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ソフトバンクグループ株式会社 報酬UP

【未来を創る挑戦者】【19卒】ソフトバンクグループのエンジニアの本選考体験記 No.5192(横浜国立大学/男性)(2018/9/6公開)

ソフトバンクグループ株式会社の本選考における、説明会の参加からWebテスト、エントリーシート、面接、内定までの選考内容や注意すべき点などを公開しています。面接の実施時期や評価されたと感じたポイントなど先輩のアドバイスを見て、選考対策に役立ててください。

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2019卒ソフトバンクグループ株式会社のレポート

公開日:2018年9月6日

選考概要

年度
  • 2019年度
結果
  • 内定入社
職種
  • エンジニア

投稿者

大学
  • 横浜国立大学
インターン
  • 未登録
内定先
入社予定

選考フロー

企業研究

他の通信事業の会社と比べてソフトバンクがどのように異なるのか、企業の歴史や理念等を理解しておく必要がある。ソフトバンクは通信事業が現在のメイン事業となっているが、あくまで時代に合わせた変化の上でそうなっている。そのため面接を受ける際に通信事業という認識ではなく、幅広い事業を行う企業という認識で挑むと良い。就職活動をする上で参考にしたページは就職会議、One Careerや外資就活。面接の際には具体的な研究内容ではなく、自分がこれまでどんなことに挑戦し、どういう考え方で取り組んできたが重視される印象。研究などに対して、自分が見つけた課題に対して、周りとどう協力して取り組んだのか、どんな成果に結びついたのかで勝負した。面接の際に明確なキャリアパスを提示できるとなお良いと感じる。部署は幅広く、一括りできないほどの種類があるため、自分のやりたいこと、興味のあることを持った上でそのことと関連のある内容をもち面接に挑むと話が進む。社員への面談もあるので、活用して話を聴きだすと良い。ネットワーク系の事業を行なっている部署もあるが、それ以外にもデータ解析の部署もあり、またこれからなジョイントベンチャーという形で出資した企業と合同でビジネスを始めることも増えてくるため、現在のソフトバンクの発展を意識し、その上で自分の強みとやりたいことを話すと刺さる。特に代表の孫さんの話は色々なところに出てきているので、それらは必ずチェックする。

志望動機

私がソフトバンクを志望した理由は、情報技術によって人々の生活を劇的に変える変化を与えたいと思ったからです。ソフトバンクは通信事業だけではなく、自動運転技術の開発や、ARMの買収、そのARMがトレジャーデータの買収を行い、これからのエッジデバイスの分野に注力している。それ以外にも、データ解析の数多くのベンチャーに力を注いでいる。それらのベンチャーとジョイントベンチャーという形で新しいビジネスにチャレンジできる環境が整っており、そこに魅力を感じたため志望した。また現在Microsoft社と協業している株式会社キカガクで深層学習の講師を担当し、これまでに全国で100名程度のエンジニアを指導した経験があり、講義資料の作成を通じて身に付けた技術力を活かせると感じたから。

エントリーシート 通過

実施時期
2018年06月
通知方法
メール
通知期間
1週間以上

ESの内容・テーマ

大学院での研究内容。/これまでに取り組んだ作品。/行列テンソルなどに関する研究成果があれば。

ES対策で行ったこと

質問に対して的確に必要な情報を与えられているかを徹底的に確認した。自分だけでなく、知人にも確認してもらい、論理の流れ、ポイント、主張がクリティカルか修正してもらった。

1次面接 通過

実施時期
2018年06月
形式
学生1 面接官1
面接時間
20分
面接官の肩書
5年目のプロジェクトマネージャー
通知方法
メール
通知期間
1週間以内

評価されたと感じたポイントや、注意したこと

印象がとても大切だと感じた。質問に対してなるべく端的に、間延びしないように回答することが必要だと感じた。

面接の雰囲気

すごくリラックスした雰囲気で行われた。一つ一つの質問に対して丁寧に回答して頂いた。厳しく詰め寄ることはなく、雑談も時々ハサミ、全体的な印象を判断しているようだった。

1次面接で聞かれた質問と回答

大学の研究で苦労したこと、工夫したことはどんなことがありますか?

