【バラエティー番組の舞台裏】【20卒】日本テレビ放送網の夏インターン体験記（文系/番組クリエーター部門）No.3982（上智大学/女性）（2018/11/21公開）

日本テレビに就職がしたく、インターンがあったので応募した。特にバラエティー部門のインターンは「世界の果てまでイッテQ」などの有名番組のディレクターさんのお話が聞けたり、実際に番組企画をできるようだったので単純におもしろそうだとおもった。

テレビ局はテレビ局志望ではない人もたくさん応募すると思った。その中でも選ばれるように、なぜ日本テレビのインターンに参加をしたいのか、なぜバラエティーなのか、を具体的に書くことを意識した。また、行く前にインターンに参加したことのある日本テレビ社員の方にOB訪問をして話を聞いたり、ESのコツを聞いた。

番組制作について、実際に番組企画をすることで学ぶ

1日目にやったこと

前半はバラエティー番組の作り方を映像や実際に働いている方のお話を交えながら聞く。後半は事前出されたオリジナル番組の企画書をもとにグループで１つの番組企画を考え発表する。

バラエティー番組のディレクター、人事

番組オリジナルグッズ

他のグループは１人の案を採用して企画を作っているグループが多い中で、グループみんなの意見を反映させてつくった企画をつくるのは実際の企画会議でもあることだからよい姿勢だった、と言われた。

限られた時間の中でグループの人の企画をまとめ、さらに発表準備までこなさなくてはいけないのが大変だった。特に私たちのグループは最後の最後まで話し合いに時間がとられてしまい、発表準備があまりできないまま、本番を迎えてしまった。結果発表自体はあまり成功したとはいえないが、話し合いの姿勢に関しては評価してもらえた。

実際に働いていたり、番組を作っている方に自分たちが企画した番組のことを評価してもらえたり、フィードバックをもらえる機会はなかなかないと思うのでとても貴重だと感じた。また、説明会などでは話さないような深い話や今現在進んでいる企画の話を聞けたのも参加したからこそ聞けた話だと思った。

基本的にグループワークは事前課題の番組企画をもとに行われるので、事前課題はきっちりやるべきだと感じた。また、その企画を他の人に説明しなくてはいけないので、短く説明できるようにしておくとよい。

おそらく実際に番組の企画会議をするときはこのようなグループワークのように進んでいくのではないかと思った。ただ、インターンでは基本的に会議室の中のみだったので、その後の収録や編集作業についてはあまりまだ働いているところが想像つかないと感じた。

インターンに参加したから内定がもらえるという制度はなさそうだったが、上級に参加すればそれだけ人事の人に顔を覚えてもらえる確率があがると思う。なので、内定に間接的にはつながるのではないかと思う。実際、過去に内定をもらった人の中で上級インターンに参加していた人の割合は比較的多いとOBの方がおっしゃっていた。

社員の方の雰囲気がフレンドリーで楽しそうだった。就活をするうえで、どんな社風なのか、社員同士の雰囲気はどのようなものなのかは重視してみているので、志望度があがった。また、１年目でも企画がよいと判断してもらえれば、番組をもつことができると聞き、働いた際のモチベーションもあがるだろうなと感じた。

インターン参加者の中から選ばれた人向けに上級インターンが実施される。そこに参加できれば、本選考の際もアピールできると思う。ただ、選ばれない人はそこまで有利になるとは思えなかった。

もともとテレビ業界に興味があった。しかし就活を目前にして、働くうえでなにが自分にとって大事かを考えたときに、自分が楽しいと思えたり、やりがいを感じられるところがいいと思っていたので、それ以外の業界もみたいと思っていた。金融や外資コンサルなど一般的に人気な業界は人通りしらべ、友人や知り合いに話を聞いていた。

インターンシップを通して、この業界の良さを知ることができ、１番行きたい業界に変わった。やはりある程度自由さがあり、自分がおもしろいと思うことを番組なり番組内のコーナーなりの形にできるのはおもしろいし、楽しいのだろうなと感じた。ただ、その分きつい仕事もあるだろうなというのも感じたので、まだまだ業界研究やOB訪問を通して知っていく必要があると思った。