げられるわけではなく、段階ごとに説明され、グループワークを進めた。

3日目にやったこと

「島県尾道市の海沿いにできるイオンモールのワンフロアのゾーニングを考える」の詰め作業をし、２名の社員を前に発表。その後フィードバックをもらった。そして人事部やリーシング、内定者などと懇談会。

リーシング担当社員

なし

客の動線やテナントの場所の希望、テナント配置の相乗効果など、リーシング、ゾーニングは本当に考えることが多い。もはやパズルのようなもので、１日２日で答えを出すのはとても難しいことだといわれたことが印象的だった。

１日あまりグループワークの時間をもらったのにもかかわらず時間が足りなかった。修正すべきポイントを２日目の終わり際に言われたのが厳しかった。２日目の夜はレストランで作業を進めているグループもあった。１グループあたり６名前後もいたため、意思統一をしながら進めるのは若干難しい面があった。

このインターンシップは、リーシング希望向けではあったものの、１日目にはモール見学をし、見学ポイントを細かく教えてもらったうえでモール見学ができたため、他のモール見学の際にも役立った。また、内定者と話すことができたのはこの機会だけであるので、参加してよかった。

いろんなイオンモールのフロアマップを見て、テナントの配置などのゾーニングを確認しておけば、もう少し有効なものになったかもしれない。

イオンモールは、ほとんどが営業・オペレーションという２つの職種の配置が大多数である。そのため、リーシング向けのこのインターンシップは、興味・関心という面ではいいとしても、私は営業・オペレーション希望であったため、自分が働くイメージは含まらすことはできなかった。

インターンシップに参加した当時は、別ルート選考があるとは思ってもみなかったので、内定が出るとは思っていなかった。夏季・冬季で東京・大阪とインターンシップを行っているので、そもそもライバルが多く、難しいと感じていた。また、学歴も高かったために同様の感想を持った。

このインターンシップはリーシング向けであったとしても、イオンモールで働くことの楽しさは伝わってきた。テナントの上に立ち、そして地域の上に立ち、大きな影響力を持てるという面で、イオンモールの社員として働くことは面白いことだと感じた。ただ全国転勤の激しさも知り、志望度はぐんと上がったわけではない。

インターンシップ参加者は１～２回のリクルーター面談に呼ばれ、マネージャー面談、店長面談という別ルートを経て最終面接に至る。そういった面では一般受験者より内定獲得の難易度は少し下がるかもしれない。

私は、商業施設の運営は第３志望業界だった。小さいころから商業施設（ショッピングモール）が好きで、就職活動を考える際にもそれに携わる仕事には関心があった。ただ、好きな場所で働くことができる職業ではないので、志望度は３番目程度であった。つまり、第１志望・第２志望のウエートが高く、保険のような存在だったといえる。

仕事内容に対して大いに魅力は感じたが、全国転勤である点は頭から離れなかった。イオンモールは１～３年ペースで転勤があり、生活がしづらいように思えた。商業施設業界として、三井不動産商業マネジメントは全国転勤であるし、その他になると待遇が落ちたり、小売りを経験させられる企業もあるため、第３志望ということは変わりなかった。