18卒 インターンES
総合職
18卒 | 慶應義塾大学 | 男性
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Q.
「生活者の変化の兆し」あなたの身の回りの「生活者」の行動で、気になっている“変化の兆し”を一つ挙げ、その理由を具体的に説明してください。
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A.
昨今、人が何かについて自分で考えを巡らせる機会が減っていると感じる。例えば、私の周りで出川哲朗に対する評価が上向いている。一昔前は、「抱かれたくない芸人No.1」など、不名誉なイメージが先行していた彼だが、先日私が友人らと共に、サークル合宿の出し物のネタを集めるため芸人の動画を見ていた際、出川の十八番であるリアクション芸を見て一人が、「出川は一つのことを貫いていて漢らしい。」と言った。私はこれが、出川の良さを真に認める彼自身の発言ではないように感じた。何故ならその頃、有吉弘行が同じ内容で出川を賞賛した記事がSNSで拡散されており、感化される友人が私の周りには多数いたからである。このように、SNSやインターネット上で、意図をせずとも他者の意見が簡単に目に入ってしまう時代の中で、無意識の内に人々の意見は常に他者の意見によって影響され、自分自身で何かについて考えを巡らせる機会は減っていると感じる。 続きを読む
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Q.
上記の“変化の兆し”を踏まえ、あなたが“こうなったらいいな”と思う新しい暮らしのアイデアを考え、その内容を具体的に説明してください。
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A.
上述の通り、現代において「何かを考える機会」は減少している。しかし、人が思考を止めた世界に面白みは無いだろう。その為、考える時間と必要が少ないこの世の中で、考えることの重要性や必要性、楽しさを再確認するため、「Think weekend」を設けるというのが私のアイデアである。これは週末を考える時間に充てようという趣旨だが、その頻度や方法は一つではない。個々人で様々な取り組みを行う過程でその存在が世の中に少しずつ浸透し、カフェや公園、公共施設などで、「考える時間を豊かにするサービス」が様々な形で生まれ、人々が思索に耽る機会を自然に増やすのが狙いである。例えばカフェに入った時、頼んだコーヒーがメモ帳とペンと共に運ばれてきて、棚には哲学書から世界各地の絶景集まで多種多様に並んでいたとしたら、無意味にスマホを開いてSNSの海に飛び込むよりも、思わず一冊手にとって、メモを取りながら思いを様々に巡らせたくなるのではないか。 続きを読む
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Q.
本インターンシップへの志望動機を教えて下さい。
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A.
貴社で働くイメージを掴むためである。昨年、イギリスの百貨店であるJohn LewisのクリスマスCMを見て、たった2分の広告によって動かされた私自身の気持ちの大きさに気付き、衝撃を受けた。以来、様々な形で生活者との接点を持ち、彼らの心を動かしその生き方まで変える広告業界に対して、とても強い興味を抱くようになった。しかし、私の持つ広告業界、また貴社へのイメージは、全て人づて、書籍やインターネット上で得た情報に過ぎず、実際にどのような方が、何を考え、何に気をつけて日々業務をされているのかを掴む事はできなかった。そのため本インターンシップを通じ、貴社の社員の方々がどのように生活者発想で物事を考え、行っているのかを学び取りたいと考えている。そして、私の目指す社員の方々や同じ志を持つ本インターンシップ参加者に対して、今の私がどれほど不足しているのか、その距離を推し測り、今後の成長に繋げていきたいと考える。 続きを読む
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Q.
学生時代に成し遂げたことと、その概要を教えて下さい。
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A.
50ヶ国550人規模の学生会議に日本代表として参加し、参加パネルでチームとして金賞を獲得した事。 私がこの会議において最も注力した事は、各国代表者である7人のチームメイトを、一つの方向に進むために扇動したことである。本会議における最終目標は、ハーバード大学の教授陣に対し、再生可能エネルギーについてのプレゼンを行う事であったが、当初そこへ向けての議論が全く噛み合わず、前へ進めずにいた。私はその原因が相互理解の不足によるチーム内の不信感にあると感じ、作業を一度切り上げ、皆を外食に誘った。食事をしながらパーソナルな話や自国の文化など様々な事を語らい、開会からひたすらプレゼン完成のみに重きを置いてきたメンバー同士のアイスブレイクを図った。結果、それぞれが自分自身をさらけ出す事で信頼関係が築かれた上、各々の強みも見出す事ができたため、その後の作業は適材適所、チームとして協力し合い円滑に行う事ができた。私はこの経験を通じ、対等な立場でメンバーの意識を統一し、チーム力を最大限に引き出す力を培った。 続きを読む