太陽電池の研究を行う上で、電池の性能が出ないところでした。研究を進めていく中で調整すべきパラメータが複数存在するのですが、その中にのみ最適な解が存在すると思い込んでしまい、研究が堂々巡りすることが多々ありました。当然関連する論文を読み、参考にしていたが、それ以外に教授に相談したり、学会に参加して他の大学の教授にアドバイスを仰ぎ、時には研究室に訪問し、ディスカッションをし、研究に対する視野を広げることに取り組んだ。その結果、そもそもの基板に欠陥があるという視点に繋がり、研究が進み、良い成果に繋がった。自分1人でどうにかするのではなく、周囲の人を巻き込みながら、協力してもらい、それを成果で返すことの大切さを学んだ。

入社した際にどのようなことに取り組みたいですか。

私はシミュレーション空間の構築を行いたいです。最近の研究で3箇所の静止画から3D空間を生成するニューラルネットワークが作られました。5G通信の世界で適応させると、リアルタイムで学習、推論することが可能になり、携帯端末で撮影した動画から実空間を再現できます。その空間は自動運転のためのシミュレーション空間や映画の撮影空間、ゲームの空間として用いることができます。5G環境に力を注いでいるソフトバンクで、ぜひともこのような世界の実現に挑戦したいです。このサービスを実現するためにはコンピュータビジョン用のDNNを用いる必要がありますが、私はPreferred Networks社の提供する深層学習フレームワークChainerおよび、ChainerCVを使った実装経験があり、これを活かして開発できます。

2次面接 通過

実施時期
2018年07月
形式
学生1 面接官1
面接時間
10分
面接官の肩書
統括本部長
通知方法
メール
通知期間
1週間以内

評価されたと感じたポイントや、注意したこと

自分のこれまで取り組んだ内容が面接官の求めている姿とマッチしたからだと思う。面接の時間もとても短く、相性が良い場合はすぐに終わる。

面接の雰囲気

温厚な方で終始優しい雰囲気で面接を行なった。あまり無駄な話はせず端的に必要な情報を質問される形だった。

2次面接で聞かれた質問と回答

あなたが現在取り組まれていることについて教えてください。

現在Microsoft社と協業している株式会社キカガクで経済産業省・厚生労働省公認の深層学習の講師として全国100名超のエンジニアにセミナーをしてまいりました。講義の中でOpenCVを使った画像処理、Chainerを使ったCNNの実装、ChainerCVを使った顔認識アプリを教えています。顔認識アプリはエッジデバイスのRapberryPiにwebカメラを接続し画像を取得し、そこからクラウドにアップロード、推論を行うものです。このように私はPreferred Networks社の提供する深層学習フレームワークChainerおよび、ChainerCVを使った実装経験があり、これを活かして開発できます。

企業に入って偉くなりたいか。

はい、私は仕事に熱心に取り組んだ対価として報酬や役職が与えられると考えており、また取り組める仕事の規模も大きくなるので、出世したいです。成果を出すということは社会に有意義な価値を提供したとということど同義なので、出世することで世の中に良い影響を与えられているという風に認識しています。特に貴社のように若手に挑戦する環境が整っており、若いうちから色々な事業に挑戦できるところに魅力を感じています。失敗を恐れずにたくさんの経験を詰み、自分の力を伸ばしていきたいです。特にこれからのソフトバンクの方針で様々な分野に事業展開していくので、その上で自分がこれまで培ってきた経験を活かして、さらに多くの経験を詰み成長していきたいです。

筆記試験 通過

実施時期
2018年07月
通知方法
メール
通知期間
1週間以内

筆記試験対策で行ったこと

筆記試験と書いたがWeb上でCodeCheckのテストを受けるもの。対策としては基本情報技術者の知識、特にネットワーク通信の分野の理解が必要だと感じた。合否に直接関わるものではなく、確認テストのようなもの。結果は教えてもらえない。

筆記試験の内容・科目

共通問題FizzBuzz 60min
選択問題ネットワーク基礎 60min

最終面接 通過

実施時期
2018年07月
形式
学生1 面接官1
面接時間
30分
面接官の肩書
本部長
通知方法
電話
通知期間
即日

評価されたと感じたポイントや、注意したこと

どのような人間であるかが重要視され、志望理由よりも学生時代何をどう考えて取り組んでいたかを深く聞かれた。

面接の雰囲気

温厚な方で、優しい雰囲気で面接を行えた。圧迫ではなく、一つ一つの回答に対して、しっかりと聞いた上で質問をしてくれた。

最終面接で聞かれた質問と回答

学生時代に取り組んだことについてお話ください。その中で苦労したことを教えてください。

私が大学時代に最も力を入れて取り組んだことはアメリカンフットボール部での活動です。私はこの活動でチームをまとめ上げ、戦略を駆使して目標達成する経験を通じて成長したと感じました。下級生の時は自分が成長することがチームの勝利に直結すると考えていましたが、上級生になり部員をまとめる立場に立つことで、それだけでは勝利できないということに気づきました。そこで周りを巻き込んでいくことの大切さを感じ、自らが率先してリーダーシップを取り、全員で同じ方向を向いて一緒に成長することに尽力しました。さらに、アメリカンフットボールというスポーツはチームワークだけでなく、戦略がなければ勝利を得ることができません。そこで、徹底的に相手チームを分析し、自分たちの能力を活かした戦略を考え、頭脳で勝つことにこだわりました。その結果、創部史上初となる一部リーグ準優勝という今までにない大きな結果を成し遂げることができました。

