【証券業界の一日体験】【21卒】みずほ証券の夏インターン体験記（文系/総合職）No.11286（中央大学/女性）（2020/10/19公開）

文系なのでとりあえず、金融業界を志望していた。金融の中でも証券は敷居が高かったが、このインターンは1dayであり気楽に参加できそうだと思い応募した。選考もESのみであり負担が少ないというのも応募の決め手だった。

特に何もしなかった。選考がESのみであったので、強いて言うならば、ESに誤字脱字がないか、簡潔に書けているかを注意した。

発行体と投資家をつなぐ証券会社の業務を体感できる業務ワーク

1日目にやったこと

最初に企業説明を受け、その後に発行体役と投資家役に班ごとに分かれて、顧客に扮する人事の要望を叶えるロールプレイング（グループワーク）を行った。最後に座談会があった。

なし

時間が足りないのは、実際の業務もスピード感を持ってやっており、それを体感してもらうためだと言われたこと。足りない時間の中でいかに顧客に寄り添った提案ができるか、時間が足りなくて提案ができないというのは社会人として論外であると言われた。

とにかく時間が足りなかった。このワークでは自分の班だけではなく、他の班の意見もしっかり聞かないと成り立たず、コミュニケーションをとることがとても大変だった。また、作業分担をした際に、自分の作業が終わったら他の人の作業を手伝えば効率が良いのに、協力体制が見えない人が班内にいて苦労した。

ワークを通して証券会社はスピード命だと強く感じた。膨大な資料を読み込み、顧客に寄り添い、いかに効率よく仕事をするかが求められる職業だと思った。インターン初期にこのインターンに参加したので、時間を意識することがいかに大切かを学べ、その後のインターンに活かせた。

IPOなどの証券用語を知っておけばよかった。資料に書いてあったり、教えてもらえたりするが、事前に知っておくと時間がないなかスムーズに作業ができると思う。

このインターンは半日であり、企業説明の時間も少ない。またワークが半分以上の時間を占めており非常に疲れるため、社員の方の話を聞く座談会の時間にはクタクタになり、思うように質問ができなかった。実際の社員がどのように働いているのかを見ることもできないので働くイメージができなかった。

このインターンを通して自分は金融業界に向いていないと思い、本選考では他の学生と比べ熱意を上手に伝えることが難しいと感じた。社員の方に同業他社比較がしっかりできていることが重要だと言われたが、この後に企業研究をすることはないだろうと思ったので自分には内定は厳しいと思った。

スピード感が求められる証券会社は自分には合っていないと思った。スピードを重視するあまり顧客のことを考えられなくなる可能性があると感じ、それでは本末転倒だと思った。また、お金を右から左に流しているという印象が拭えず、業務に魅力を感じなかった。

インターン参加後に模擬面接練習会の案内が来た。参加しなかったので不明だが、その後に何等かのイベントがあったのかもしれない。金融業界はイベント参加率が重要なのでプラスになると思う。

採用人数も多く、文系ということもあり金融業界を見ていた。具体的には、メガバンや３大生保、損保、という大手企業しか見ていなかった。特に軸ややりたいことがあるわけでもなく、ただなんとなく志望しているという感じだった。夏のインターンは金融業界に絞って選考を受け参加したが、秋・冬は様々な業界のインターンに参加した。

業務内容に魅力を感じず、スピード命な証券会社に興味がなくなった。金融業界は厳格だが、どこか空元気に振舞っているいるように感じられた。自分はワークライフバランスを重要視しているので、ストレスフルであるこの業界は志望度が下がった。自分に合った業界を真剣に探そうと心を入れ替えられた面ではこのインターンシップに参加して本当に良かった。