- Q. このインターンに興味をもったきっかけ・参加した理由・選んだ基準を本音ベースで教えてください。
- A. 大学で経済学部に所属しており、ゼミも金融系であったこともありもともと金融業界へのモチベーションが高かったため応募しました。銀行、証券、保険などさまざまな金融職を経験したいと考えていたため特徴を知るためにこの企業にも応募しました。続きを読む(全114文字)
【数理IT×金融の挑戦】【22卒】野村證券の冬インターン体験記(理系/クオンツデータサイエンス)No.13412(東京大学大学院/男性)(2021/3/24公開)
野村證券株式会社のインターンに参加した理由や選考フロー、実施期間、当日の形式や具体的な内容、インターン参加後の感想など、体験記の詳細を公開しています。ぜひ、先輩の回答をインターン対策に役立ててください。
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2022卒 野村證券のレポート
公開日:2021年3月24日
インターン概要
- 卒業年度
-
- 2022卒
- 実施年月
-
- 2021年2月 中旬
- コース
-
- クオンツデータサイエンス
- 期間
-
- 5日
投稿者
- 大学
-
- 東京大学大学院
- 参加先
-
- 三菱UFJ銀行
- 野村證券
- 三菱重工業
- PwCコンサルティング合同会社
- みずほフィナンシャルグループ
- 日本総合研究所
- 内定先
-
- アクセンチュア
- KDDI
- PwC Japan有限責任監査法人
- NTTデータ
- 日本タタ・コンサルタンシー・サービシズ
- 有限責任監査法人トーマツ
- 入社予定
-
- 有限責任監査法人トーマツ
インターンシップ参加前
このインターンに興味をもったきっかけ・参加した理由・選んだ基準を本音ベースで教えてください。
理数系、IT系の知識を金融という領域で考えた時に最も生かせる分野がクオンツ・データサイエンスと考えられる。銀行・證券・保険の中で最も興味があった証券会社、かつ業界1位の会社である野村證券のインターンに興味があったため。
このインターンの選考に受かるために行った対策・準備・勉強したこと・調べたことを教えてください。
若干名のみインターン参加可能ということであったので、能力そのものを重視されていると思った。それゆえ、ESにおいては、あいまいな表現は避け、「自分は何を学んで、そのうえで何を達成してきたか」を出来るだけ明確に書くようにした。
同業他社と比較して、このインターンの選考で重視されたと感じるポイントを教えてください。
金融の前提知識はいらない、と言われた通り、どれだけ自分の専門性(数学・物理・情報)をしっかり深められているかを重視されていた。
選考フロー
エントリーシート → WEBテスト → 最終面接
エントリーシート 通過
- 実施時期
- 2021年01月 中旬
- 通知方法
- メール
- 通知期間
- 1週間以内
ESの内容・テーマ
本インターンへの志望理由 / これまでで達成した経験(ガクチカ)/ あなたの専門にしている領域について一つテーマを選んで、高校生にも分かるように説明してください(800字)
ESの形式
web で入力
ESの提出方法
マイページ
ESを書くときに注意したこと
この職種は非常に専門性と論理性を重視している職種であったので、自身の専門(物理)の説明問題を他人(素人)に読んでもらい分かるかどうかを確認してもらった。
ES対策で行ったこと
就活サイトの前例を、野村證券だけでなく同業他社についても確認して、どういった共通点があるのかを分析した。
対策の参考にした書籍・WEBサイト
なし
WEBテスト 通過
- 実施時期
- 2021年01月 下旬
- 実施場所
- 自宅
- WEBテストの合否連絡方法
- メール
- WEBテストの合否連絡までの時間
- 1週間以内
WEBテスト対策で行ったこと
なし。前日にしっかり睡眠をとり、食後数時間おいて取り組んだ。
WEBテストの内容・科目
玉手箱
WEBテストの各科目の問題数と制限時間
計数・言語
対策の参考にした書籍・WEBサイト
なし
最終面接 通過
- 実施時期
- 2021年02月 上旬
