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- A.
日本通運株式会社の本選考における、説明会の参加からWebテスト、エントリーシート、面接、内定までの選考内容や注意すべき点などを公開しています。面接の実施時期や評価されたと感じたポイントなど先輩のアドバイスを見て、選考対策に役立ててください。
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2018卒日本通運株式会社のレポート
公開日:2018年2月5日
選考概要
- 年度
-
- 2018年度
- 結果
-
- 内定辞退
- 職種
-
- 総合職
投稿者
選考フロー
企業研究
とにかく日本通運はセミナーや説明会を頻繁に行ってくれる企業様であったため、そのセミナーに9割通ったことは重要であったと思います。そのため、一番の企業研究はこの「セミナーや説明会」であったと思います。それぞれのセミナーが似たような内容であったりなかったりしますが、それぞれにそれぞれの特色があり、日本通運という企業を多面的に見ることができました。同じことを言っている時もあり違うことを言っている時もあり、違うことを言っていれば、日本通運という企業の細かい部分まで知ることができますし、同じことを言っていれば、それは日本通運の中でも特に重要な部分なので企業を知る上で一番重要な軸になると思います。とにかく説明会の中にいろいろなヒントやネタが隠れていますので、少しでも多くの説明会やセミナーに行くだけでも、面接のネタや企業としてどんな特徴があるのか十分に知ることができると思いますし、最も手間暇なく企業研究ができるのではないかと思いました。先輩座談会などもありますので、こちらも率先して参加すべきだと思います。先輩方に「働くとは?」「社会人とは?」などといった質問をすると、大体重要な部分は同じことを答えてくれたので、そこが日本通運に入るにあたって、企業が重要視している部分なんだなと知ることができます。
志望動機
私は小学生の頃からインターネットに触れ、ネット通販を使用してきました。本などを頼む際、関東などでは発売日通りに届いたり、お店に本が並ぶのに、本州とは海を挟んで離れている私の街には発売日通りに商品が届かなかったり、発売日から二日遅れて商品が入荷することが常でした。その際「なぜ同じ日本なのに発売日に商品がないのか」と疑問を感じ、物流に興味を持つようになりました。大学に入り、物流を学ぶようになってから、経済を根底から支えている物流に魅力を感じ、モノを円滑に運ぶことで人々の生活を支え物流の恩恵を与えたいと考えるようになりました。御社は日本屈指の物流ネットワークと技術、国内外での多くの実績を持ち、国内での物流業界を牽引しています。その御社で働くことで、日本国内外の多くの人々に物流の恩恵を与えることができると考え、御社を志望いたしました。
説明会・セミナー
- 時間
- - -
- 実施時期
- 2018年03月
座談会・懇親会
- 形式
- 学生不明 面接官不明
- 実施時期
- 2018年04月
WEBテスト 通過
- 実施時期
- 2018年04月
- 通知方法
- メール
- 通知期間
- 1週間以上
WEBテスト対策で行ったこと
国数英のテストだったので、高校の簡単な問題集を軽く解きました。
WEBテストの内容・科目
国、数、英、性格診断
1次面接 通過
- 実施時期
- 2018年06月
- 形式
- 学生2 面接官2
- 面接時間
- 30分
- 面接官の肩書
- 5年目くらいの人事担当
- 通知方法
- 電話
- 通知期間
- 1週間以内
評価されたと感じたポイントや、注意したこと
答えの中に物流業界が第一志望であることを加えたり、自分が複数の動作を同時にできることなど、能動的に行動でき、かつ多面的に物事を見ることができることを伝えられたことが一つあったと思います。あとは物流業界への熱意と、何故日本通運なのか、という熱意を聞かれた際には、他の質問より早く答えを返すようにしました。これに関してはあらかじめ大体の答えを準備をしておく必要があると思います。
面接の雰囲気
どちらも穏やかで話しやすい雰囲気で、最初にアイスブレイクのようなやり取りを交えてくれました。そのあと質問に入る際も軽い感覚で質問してくださり、「切り替えなきゃ!」と緊張することもなく、回答に入れました。
1次面接で聞かれた質問と回答
大学の学生寮の寮長として、どんなことをしたのか、具体例を合わせて教えてください。そしてそこで何を得ましたか?
日本人50人、留学生50人の計100人が住む学生寮で、寮生たちが快適に過ごせるよう日々の生活環境の改善や、点検などを日常業務としていました。その他新寮生歓迎会などを実施したり、イベント運営なども行ってきました。特にイベント運営では寮長の下についている各階のフロアリーダーたちの先頭に立ち、彼女たちに指示を出しつつ、協力して作業を行い、イベント開催までこぎつけました。これらの活動で、自分自身でゼロから考える力、複数人の中でリーダーシップをとる力、人の反応を見つつ言葉をより深く取捨選択して発言する力など、複数の力を同時に発揮していました。このことでよりマルチタスクでできる幅が広がり、自分の行動できるキャパシティを広げることができたと考えます。
物流に興味を持ったきっかけはなんですか?