苦労した点はチームのマネジメントです。部員のほとんどが未経験者で、全く異なるバックグラウンドを持った人に対して一つのアプローチではなく、その人に合わせた接し方を学びました。伸び悩んでいる選手に対して何を考え、何を感じているのかを対話することで理解し、どんなことが必要なのかを同じポジションの仲間と共有することで、練習に対する取り組み、試合に対する取り組みを改善して行った。

大学院の研究内容について教えてください。ご自身で工夫された点を教えてください。

私の研究内容は「量子ドット超格子太陽電池の作製技術の構築と理論の確立」です。この太陽電池の変換効率は従来のものの約2倍になると期待されています。また安価に作製できる為、大量生産に繋がり、広く一般的な電力源として将来のエネルギー不足問題に貢献できます。現在抱えている研究の課題としては、電池作製技術の構築です。電池性能にばらつきが生じるので実験条件を改善して制御を試みています。また電池作製は不確実性の伴う実験なので人間の影響を排除するためにグローブボックスと呼ばれる真空装置の中で行います。コンスタントに実験を続けることで研究成果に繋がり、その結果を国際学会で発表しました。

私が工夫した点は太陽電池の作製プロセスの中で人間が影響する要素を徹底的に排除することに取り組みました。太陽電池の評価は最終的な電池性能のみでしか評価できません。そのため実験中に人間の不確定な要素が入ると性能の値を信頼できません。そのため、実験で使用する器具を手作りだったものを機械工場で自ら加工して作製したりするなど電池の規格化に取り組みました。

内定者のアドバイス

内定後の企業のスタンス

すでに内定が出ている企業との中でどれを選択するのかを電話で質問された。内定をいただいた時点で他の就職活動を終了することを受諾するよう要求された。

内定に必要なことは何だと思うか

この企業に内定するために大事なことはこれまでに自分が何を考えてどのような行動を取ってきたのかを明確に持っておくと良い。バックグラウンドの相性ももちろんあるが、それよりも人としての素養を確かめるような質問が多かった。1人で全てやるのではなく、周りを頼って、協力しながらプロジェクトを進める姿勢は企業内でも需要になってくると一次面接の面接官が話しており、そう行った経験の話をしたところ刺さった。またこれまでに積極的に行動して、取り組んだ話があるとなおよい。

内定が出る人と出ない人の違いは何だと思うか

明確に志望した理由をもち、どうしてその行動を取ったのかを説明できるように突き詰めておくことだと思う。一貫してどんなふうに考えて行動する人間なのかが、ソフトバンクに入った後に働ける人材なのかを見極めるポイントとしているように感じた。

内定したからこそ分かる選考の注意点

この企業はユニバーサル採用を取り入れているので、一番最後に受けても良いと思う。しかし、先輩との面談などの予定は時期がずれるとなかなかチャンスが少ないので要注意。終始穏やかな面接ばかりだったので、あまり気負わず自然体で挑むと良い。

内定後、社員や人事からのフォロー

内定者アルバイトを勧められた。また内定後に社員の方と直接話をして、取り組んでいる仕事内容について教わった。

内定後入社を決めた理由

入社を決めたポイント

  • 20代の成長環境
  • 成長市場で働きたい
  • 会社の規模

入社を迷った企業

株式会社ブレインパッド

迷った会社と比較してソフトバンクグループ株式会社に入社を決めた理由

最終的にこの企業に決めた理由は、取り組めるプロジェクトの規模です。数百億円のプロジェクトに関わることは小さな企業ではなかなかできない経験で希少性があると感じたから。またビジネスコンサルタントとして橋渡し人材になるのではなく実際に自分の手を動かして作る立場にいたいと思ったこともソフトバンクに決めた大きな理由である。海外の様々なベンチャーと協力して新たなビジネスを生み出す経験は貴重で、やりがいのある環境だと認識している。

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ソフトバンクグループの 会社情報

基本データ
会社名 ソフトバンクグループ株式会社
フリガナ ソフトバンクグループ
設立日 1981年9月
資本金 2387億7200万円
従業員数 65,352人
売上高 6兆7565億円
決算月 3月
代表者 孫正義
本社所在地 〒105-0022 東京都港区海岸1丁目7番1号
平均年齢 41.5歳
平均給与 1360万円
電話番号 03-6889-2000
URL https://group.softbank/
採用URL https://recruit.softbank.jp/graduate/
NOKIZAL ID: 1130773

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