【19卒】フルスピードの冬インターン体験記（文系/総合職）No.4900（慶應義塾大学大学院/男性）（2019/4/11公開）

インターネット広告代理店がどのような業務を行っているかを資料などをみながら感じることができた。様々な業界のクライアントに対して業界のインプットをしたり、人々がどんなワードで入力しているかを考えたり仮説を立てながら日々検証していく仕事は楽しそうだと感じることができた。

多少なりとも検索エンジンがどのような仕組みで回っているのかを知っておくことで良いアウトプットにつながるかもしれないと思った。

クライアントの業界知識をインプットしつつ仮説検証を繰り返すインターネット広告の領域はとても楽しそうだと感じる一方で、社員の方の雰囲気やインターンシップに参加している学生の様子を見ると自分とはあまりレベル感が合わないと感じざるを得なかった。そのため入社した後の姿が想像できなかった。

業界理解が進んでいなかったり、将来何をやりたいのかということをあまり考えずに受けに来ている学生が多いと思ったので、その中できちんと論理的かつエモーショナルに志望動機を伝えることができれば内定をもらうことはそんなに難しいことではないように感じた。

やはりインターンシップに参加している学生のレベルが極端に低かったことがとても残念だった。就職活動を通して、選考やインターンシップの場で様々なグループワークを経験してきたが、ここまで悲惨なグループワークはこれまでなく、自分の不甲斐なさだけでなく、チームが機能しないことの虚無感に落胆した。このような経験はもうしたくないと感じた。

インターン参加者には次のインターンシップが用意されており、そこから早期選考につながっていくものと考えられる。社員の方と話す機会も増えていくと思うので内定が欲しければインターン参加は有効なのではないだろうか。

参加後は別のインターンシップが用意されており、そこでも社員の方とのつながりを持つことができる。人事のフォローなどは特になかった。

インターンに参加する前は、コンサルティング業界やIT系のベンチャー企業を中心に見ていた。具体的には、マッキンゼーやBCGといった外資の戦略ファームやDeNAやサイバーエージェントといった企業である。どちらの業界も若いうちからスピード感を持って成長できる環境があり、高い視座を持って働くことができるため魅力に感じていた。

ベンチャー企業の方がスピード感があって制約がなく働くことができると感じたため小規模の会社を受けていった。ただ、小規模のベンチャーでも当然ながら企業風土は大きく異なってくるため見極めが大切だと感じた。また、業界にこだわらず別の軸でベンチャー企業を見るようになった。具体的には、ネット広告の会社や化粧品のプラットフォームを運営している会社など。