小学生の頃からEコマースに触れていたこと、自分の住んでいた場所が本州から離れていたことが一番のきっかけだったと考えます。本土から離れていたことで、ネット通販の商品の到着に数日を要したり、地元の店舗に新商品が入荷する際も発売日を二日過ぎて入荷することが常でした。子供心に早く商品が欲しかった私は、この待たされる時間が嫌いで、「なんで同じ日本なのに、商品が来るのが遅いんだろう?」と思い、物の運ばれる過程に関して興味を持つようになりました。この経験が非常に強く残った結果、物流過程に興味を持ち、大学進学の際にも、物流を学べる学校を選んだり、就職活動の際、志望業界の第一志望に物流業界を選んだりなど、進路選択に大きく影響を及ぼしたと考えています。
2次面接 通過
- 実施時期
- 2018年06月
- 形式
- 学生1 面接官2
- 面接時間
- 40分
- 面接官の肩書
- 入社10年以上経っている人事担当者
- 通知方法
- 電話
- 通知期間
- 即日
評価されたと感じたポイントや、注意したこと
簡単な質問に関しては、矢継ぎ早に質問される場面が多々あったので、そこでこちらもレスポンスを早くして、「即答」するように心がけました。のちに聞いたら、この場面が「レスポンスが早い→答えをすぐ考えられる→頭の回転が早い」という風に取られていたようです。
面接の雰囲気
片方は穏和な雰囲気でしたが、もう片方の試験官はやや無愛想で淡々とした感じでした。さらに無愛想な方は質問のきき方もややタメ口というかフランクな感じでした。しかし、無愛想でフランクと言っても、失礼、感じが悪い、といったわけではなく、淡々としていても、こちらに対しての礼節はきちんとありました。
2次面接で聞かれた質問と回答
日本通運で何をしたいか?どういう社員になりたいか?
日本国内外のより多くの人に物流の恩恵を届けたいです。私が物流業界に魅力を感じたのは、決して目に入る場面が少なくても、実は人々の生活からは決して切り離せないほど生活に密着している、その社会生活を根底から支えている「縁の下の力持ち」具合です。御社は国内屈指の技術とネットワークと実績を備えています。さらに「運べないものはない」という言葉のもとに、その能力はさらに飛躍し続けています。そんなさらなる発展を続け、力強い言葉を掲げる御社で、私は「どんなものでも運んで見せる」ことを実現し、将来「世界の物流に日通あり」と知られるような位置に日本通運がいたれるよう全力を尽くしたいと考えています。そのために、日通を使ってくださるお客様に、ベストな選択をしていただけるよう、より多くの選択肢を提示し、いずれお客様から「日通のこの人にならできる」と言っていただけるような社員になりたいと考えます。
大学の寮長は立候補か?他薦か?何故自分が選ばれたと思う?
大学からの指名制でした。連絡をいただいた際、何故私なんですか?と聞くと、「2年間学生課でお会いしており、人柄を鑑みて適任だと思いました」という言葉をいただきました。他のフロアリーダーたちではなく私であった理由は、社会人経験があったことと、1年間の浪人生活を経験していたことから、他の学生たちと比べ精神的に成熟していたことと、学生よりも社会人よりの考え方ができていたことが担当者の目に止まったのではないかと考えます。担当者の学生課職員の方は、その点を私の2年間の学生生活から見抜き、さらにフロアリーダー面接の時にリーダーシップに関する質問をするなどして確信を得た上で私にお話をくれたのではないかと考えます。
最終面接 通過
- 実施時期
- 2018年06月
- 形式
- 学生1 面接官1
- 面接時間
- 40分
- 面接官の肩書
- 人事部の役職持ちの方でした(部長クラス?)
- 通知方法
- 電話
- 通知期間
- 1週間以上
評価されたと感じたポイントや、注意したこと
全国転勤のある企業ですので、環境が変わることへの適性を見られていたと思いました。ですので強く「大丈夫です!」と伝えたのが功を奏じたのかなと感じました。あとは日本通運に対する熱意をどれだけ強く伝えるかだと思います。最終面接でしたので、とにかく「御社が第一、何がなんでも入りたい」と強く伝えるようにしました。最終面接ではあまり意表をついた質問はされずに、あくまで自分のことを掘り下げてくる感じでした。最終面接の前に、何故自分は日本通運で、さらにこの分野がいいのか?と今一度掘り下げておくといいかもしれません。
面接の雰囲気
試験官の方はニコニコしていらっしゃったんですが、溢れ出るプレッシャーがありました。最終面接だけあって、部屋の雰囲気も、空気の重みも違いました。
最終面接で聞かれた質問と回答
日本通運を色で表したらあなたは何色だと思いますか?