- 面接タイプ
- オンライン面接
- 実施場所
- オンライン
- 形式
- 学生1 面接官3
- 面接時間
- 40分
- 面接官の肩書
- 人事(若手一人上役2人)
- 通知方法
- メール
- 通知期間
- 1週間以内
会場到着から選考終了までの流れ
オンライン
面接の雰囲気
最初に自己紹介と研究内容について聞かれてそこまでは厳かな雰囲気であったが、2,3質問が終わると非常に和やかなインタビュー形式になった。
評価されたと感じたポイントや、注意したこと
やはりその人の専門性と、それを説明するだけの論理性が重要であると感じた。他の参加者も同じような背景を持った人が多いため、数学、IT系に強いことは肝要であると思う。
面接で聞かれた質問と回答
あなたの研究内容を教えてください。
私は素粒子物理を専攻していて、特に未知の素粒子を探索することをモチベーションに研究しています。素粒子に関する大きな国際プロジェクトに参加していて、特に私は解析システムの方を担当しています。未知の粒子を見つけるためには、その粒子がなんであるかを正確に把握しなければいけませんが、粒子には顔が書いてあるわけではないため基本的に分かりません。そこで、私が開発しているシステムは、機械学習を用いて未知の粒子と既存の粒子を識別する分類装置です。基本的にはコーディングだけでなく、実験データからどういった情報が得られるかといった分析の方も、本分類装置をもとに行っています。
クオンツ・データサイエンスという領域でどういったことに興味がありますか?
私は自身の研究で機械学習を用いていたり、物理・数学を頻繁に使うことから、そういった知見が生かせる領域であるクオンツ・データサイエンスに非常に興味があります。特に、時系列解析や自然言語処理など、様々なAIの手法を用いた景気・株価予測を本インターンを通じて学びたいと思っていて、そこで得た知見をより幅広いクオンツの文脈に生かしたいと考えています。
逆質問の時間
- はい
- いいえ
面接後にフィードバックがあった場合はその内容を教えてください。
なし
対策の参考にした書籍・WEBサイト
なし
インターンシップの形式と概要
- 開催場所
- オンライン
- 参加人数
- 8人
- 参加学生の大学
- 東大が8割、他2割(東工大や早慶、旧帝大)といった形。一昔前までは東工大の人が多かったそうだが、最近は東大ばかりらしい。
- 参加学生の特徴
- 専攻は(数学・物理・情報・工学・経済)とばらばらであるが、皆なにがしかの分析手法と数学・統計の知識をもっていることは確かであった。
- 参加社員(審査員など)の人数
- 7人
- 報酬
- なし
- 交通費の補助
- なし
- 昼食費の補助または現物支給
- なし
インターンシップの内容
インターンの形式・概要
与えられた課題に対する分析とプレゼン(個人作業)
インターンの具体的な流れ・手順
基本的には個人作業で解析・資料作成を行う。ただ社員や雑談部屋は常に存在するため、質問や他参加者との相談は頻繁に行われていた。
このインターンで学べた業務内容
クオンツやデータサイエンスにおける様々な手法とプレゼンにおける注意点。
テーマ・課題
1つの共通課題(理論株価の推定)と3つの選択課題(一つ選ぶ、金融やAIに関する課題)を5日間で自由に分析して最終日にプレゼンを行う
前半にやったこと
基本的には分析課題に対する分析作業が中心であった。間にいろんな社員(若手から、かなりの重役まで)のお話や質問をお聞きするイベントも設けられた(一日2時間ぐらい)
後半にやったこと
後半も基本的には課題分析と資料作成が中心であった。間にお話しをお聞きする時間も設けられたがそこまで多くはない。前半と違って、メンターの社員の方から積極的に質問や進捗報告する機会が増えた。
発表会はありましたか?
- はい
- いいえ
審査員の肩書き
野村の金融工学研究所の社員や部長クラス
優勝特典
特になし
インターンシップを通して印象的なフィードバックは何ですか?
基本的にはメンターの方と課題分析について様々な質問を行って交流する。交流会もあって複数の社員との雑談するフェイズも存在した。最終日にはプレゼンと課題に対するフィードバックが行われた。
苦しい・大変だと思った瞬間は何ですか?
