【金融の常識、お客様視点】【21卒】りそな銀行の夏インターン体験記（文系/総合職）No.11481（中央大学/女性）（2020/10/21公開）

周囲が就活をはじめ、自分も何か行動しなければと考えていた。金融は採用人数が多く、インターンシップに参加すれば本選考に近づくと聞いたので、金融業界のインターンシップばかりを応募していた。りそなもその1つであった。

ESは論理的にかつ簡潔に書くことを意識した。面接は事前に体験談などを読み、想定される質問に答えられるよう準備した。

会社説明、ワーク、座学を通して業界理解

1日目にやったこと

最初に自己紹介を行った後、簡単な企業説明を受けた。その後、金融業界、銀行についての座学を長時間受けた。また、金融知識を学ぶための簡単なゲームみたいなものも行った。

2日目にやったこと

事業継承についての説明を受けワークを行った。行員扮する企業の方を訪問し、話を聞きその企業に最適な事業継承のプランを提案するという、ロールプレイングワークを行った。最後に3日めのプレゼンの課題が発表された。

3日目にやったこと

午前中は、2日目の最後に言われた課題について、各自考えてきたものを基に再考した。午後からは発表を行い、学生同士で投票をして順位を決めた。最後にフィードバックを頂いた。

人事

文具

銀行の常識は世間の非常識という言葉が印象に残っている。行員としての常識は捨て、お客様の立場に立って何事も考えることが大切であると学んだ。低姿勢であるのに驚いた。

1日目の座学の時間がとてつもなく長かったので退屈だった。ロールプレイングワークでは、お客様の要望を聞き出すのに苦労した。また3日目の発表までの時間が短く、2日目が終わって各自で考えねばならなかったので休まる時がなかった。総じて3日間疲労困憊であった。

このインターンシップに参加して良かったことは、りそなの雰囲気や考え方を知れたことだ。金融業界特に銀行は、言い方が悪いが、上から目線でお高くまとっているイメージがあった。だが、りそなは公的資金で立てなおったという過去があるので、国民第一の銀行であるとわかった。

特段必要なことはない。何も知らなくても、座学でしっかり教えてくれるので大丈夫である。ワークも資料を見れば理解できる。

グループワークは実際の業務に基づいているため、自分が働いている姿をイメージすることができる。また社員と話す機会も多く、自分がりそなに合っているか判断することもできる。りそなについての理解も座学で深めることができるので、この3日間は充実したものになった。

周囲の学生と比べて、自分の意見をはっきり言えていると思ったため。インターンシップに慣れていないせいか、探り探りなところがあったが、自分の意見を持つことは大事だと思った。また、学歴もあまり関係なさそうだと感じたので、自分でも内定が出ると思った。

りそなには、ソリューションフィールドと、カスタマーフィールドがあり、ソリューションフィールドで入社すれば、本社勤務であると思っていた。だが実際は、本社に勤務できるのはほんの一握りであるという話を聞いて、本社勤務志望であった自分は志望度が下がった。

別項目にも書いたが、インターンシップ参加者限定のイベントや座談会などに招待された。参加していないので不明だが、参加すれば本選考に繋がるのかもしれない。会社理解という点では有利になると思う。

就活を始めたばかりで、様々な業界を見ていた。どのような業界でも、ワークライフバランスを重視したいと考えており、やりがいのある仕事よりも、周囲の環境がいい仕事がしたいと思っていた。文系であることもあり、大量採用の金融業界が就活が楽そうだと思っていたので、夏のインターンでは金融業界を片っ端から応募した。

銀行の仕事に魅力を感じず、金融業界は志望から外そうと思った。どうしてもお金を右から左に流しているイメージが拭えず、自分は仕事の楽しさが分からなかった。また、ワークライフバランスを重視しているので、ストレスのかかる金融業界は向いていないと思った。りそなは本社に勤務できるのはほんの一握りであるという話を聞いて、本社勤務志望であった自分は志望度が下がった。