赤です。赤は、情熱の赤と言われるだけあり、非常に熱意を感じる色でもあります。御社の選考で関わらせていただいた方々は皆さん非常に熱意にあふれ、情熱を持って私に接してくださったことが強く記憶に残っています。そのことから、御社の社員の方々はどなたも非常に情熱を持って仕事や人々に接しているのだなと感じました。さらに、御社のロゴのマークにもこの赤色が使われています。赤いロゴに黒の字で社名が書かれているのが御社のトレードマークでありますが、この赤いロゴが私の中で強く印象に残っていて、このロゴイコール日本通運、という等式が成り立つほどです。この何事にも果敢に挑む挑戦心と情熱を持った社員のイメージと会社の顔とも言えるロゴの2点から、私は御社を赤色であると考えました。
あなたは知らない土地に行ってもすぐに馴染める人ですか?
馴染めると思います。私はもともと旅行など知らない土地に行くことが好きな性分ですし、新しいものを見るのに強い好奇心を感じます。大学進学を機に関東へ出てきましたが、その際も、親元を離れる寂しさはありましたが、新しい土地で生活を組み立てることへの不安感はありませんでしたし、実際暮らし始めても不安になることはありませんでした。むしろ、今まで自分が見たことのない街の姿、知らない風景を見て感じて、その土地を知っていくことや知らなかった道を知っていくことに「攻略していく」楽しさを感じていました。旅行していてもそうですが、道をすぐに覚え、帰る頃には「せっかく知った土地を離れるのは名残惜しい」と考える方で、すぐに「またここに訪れたい」と思います。ですので、私は旅行にしろ仕事にしろ、私生活にしろ、知らない土地ではすぐに馴染み、対応できる人間であると考えます。
内定者のアドバイス
内定後の企業のスタンス
最後にまだ結果が出ていない企業がある、と言ったら、三週間ほど考える時間をくれました。そこでまた進捗を聞かせてください、という感じだったので、最後の企業の返事を待ってくれている感じでした。
内定に必要なことは何だと思うか
物流業界を志望するのならまず考える企業の一つであると思います。特に活動するフィールドが広いので、業界全体のことを幅広く押さえておく必要があります。日本通運だけではなく、他の物流企業の説明会に行くことで、様々な業界事情を教えてくれるので、情報収集になると思います。とにかく情報を集めてください。そして自分に必要な情報を取捨選択し、理論武装しましょう。基本的には説明会で話していることを理解できていれば、面接で困ることはないと思いますが、いろいろ情報を持っていると、より魅力的なアピールができると思います。とにかく誠実であること。
内定が出る人と出ない人の違いは何だと思うか
頭の回転の速さ。とっさの質問に機転を効かせられるかで試験官の表情が変わることが多かったなと思います。人によっては「よく今の質問素早く答えられたね」と言ってくださる方もいました。あとは自信を持って話せるか。大なり小なり不安はあると思いますが、最終面接で控室にいたメンバーを見ると、みんな背筋が伸びていて緊張していながらも表情があり、声もそれなりに出ていました。自信のない様の人はそれだけでマイナスになることが多いので、虚勢でも前を見据えて声を気持ち張りましょう。
内定したからこそ分かる選考の注意点
特に学歴は求められてはいないと思います。最初のwebテストは国数英はボロボロでも意外と大丈夫です。特に注意してみているのは性格診断なので、こちらの方に特に気をつけましょう。性格診断は特に、問題数が多い上に最後にくるので、疲れて適当に押しがちです。
内定後、社員や人事からのフォロー
OB面談をセッティングしてくれました。OBの方も内定が出ているからこそ話してくれることを話してくださり、とてもためになりました。
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日本通運の 会社情報
会社名 | 日本通運株式会社 |
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フリガナ | ニッポンツウウン |
設立日 | 1937年10月 |
資本金 | 701億7500万円 |
従業員数 | 34,299人 |
売上高 | 1兆1108億3800万円 |
代表者 | 竹添進二郎 |
本社所在地 | 〒101-0024 東京都千代田区神田和泉町2番地 |
平均年齢 | 44.3歳 |
平均給与 | 578万9000円 |
電話番号 | 03-5801-1111 |
URL | https://www.nittsu.co.jp/ |
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