1次面接
【学生の人数】1人【面接官の人数】1人【面接官の肩書】人事は一年目/営業として4年【面接の雰囲気】穏やかでした。志望動機よりもこれまでどんな経験をしてきたか、自分自身のことを深く聞かれました。手書きのESと一緒に説明会で配られる「モチベーショングラフ」も提出し、高い時は何があり、何を学んだか、低い時は何があり、それをどう乗り越えたかなど聞かれました。【学生時代に特に力を入れて取り組んだことはなんですか。】大学2年時の一年間のフランス交換留学に取り組みました。特に、アジア人への偏見を払拭することに苦労しました。半年をかけて一つの文学作品を分析する授業でフランス人学生とペアになりました。一時間の発表を作り上げるのですが、その学生はアジア人留学生である私にいいイメージを持っておらず、なかなか議論を進めることができませんでした。そこで私への嫌悪感の払拭と作品に関する知識の習得に尽力しました。嫌悪感を払拭するために雑談から授業内容まで様々な話題で積極的に話しかけ、アジア人への意識を変え、相互理解を叶えました。また、対象作品が専攻外のものであったため、対象作品を読むことはもちろんそれに関連する著書と作者について調査、研究し、より明確な考えを練り上げ、メールや口頭で相手に意見を伝え続け、信頼を得ました。結果、彼と協力することで発表を成功させ、クラスで二番の成績をもらえました。この経験から、どのような相手、状況でも粘り強く行動することで信頼関係が築けることを学びました。【モチベーショングラフで一番低いところはどのように乗り越えましたか。】高校留学中、ホスト家族にホストチェンジをすると言われたことです。私は一年間でホームステイさせてくれる人たちと家族になることを目標にしていました。しかし、上手く話せない緊張と迷惑をかけたくないという思いから、自分の殻に閉じこもってしまう場面がありました。ホスト家族もすごく親切でしたが、そんな私に気を使いすぎて、負担になってしまったのだと思います。半年一緒に過ごしましたが、ホストチェンジをすることになりました。原因は私が相手を信用していなかったことだと考えました。そして、自分が心を開かなければ向こうに気持ちが伝わらないということに気がつきました。結果、次のホスト家族とは初めから自分の思いを下手くそでも毎日話しました。そうすることで信頼関係を築くことができ、また、話し続けることで自分の語学力にも自信が持てるようになりました。この経験から、何事もまずは自分から行動することの大切さを学びました。【評価されたと感じたポイントや注意したこと】アルバイトや部活、留学などすべてのことにおいてなぜその選択をしたのかをしっかり答えるように自己分析をしたことと、そこから学んだことを社風に合わせることで会社にもあっていて長く働いてくれそうだという印象を与えることができたと思います。
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