単純に分析課題が難しく、求められるプレゼン資料のレベルも高いため、5日間が濃密であった。特に答えがある課題ではなく、分析と考察という「深さ」が求められたので、時間の許す限り頭と手を動かしていたので大変だった。クオリティを考えなければ正直そこまで大変ではないが上げようと思えばキリがなかった。
インターンシップを終えて
インターン中、他の学生とはどのように関わりがありましたか?また、そこから学びはありましたか?
基本的に分析・資料作成は個人作業であるが、お互いに相談しあったり雑談したりと、交流に関してはかなり柔軟であった。
インターンシップで学んだこと
もともと物理と数学くらいしか分からなかったので、実際の金融(商品・株価・景気)などの関係が、実際の分析技術と共に新しく学ぶことが出来た。加えてプレゼンの質も(資料作成について)社員さんと共に推敲を重ねていったので、学生時代よりもはるかに高いものになったと思われる。
参加前に準備しておくべきだったこと
基本的には自身の専門性(分析技術)が重要になるが、余裕があるのであれば、株価や企業動向などの簡単な前提知識はあった方が良い。
参加してみて企業で働いている自分を想像できましたか?
- はい
- いいえ
クオンツ・データサイエンスはかなり専門職であり、今回学んだ分析技術だけでなく様々な専門性が必要になるが、その一端に課題分析を通して触れられたと思う。特にコンサル的な側面もあり、プレゼントして分析結果・考察を上役たちに発表する機会もかなり貴重であった。
本選考で内定が出ると思いましたか?
- はい
- いいえ
今回のインターンはかなり若干名での募集となったため、ある程度は評価されていると思う。その中でインターンを通じて自分の興味のある技術や適性も見えてきたところがあったため、当企業の利益活動に十分貢献できる人材に成長できる・したい、と考えている。
この企業に対する志望度は上がりましたか?
- はい
- いいえ
本インターンはかなりレベルの高いことをやっているため、当然学ぶことも多く、あるいはその企業の仕事を十全に知ることが出来たと思う。その中で、自分の興味や適性が見えてきたところもあって、自分ならこの会社でどういうことがやりたいかを明確にできたと感じた。
この企業を本選考でも受験予定ですか?
- はい
- いいえ
インターンへの参加が本選考に有利になると思いましたか?
- はい
- いいえ
元々かなり厳選してインターンに招待されているため、扱いが非常に手厚いと感じる。加えてOB訪問などそのあとのケアやギャップ埋めを積極的に行ってくれていると感じたため。
参加後の社員や人事のフォローについて教えて下さい
OB訪問の案内などが来た。そこで自身のキャリアや選考についてじっくりお聞きできるため、インターンに参加するメリットは大きい。
参加前の志望企業・志望業界を教えて下さい
元々、数理的な知識やAIの技術を活かしたいと思っていて、クオンツ、金融データサイエンスはそのうちの人1つでしかなった。しかし本インターンを通じて、実際の技術やそれが金融という領域でどう役立っているかが分かったため、自身がこの業界で働くイメージを持つことが出来、自身の専門性を活かしさらに成長させられる場所だと感じた。
このインターンへの参加がその後の就職活動にどう影響しましたか?
野村證券は業界トップの会社であり、そこで行われている業務も人材も一流であると感じていた。もちろんそれで正しいのであるが、どちらかというとアウトプットに対する責任感や成長する姿勢などをしっかり持っている人が多いと思った。加えて、残業時間が多いと聞いていたが最近はそうでもなく、本当に忙しい時期で65時間程度らしい。
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A.
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野村證券の 会社情報
会社名 | 野村證券株式会社 |
---|---|
フリガナ | ノムラショウケン |
設立日 | 2001年5月 |
資本金 | 100億円 |
従業員数 | 14,771人 |
売上高 | 7703億8700万円 |
代表者 | 奥田健太郎 |
本社所在地 | 〒103-0027 東京都中央区日本橋1丁目13番1号 |
電話番号 | 03-3211-1811 |
URL | https://www.nomura.co.jp/ |
採用URL | https://www.nomura-recruit.jp/graduate/ |