【16卒】フルスピードの夏インターン体験記（総合職）No.86（慶應義塾大学/男性）（2017/12/14公開）

フルスピードは広告代理店なのでとにかくクライアントが何を求めているかを徹底的に聞く、引きだす、そしてその期待を超えるものを与えるという姿勢が求められていると感じたので代理店と事業会社と求められていることから社風まで全く違うということを体感できた。

予算1億円程度のマーケティング施策の提案事例などを何個か見ておけば発表に活かせたかもしれないと感じた。というのもかなりの額の予算の内訳をどうするかは当然経験がないため配分の仕方、またリスティング、SEO、DSPなどどの方法を選択するかなどの意思決定が難しかったので事前に事例をインプットしておきたかった。

実際にどういうスペース・部屋で働くのか、社員さんの1日のスケジュール、入社3年目までどういう働き方をするのかが全くわからなかったので、webマーケティングのコンサルティング営業をすることがわかったくらいで会社や仕事についてほとんどわからなかった。

インターンの参加学生を見る限り、webマーケティング未経験者が多くITベンチャーで長期インターンをしていてSEO、リスティングなどの知識があることはフルスピードを受けるにあたってはかなり有利に働くと感じたから。

志望度が下がった理由は、フルスピードは代理店であって事業会社ではないため結局のところ自分の意見をおいといてクライアントのいうことを聞かなきゃいけないのかな、と感じた。自分はこうやったほうがいいと思うのにクライアントがそれを拒否したら実行できないわけで、それはつまんないと思った。

インターン参加者のみのシークレットセミナーに招待された。また本選考になってから最初の説明会兼GDでは、インターンシップ参加者はこの選考では落ちないと保証された。

シークレットセミナーの招待以外には特にインターン後にフォローはなかった。優秀者には個別でフォローが入るというよりはシークレットセミナーにインターン参加者を招き、本選考も受けさせたいという感じだった。

ITベンチャーに行くことは決めていたが規模感や事業会社か代理店、運営サービスなど特に何も考えておらず、夏の短期インターンに行くことによってある程度方向性を定めようとしていた。

広告代理店であるフルスピードのインターンを経験して、正直広告代理店は自分が試したいことを試せるとは限らないし、自分は納得できなくてもクライアントのいうことをやらなきゃいけないと考えると自分には向いていないと感じた。このインターンによってとにかく代理店は今後受けずに事業会社に絞って会社を探していくことを決めた。